仕事術の本と、関連本をスピーディーに紹介します。
1.スピードを強みにする
この本の中心テーマは「スモールビジネス」です。
この本を一言で表すなら、「会社員が副業に活かす本」です。
「どんどん仕事をしたい人」にオススメの1冊です。
- 仕事を速く終わらせることは良いこと
- 挑戦回数を増やすことは良いこと
- 仕事の範囲を広げるのは良いこと
これらの職業観を強化することができます。
会社や組織の規模が小さいチームになるほど、スモールビジネスの仕事術は活きてきます。
- 申請許可が遅い → スピード向上
- 属人化 → 仕組み化
- タテ割り → 営業を自分でする
など、起業の本を読むことで、タテ割り仕事に就いていたとしても、事業の全体を見る練習になります。
2.内容
24時間で起業をするためのツールが紹介されています。
- 集金と決済を楽にするツール
- ホームページをつくるツール
- 口コミを書いてもらうサイト
- 広告周知に使うサイト
- LINEやInstagramをビジネスで使う方法
など、著者自身が経営者なので、実践的な内容が多く含まれています。
また、本文には、
- 初期投資は1万円未満
- ビジネスを立ち上げるまでに24時間以上をかけてはいけない
など、「えっ、本当にできるの?」とも一見感じることも書かれています。スモールビジネスを成功に導く心構えが多く紹介されています。
3.注目の解説
リカバリー
ミスに対して、「リカバリーできる範囲の間違いなら、いくらでも修正が効きます」という解説には共感しました。
見える化・習慣化
仕事の仕組みについては、
- 習慣は見える化する
- 習慣は儀式化する
- 持って帰れるお土産(無形)を渡す
という解説が目を引きました。
連絡を入れるタイミング
相手が忘れやすい「7」の倍数の日に、次の連絡を入れるというアイディアは良いと感じました。
4.次のおすすめ本3冊
実践!秒で探せる・戻せるオフィスの片付け
新しい人が会社に増えたら、アナログの整理整頓を見直しませんか?
物品や書類の片付け方やレイアウトの作り方の事例が、写真付きでかなり多く解説されています。
整理整頓にはスピードを速める効果が期待できます。
仕事は初速が9割
「とっかかりを早くする」をテーマに解説がされています。
原因の追及は論理的に解説されています。
読むことで、「取り掛かりが遅い他人に、どうやったら動いてもらえるか」という課題解決にも役立ちます。
小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか
- なぜ仕組み化をしないのか?
- なぜ仕組み化は続けにくいのか?
5.まとめ
『神速スモールビジネス』は、「どんどん仕事をしたい人」にオススメの1冊です。
- 仕事を速く終わらせることは良いこと
- 挑戦回数を増やすことは良いこと
- 仕事の範囲を広げるのは良いこと
これらの職業観を強化することができます。