このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)
28冊目は『すぐメモする人がうまくいく』です。
1.著者の経歴
- 堀宏史(Hori Hiroshi)氏
- 博報堂
- 受賞歴多数(カンヌクリエイティブフェスティバル・スパイクス・アドフェスト・ロンドンン広告祭など)
2.ビジネススキル
2-1 スキル表
1位 | 心構え・マインド | ◎ |
2位 | 手帳術・メモ術 | ◎ |
得られるスキルは1位が「心構え・マインド」、2位が「手帳術・メモ術」です。
2-2 位置づけ・読み方
「スイスイ読める本」で「実践的・具体的」な内容です。
読書は「スピード感を大事」に、「必要なところを抜き出す」読み方がオススメです。
3.内容
メモ書きは情報処理
著者は、メモ書きを情報処理能力の一つと位置付けています。
情報の処理で1番理想的なのは「情報を外部化する」、つまりメモをしていくことなのです。
ここで必要なのは「入ってくる情報をいかに減らすか」ではなくて、「入ってきた情報をいかに外へ出すか」という思考の転換なのです。
スループットの概念
著者は「スループット」という言葉で、「一定時間にどのくらいのデータを処理できるか」を現しています。
議事録のメモ
メモは会議後の連絡にも使えます。
- 打ち合わせ直後にメモリストを相手に送る
- 議事録のようなしっかりしたものではなく、ポイントの簡単なメモでいい
4.良かった言葉・私の考え方
4-1 良かった言葉
「すぐメモ」をスタートするには、「シンプル&スピード」がポイントです。
アナログの紙とペンがメモをするには一番早いです。デジタル機器の電源を入れる手間もかかりません。
4-2 私の考え方
著者のプロフィールから、最初は新しいデザインを生み出すためのメモの方法と想定をしていました。
実際はデザインに限らず、ビジネスで使える情報整理能力を高めるためのメモ書きの使い方が書かれています。即実践ができます。
5.関連記事の紹介
3色ボールペンを使った読書メモの取り方を書いています。年間200冊以上読んできた私が、内容を忘れないために実践している方法です。
以上、『すぐメモする人がうまくいく』の紹介でした。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。