このブログでは、月曜日に整理整頓をテーマにして記事を投稿しています。今日は「大掃除は11月にした方が楽」という話をします。
1.大掃除って寒いよね
大掃除は12月にする人が大多数だと思います。
ふと思いました。12月に必ずしないといけない理由はある?
まだ昼間の暖かさが残っている11月のうちに終わらせてしまった方が楽にできるんじゃないか?と思いました。
というわけで、大掃除は11月のうちにやってしまいましょう!
2.HSPの人は捨てることが難しい
HSPの中には掃除が苦手な人が多いかもしれません。
- 「いつか使うかも」
- 「この洋服なら来年もまだ着られるよね?」
- 捨てるなんてもったいない
そんな思いから、引っ張り出して広げたたくさんの物を、ふたたび押入れやクローゼットの収納スペースに入れなおす……そしてまた来年も同じように繰りかえして……と、HSPの大掃除は考えることがたくさんあります。
一つひとつの思い出を大事にしている強みがあるからこそ、なかなか捨てる決断ができないことがその裏返しとして負担になってしまいます。
物を減らすには思い入れの強さで分ける方法があります。
3.思い入れの強さで区別する
捨てるものと残すものを区別する時に、次の3つに分けられます。
- 絶対に持っていたい:思い入れが強い。絶対に手放したくない。これを捨てるとわたしの魂の半分が失われる。
- 捨ててもいい:思い入れは少ない
- 捨てるかどうか迷う
(3)の迷うものは必ず出て来るので、まずは捨てやすい(2)の思い入れの少ない物から捨てていきましょう。
4.フリマで売れるものは無い!
ここで私が失敗した掃除方法を話しておきます。
数年前の大掃除の時に、いらない物を分けました。そうしてゴミ袋に入れる前にふと気が付きました。『フリマサイトで売ればお金になりそう!』と、斬新なアイディアで、世界の誰も思いついていないスゴクイイ発見をしたように思えたんです。さっそくフリマサイト用に準備を始めました。捨てるはずだった物を床に置いたまま……
- サランラップの芯
- 余った百均のグッズ
- 美しく光る六角レンチ
- TYPE-Cの充電ケーブル
結果は、まったく売れませんでした。最安値300円にしてもです。
そこで気づきました。「私がゴミだと思っているものは、他の人も同じようにゴミだと思っている」。捨てようとしているものに「他の人が使える価値が残っているはずだ」と執着をすること自体が、物が捨てられない原因でした。
捨てることで痛みを感じることはありますが。それでも、捨てる痛みを経験しなければ整理整頓は上手くなりません。もう価値が無くなっていて買い手がいない物を捨てた時に、整理整頓は上手くなると思っています。