学びキャッチアップ

(1)専門職スキルで再就職&転職 (2)投資とトレードを本から学ぶ (3)大人のいじめの対処法 (4)オーディオドラマ&日本の古典の魅力を紹介

ゴールド購入は株価急落後が良い:スイングトレード考え5

2024年8月頭の日経平均の急落に合わせて、ゴールドもシルバーも大幅に売られています。

第1回:1週間の見通し(2024/8/5~)

第2回:銘柄リスト、好業績で大幅下落した銘柄群

第3回:円高と景気後退からテーマ選び

(番外編):含み損からのメンタル回復方法【行動編】

第4回:買いエントリーはドル円とビットコインを見る

第5回:ゴールド購入は株価急落後

第6回:円のキャリートレードの終わり

第7回:マイナーSQと3連休前に手仕舞う

第8回:決算発表時期トレードスタイル、昼休みの過ごし方

第9回:決め打ちをせずに、2分割3分割でエントリーをする

第10回:エントリー銘柄の優先順位付け(リスト付き)

第11回:素直に動かない銘柄を避ける

 

なぜ安全資産と言われるゴールドが一緒に売られるのか、整理をします

1.全て一緒に大幅下落

急落に出会うと日経平均株価やダウ平均株価に加えて、超リスク資産のビットコイン、景気後退で買われやすいディフェンシブ銘柄、安全資産と言われるゴールド、ドル円の円などすべて一斉に大きく売られました。

 

  • せっかく銘柄を分散させてリスク分散をしていたのに 
  • 安全資産のゴールドをポートフォリオに入れていたのに、

こう感じることも多々あります。

 

 

ゴールドが安全資産と言われているのは、急落の「後」に、指数とは違う動きをするからです。実はゴールドには「指数の急落時に一緒に下る」という特徴があります。

 

 

2.ゴールドも売られる理由

コールドが売られるということは、ゴールドの他に持ちたい資産があることを現しています。人の手は2本しかないように、何かを新しく持ちたいなら何かを手放す必要があります。

 

株価急落時に多くの人が持ちたい資産は現金預金です。次のような特徴があります。

  • 為替やインフレを除けば、価格が上下しない
  • 信用取引の保証金にできる

 

特に、信用取引は現金の3倍近くまで資金を動かすことができます。利益は3倍、損失も3倍です。

 

含み損が出たときには、信用取引の保証金は急激に減ります。その不足金を埋めるためには、利益の出ているゴールドを手放して現金化して保証金に充てる方法もとられます。

 

この現金需要の急激な高まりが、株の一斉急落時にゴールドも売られる理由です。

 

では、ゴールドはいつ買えば良いかというと、急落が落ち着いた直後です。

 

 

3.ゴールドを積み立てるなら急落直後

もっている資産の配分をポートフォリオと言います。急落時にはこのポートフォリオのバランスが崩れるので、割合が減少したものが買われます。

 

買われる対象が高配当株なのかゴールドなのかや、急落後のパフォーマンスの予測は難しいですが、株式投資やスイングトレードをやめることなく安定運用に切り替えるなら、個別銘柄と一緒に急落したゴールドは絶好の買い場です。

 

 

4.上場投資信託で素早いトレード

上場投資信託は「ETF」と呼ばれています。個別株と同じように場中で売買をすることができ、信用取引で空売りをすることもできます。

  • 純金上場信託
  • 純銀上場信託
  • WT金上場信託
  • WT銀上場信託

などの金融商品があります。

 

ゴールドは長期積立が有名ですが、価格の変動が激しいときには、資金を抑えた短期スイングトレードで使いやすい商品です