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HSPの努力の方向性を読む『ネガティブクリエイティブ』

このブログは読書をテーマにした記事を投稿しています。

 

今日の話は「HSP(ひと一倍敏感な人)にとっての努力の方向性」です。

HSPの努力の仕方,クリエイティブの仕事

 

1.『ネガティブクリエイティブ』藤井亮

映像制作兼クリエイティブディレクターの人が、仕事に対してどんなことを考えてきたのかを読むことができます。

 

2.HSPの努力のしかた

人に合わせて我慢してきた人が自身の感受性の高さに気づくとき、どの方向に努力をするのかを考える場面がやってきます。

  1. 消耗してすり減る場所を避ける
  2. 体力と気力を温存する
  3. 仕事でお金という対価を受け取る技術を発揮できる

こうした状態に自分の体を持っていくための方法を本から読み取ることができます。

 

2-1 技術を高める

  • まわりの人があまりインプットしていないものを摂取する」というのは、クリエイティブに置いては本当に効果的で、しかも簡単にできるやり方です。
  • 観察力の質を高めたいなら、面白いコンテンツを見た時に、その面白さの要素を分解して考えてみることもオススメです。

差別化をするためには、日常的なインプットの量と質にこだわることが求められます。

 

2-2 セルフブランディングをする

  • 多少偏ってもいいから、「一度この人はそういうものを作る人なんだ」と言うイメージを確立させることがセルフブランディングになる

営業・マーケティング・売り込みのことにも触れられていました。持たれたいイメージを打ち出すためにも、先ほどの言語化が必要になりますね。

 

 

2-3飽きを乗り越える

  • 長くものをつくっていく上で、いちばん怖いのは、飽きることだと思います。自分がちょっとでも惰性で仕事していることに気が付いた瞬間、下り佐坂に差し掛かったようで、ゾッとします

仕事の「飽き」は私も対処することが課題です。常に経験したことがない新しいことを、日常生活の中に少し取り入れることが、クリエイティブな活動を継続するコツだと私も思います。

 

3.関連本紹介

天才を殺す凡人

天才が傲慢だと捉えるのはミスリードで、先に新しい分野に取り組んだ人が利益を得られる「先行者利益」や経営学の「イノベーター理論」を解説している本です。

 

 

ことばのかたち

言葉に色やかたちをつけたらどんな絵になるのか、作家の感性が光る本です。

 

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