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適職診断で演技をする?職業選びは「需要・供給・続ける力」

職業選びは、「向いている・向いていない」よりも「需要・供給・続ける力」の方が大事」という話です。

サムネイル,職業選びの適職診断は無駄

何かの職種に「向いていないかも」と落ち込んだ時に、性格診断テストが明るい灯台のように見えることがありますが、あれはあまり意味が無いと感じています。

 

ああいうテストは大体が数字を選ぶ選択式なので、その職種に向いている性格をイメージして答えれば、結果はいくらでも操作できます。

 

就職支援課や転職エージェントのサポートを受ける場合はなおさら素直に答えない方が良いと思います。むしろ、適職診断の結果はあえて意図的に操作をして、自分の進みたい方向に向けて積極的に支援してくれるように仕向けるくらいに操作する、というのがちょうど良いと思います。

 

「向いていない」と結果が出たり、「向いていないかもしれない」と1人や2人に言われたりして、そこで目指すことを辞めるなら、所詮はそれまでの実行力・推進力なんだと思います。もしも本当にやりたい仕事で、自分の中にある職務上のデメリットを自覚しているなら、必要な行動は適職診断テストを受けよりも、リフレーミング(物事の言い換え)をすることの方が優先度は高いと思います。

 

【リフレーミングの例】

・おとなしい、静か → 理性的、話をうまく聞ける、歩調を合わせられる

・負けず嫌い → 熱がある。

 

職業は続けているうちに、何年続けてきた、という既成事実ができます。どうしてその職種に就いたのかなんて、最初しか聞かれません。続けているうちに「向いている向いていないか」よりも、目の前の問題解決能力の方が問われるようになります。

 

本当に興味のある職種があるなら、適正よりも思いきってトライすることの方が大事だと思っています。需要が増えているのに、供給不足・なり手不足の職種の場合は、応募をすればその職種に就ける可能性は高いです。

 

私としては、

  • 就社よりも、「就職
  • 1社1職種よりも、「複数社1~2職種
  • そして、適正よりも「需要・供給・続ける力

が大事だと考えています。