IPAのニューリリース(2024年6月12日)を元に、試験情報をまとめました。
試験の合格に向けて活用してください!
1.試験方式・受験料
試験日
2024年10月23日(日)
※CBT以外 (この後に解説しています)
受験料
すべて7,500円。
受験方式は2種類
CBT方式……オンラインで受ける試験。1年中いつでも受けられる。
PBT方式(ペーパー試験)……大規模な試験会場の現地で、一斉に試験を受ける。
申込方法
インターネットで申し込み。
公式サイト:受験申込み | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
2.試験スケジュール
2-1 一年中いつでも受けられる「3種類」のCBT試験
令和6年(2024年)4月~令和7年(2024年3月)の間、いつでも受けられる試験は次の3種類です。
- ITパスポート試験 (選択式100問/120分)
- SG:情報セキュリティマネジメント試験 (選択式60問/120分)
- FE:基本情報技術者試験 (選択式80問/190分)
日本全国の特定試験会場で受けられます。定員に空きがあれば、受ける日や時間帯は自由に選べます。
この3種類に限れば、1日に2種類の受験が可能です。
また、再受験をする場合は受験日の翌日から再受験可能なので、何度でもすぐに挑戦できます。
2-2 秋に1回だけの試験
令和6年(2024年)の情報資格試験の申込期限は次の通りです。
申込期限:すべて2024年の7/10(水)~7/31(水)です。
- ES:エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- AU:システム監査技術者試験
- PM:プロジェクトマネージャ試験
- DB:データベーススペシャリスト試験
- SC:情報処理安全確保支援士試験(※)
- AP:応用技術者試験(※)
(※)は春も受験可
2-3 春に1回だけの試験
- システムアーキテクト試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- ITサービスマネージャ試験
- XC:情報処理安全確保支援士試験(※※)
- AP:応用技術者試験(※※)
(※※)は秋にも受験可
2-4 複数受験の申し込みはできる?
秋だけ、春だけの各種試験は、1日に複数の試験科目を申し込みすることはできません。試験時間はすべて午前&午後のスケジュールなので、受けられる試験は1日に1種類だけです。つまり、上位資格を受験するチャンスは1年に2回だけです。
3.バウチャーとは?
会社や学校で集団で受験をする時に使うツールです。複数人分の受験申込ができます。
これは、個人受験は関係ありません。というより、約1,700円の追加手数料がかかるので個人で使うメリットはありません。
深く気にせずに、一般の申込ページから申し込んで大丈夫です。
4.忘れないようにリマインド
試験に興味のある方は、申し込みを忘れないために、公式ホームページでリマインダー用のメール登録ができます。
5.おすすめ参考書
2つに絞る理由
テキストと問題集は多くの出版社から出ています。
とりわけ、一年中いつでも受けられる「ITパスポート・情報セキュリティマネジメント試験・基本情報技術者試験」については、次の要素を大事にしてみてください。
- 毎年新しいバージョンが確実に出版されること
- 2~3か月のあいだ、腰を据えてじっくりと学習できること
この2条件を満たす出版社の本として、(1)技術評論社か(2)インプレスのテキストがおすすめです。
この2社のテキストの良いところは次の通りです。
- 取り扱っている範囲が幅広くて網羅性があるので安心
- 解説が充実している
- 予想模擬問題がついている
- 色あいが目に優しい
内容はどちらも充実しているので、あとは色の好みで選ぶのがオススメです。
インプレスの特徴
- 淡いオレンジ色の2色刷り
- 派手過ぎない配色なので目が疲れにくい
- キーワードがページを開いた瞬間にパッと目に入りやすい
- 仕事で疲れていても、ビタミンカラーを見ると気分が上がる
配色の少ないノート作りが好きな人にオススメです。
技術評論社の特徴
- 薄い青色の2色刷り
- 集中しやすい配色
- 書き込みが目立って見えやすい
書き込みが目立ちやすい印刷です。書き込みを多くして問題集をノート化したい人や、カラフルなノートづくりが好きな人にオススメです。
6.まとめ・メリハリ用→息抜きBGM&エンタメ動画
積極的にテキストと問題集を活用して、合格を目指してくださいね!
勉強と合わせて息抜きも適度にすればメリハリをつけられます。
こちらの聞き流しBGMやエンタメ動画もオススメです。
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