学びキャッチアップ

学びをシェアするブログです! (1)専門職スキルで再就職&転職 (2)投資とトレードを本からコツコツ学ぶ (3)大人のいじめの対処法 (4)オーディオドラマ&日本の古典の魅力を紹介

「今が一番お得ですよ」はいまは本当

「今が一番お得ですよ」の売り文句は、今は本当という話です。

売り文句,今が一番お得ですよ,最後の一着ですよ

最近の国内の物価の方向性は、とにかく値上がり方向に向かっていると感じています。

  • 物流費の増加(2024年4月1日からの残業時間規制)
  • 人件費の増加
  • 輸入品は円安で値上がり
  • 借入金の金利上昇

円安は、円の価値が相対的に低くなるので、海外の物やサービスを買うのに、前より多くの日本円が必要になります。

 

商品のカテゴリごとに細かく調べれば、値上がりの幅は違うでしょうが、体感的には「全体として」値段が上がっているという印象です。

 

※ロレックスからうまい棒まで、「全体として」値上がりするとの見方は、『物価とはなにか』の中でとても分かりやすく説明されています。

 

面白いと感じているのは、食料品のキャッチコピーも、値段に応じて変わってきていることですね。デフレからインフレに最初に切り替わるタイミングでは、「プレミアム」や「金の」や「極上」や「リッチ」などが使われていました。

 

徐々に値上げに慣れてきた段階の今は、ヤマザキが「生(なま)」を推しています。値上がりに応じて、新鮮さの価値をアピールしているところが興味深いです。

 

日本円の現金の価値が相対的に下がる局面では、欲しい物は今のうちに買い揃えるのがいいと思っています。

 

「これ、ちょうど最後の1つだったんですよ」は今でも疑わしいですが、販売員が「今が一番お得ですよ」と言ったなら、その言葉は信じてもいい環境だと思っています。

適職診断で演技をする?職業選びは「需要・供給・続ける力」

職業選びは、「向いている・向いていない」よりも「需要・供給・続ける力」の方が大事」という話です。

サムネイル,職業選びの適職診断は無駄

何かの職種に「向いていないかも」と落ち込んだ時に、性格診断テストが明るい灯台のように見えることがありますが、あれはあまり意味が無いと感じています。

 

ああいうテストは大体が数字を選ぶ選択式なので、その職種に向いている性格をイメージして答えれば、結果はいくらでも操作できます。

 

就職支援課や転職エージェントのサポートを受ける場合はなおさら素直に答えない方が良いと思います。むしろ、適職診断の結果はあえて意図的に操作をして、自分の進みたい方向に向けて積極的に支援してくれるように仕向けるくらいに操作する、というのがちょうど良いと思います。

 

「向いていない」と結果が出たり、「向いていないかもしれない」と1人や2人に言われたりして、そこで目指すことを辞めるなら、所詮はそれまでの実行力・推進力なんだと思います。もしも本当にやりたい仕事で、自分の中にある職務上のデメリットを自覚しているなら、必要な行動は適職診断テストを受けよりも、リフレーミング(物事の言い換え)をすることの方が優先度は高いと思います。

 

【リフレーミングの例】

・おとなしい、静か → 理性的、話をうまく聞ける、歩調を合わせられる

・負けず嫌い → 熱がある。

 

職業は続けているうちに、何年続けてきた、という既成事実ができます。どうしてその職種に就いたのかなんて、最初しか聞かれません。続けているうちに「向いている向いていないか」よりも、目の前の問題解決能力の方が問われるようになります。

 

本当に興味のある職種があるなら、適正よりも思いきってトライすることの方が大事だと思っています。需要が増えているのに、供給不足・なり手不足の職種の場合は、応募をすればその職種に就ける可能性は高いです。

 

私としては、

  • 就社よりも、「就職
  • 1社1職種よりも、「複数社1~2職種
  • そして、適正よりも「需要・供給・続ける力

が大事だと考えています。

 

 

ペン図は3つまで。心理学を経営学に持ってくる時の注意点

「ペン図は3つまで」という話です。

3つと4つのペン図とMECE

要素ごとの関係を集合であらわす時に「ペン図」が使われます。

 

これは、3つまでがいいという話です。

 

この数には理由があり、それは、要素が4つ以上になった時の図を作ると見えてきます。

4つのペン図

一見、多くのことを表せて「良さそう」に見えますが、実は、「AかつC、でもBやDではない」という要素を表すことができていません。「BかつD、でもAやCではない」の場合も表すことができません。

 

MECE(漏れなく、ダブりなく)に書き出すには、「ペン図は3つまで」が原則です。

 

このルールは、経営学と心理学をつなげるときには、少し注意が必要だと感じています。心理学では、どの観点から分類をするのかによって、いくらでも分け方ができます。

 

同じ1人の人間や、1つの集団を、いくつもの姿にラベリングすることができてしまいます。そのたびに、ペン図の数が急に増えることになります。

 

ペン図で漏れなく書き出せたと思っていたら、新しい心理学の概念が表れてカテゴリが増えてしまったなんてことが起こります。

 

マズローの5段階の欲求説のように、そもそも3段階や3分類より多い要素の場合、ペン図で表すことは不適切です。また、完全に3つに概念化できるということは、すでに、その図の表すテーマが発展することは無いということの現われのようにも思います。

 

3C分析やWill,Can,Mustの視点など、ペン図は常に未完成のテーマや、具体性を考えるテーマ、これから発展して概念を固める途中段階にあるテーマに対して使うものかもしれません。そう考えると、ペン図は時間をかけてこだわって思考を落とし込む終着点ではなく、考えるためのヒントやアイディアの足掛かりとして扱うことが向いているツールだと考えています。

苦手だったゆっくりボイスが聞けるようになった話

いま考えていること集です。

Youtubeの「ゆっくりボイス」を聞き続けられるようになりました。

 

元々は、この機械音声が苦手でした。

  • 抑揚がなく、イントネーションに違和感がある。
  • 何が大事なフレーズなのかわからない。
  • 聞き続けていると疲れる

などの理由で避けていたのですが、最近になってやっと聞けるようになりました。

 

聞けるようになったキッカケは、動画を2倍速で聞き続けたことでした。肉声の動画を2倍速で聞き続けていると、いつのまにか、ゆっくり音声の2倍速動画もストレスなく聞けるようになっていることに気が付きました。

 

思うに、音声は倍速になればなるほど、肉声と機械音声の差は少なくなってきます。2.5倍速、3.0倍速の音声なら、さらにその差は縮まります。

 

これから先、私の音声を聞くスタイルは、

  1. 情報を耳から得る場合は、肉声でも機械音声でもどちらでも良くて、
  2. 感情表現や没入感を味わいたい場合は、肉声の等倍速のオーディオドラマや朗読

という使い分けをしていくことになりそうです。

 

(読書メモ)脱エクセルからデータベース化を考える

かんたんな読書メモです。

読書メモ

脱エクセル」、『データベース化』という視点をくれた本を紹介します。

この本は、エクセルはあくまでツールであって、出来ることを競い合う競技ではないということを再確認させてくれます。エクセルを「卒業」というのが面白い表現でした。

急ごしらえのスプレッドシートではいつか限界がやってくる。企業が順調に成長していけば、いつかエクセルを「卒業」する日がやってきます。

 

急ごしらえのエクセルでも何とかなることが多いので、作ったファイルが整理されないまま、共有フォルダに残り続けることがあります。

 

エクセルマネジメントで成功体験を積んだ営業マネージャーや経営者がいる。その成功体験を捨てらないことが、営業のしくみ化を阻む大きな要因だと思います。

各種デジタルツールを導入するにあたって、最大の敵はエクセルなんです。

少人数なら何とかなっていた記録や連絡も、共有相手が複数になったり、入力更新をするタイミングが複雑になると、入力スタイルの違いや単語の使い方のブレや、抜け漏れが発生します。

 

そして、リアルタイムで更新されていないということが、ボディーブローのようにきいてきます。システムが未整備の問題が、メンバー個人のやる気や不注意の問題に置き換えられて、不仲の要因になります。

 

その日を見据えるならなるべく早期に、その企業にあった見込み管理システムを導入するべき

 

言われるとそんな気もしてきます。ただ、この切り替えをタイミングの判断はとても難しいと思っています。予算の都合で自家製で作るにしても、ITに強いメンバーがいるかどうかにもよります。それに、作った人が責任を負わないといけなくなります。

 

個人的には、もしも「エクセルを使わないで」と言われたとしたら、今までしてきたエクセル操作のアドバンテージが無くなることには、なぜか少し危機感を感じます。

 

それでも、手放さないことがどんどん非効率になる時代なので、「脱エクセル」そして「エクセルを「卒業」」、データベースを試す、などを始めて、新しいことを取り入れていかないといけないと感じました。

 

 

 

売上が上がるフロントオフィスの設計図』が引用元です。

 

新規受注から、継続フォロー、事務処理までの流れの全体を俯瞰して、ツール導入のポイントを教えてくれます。

 

書類は立てる、整理整頓のコツ

書類の整理整頓は、

  • 必ず立てる。

が大事という話です。

整理整頓のルールは、新しいメンバーを悪者にしないための知恵だと考えています。書類整理の方法は価値観の違いが表れやすいからこそ、

 

  • 書類は「立てる」
  • やむを得ず書類を寝かせる場合は、A4のクリアファイルにテーマごとに入れる

を行動ベースで統一すると良いと思っています。

 

【道具】

  • 固いフラットファイル……100均で3枚入り
  • 穴あきクリアファイル……100均で30枚入り
  • カゴ型の透明ボックス……100均で200円の品物。

株価下落と、長期インデックス投資の勉強:半導体も学びなおし

いま考えていることです。今日のテーマは、日経平均株価とTOPIXの下落、そして長期分散積立インデックス投資についてです。

今考えていること

長期分散積立投資では、上がっても下がっても関係なく、積み立てを続けます。

 

大事なことは、本業と副業と節約をして、投資に回すための資金を毎月確保し続けることだと考えています。

 

そして、持っている資産を手放さないためには、

  1. 株価の上下が気にならないくらい、本業と副業に打ち込む
  2. 株価の変動は耐える時期だと受け入れて、長期投資の勉強を進める。長期分散積立インデックス投資の有効性を信じる気持ちを固くする
  3. 瞑想など、価格の動きを気にしないトレーニングをする

などの方法があると思います。

 

このあたりの考え方は、上岡正明さんの本に書かれていて、私も取り入れています。

 

 

指数の下落時は、本業と副業に打ち込む時期であると同時に、投資の勉強もどんどん進める時期だと考えています。

 

特に、半導体のテーマは、今が勉強のしどきだと思います。半導体自体の需要が無くなった訳ではないので、具体的な時期は分かりませんが、また上昇する可能性がやってくると期待しています。

 

さて、ちょうど、2024年の4月10日に、半導体関連の新刊が出ました。

『教養としての半導体』

『ビジネス教養としての半導体』は2023年に出た本で、これとはまた別の本です。

 

次の3冊も、長期積み立て投資を推奨していて、とても良い本です。ゴールデンウィークに腰を据えて読むにはピッタリです。

敗者のゲーム

古典的な名著ですね。

 

Just Keep Buying

富の法則

 

 

ゴールデンウィークの休みが明けるまでは、地道に勉強です。この勉強をする熱量が、未来で銘柄を持ち続ける力を強めてくれると考えています。