8/5(月)からの週の相場の動きを考えています
第3回は数週間~数か月の中長期投資向けに、景気後退と円高を見越したテーマと銘柄選びです
1.テーマと参考サイト
私が重視しているテーマは2つです。
- 景気後退 → ディフェンシブ銘柄。景気に左右されにくい。
- 円のマイナス金利解除 → 円高でメリットがある会社
株探のサイトを参考にしました。
-
【ディフェンシブ】関連が株式テーマの銘柄一覧 | 株探 | (kabutan.jp)
-
【円高メリット(円安デメリット)】関連が株式テーマの銘柄一覧 | 株探 | 株探 (kabutan.jp)
2.注目しているセクター・テーマ
テーマとしては次のセクターに注目しています。
【景気後退→ディフェンシブ銘柄】
電力、ガス、鉄道、食品、通信、製薬、農林水産
【円高メリット→原材料を輸入してる企業が有利※】
電力、ガス、製糖、ビール、紙パルプ、石油、旅行
※円高で調達コストが安くなる、同じ円の量で海外の物をたくさん買えるようになる。
3.ディフェンシブ銘柄と円高メリットの共通項目
ディフェンシブ銘柄と円高メリット銘柄の共通項目を抜き出すと、
- 電力
- ガス
- 食品製造関係
が共通して狙い目のセクターだと考えました。
ここから少しずらします。
電力は電力会社もありますが、電力を生み出す設備の保守管理を請け負う会社や、設備の部品を製造している会社を探しています。
電力関連の銘柄探し
- 発電用バルブ
- 発電用ポンプ
- 電力会社に入っている電気工事会社
- 電線
- 変電設備
ガス関連の銘柄探し
- LNGの輸入
- プラントエンジニアリング企業
- 移送
- ポンプ
- バルブ
- メーター
食品関連の銘柄探し
- 食品メーカー
- 食品卸
円高メリットの製造コストが安くなる考え方はしっくりきます。一方で、国内需要は少子高齢化で少なくなるので、成長よりも安定収益、年単位のゆるやかな減少になる(?)と考えています。食品銘柄を長期投資で持ち続ける銘柄として積極的に買う場合は、高配当・月足チャート上で買いやすいなどのテクニカル上での追加の理由が必要だと考えています。
4.選別
円高と景気後退懸念がある状況では、次のテーマに絞って探していきます。
- 電力関連・ガス関連のテーマ
- チャートが下がりにくい(日足週足の中期移動平均線とMACD)
- ファンダメンタルズ(低PBR、増収増益、高配当)