投資・トレードの世界では情報が洪水のように流れていて、考えるテーマが急激に増えています。
私も今は相場が気になって気になって仕方がない状況です。
気持ちがソワソワする時には、無性に文字を書いて落ち着きたい気持ちが強くなります。今もそうで、自分の気持ちを落ち着けるために記事を書いていくスタンスで記事投稿を続けようと思います。
1.出来高を比較
今、私はプライム市場の売買代金に注目しています。
比較基準にしているのは、昨年2024年8月です。プライム市場の5営業日の売買代金の平均を並べると、
- 2024年8月の下落時:6兆7億円
- 2025年4月の下落時:5兆2千万~6兆円
と、今は昨年2024年8月5日前後の売買代金には達していません。
(数値はこちらです)
2025年の直近の売買代金は次の通りです。
2025年 | 売買代金(円) | 当日含む5営業日の 売買代金平均(円) |
3/31 | 5兆3千億 | - |
4/1 | 4兆 | - |
4/2 | 4兆 | - |
4/3 | 5兆9千億 | - |
4/4 | 6兆8千億 | 5兆2億円 |
4/7 | 6兆9千億 | 5兆5億円 |
4/8 | 5兆4千億 | 5兆8億円 |
4/9 | 5兆5千億 | 6兆円 |
4/7(月)が「セリングクライマックス(売りの最終地点)」の可能性もありますが、出来高を見るといまひとつ買いが入っていないように感じます。
4/8(火)は売り方の買戻しが終わっただけの可能性もあり、売り方が再び売ってくる可能性もあります。
また、日足の移動平均線の下がりはまだまだ角度が急なので、買い出動するのはまだ早いと考えています。
私も買うタイミングを探っていますが、これまでの倍の回数で6回にタイミングを分けての買いをしようと思っています。
2.米国債の売却
4月1日以降、国債が大幅に売られていて、その分だけ国債の利回りが上昇しています。
こうして書くと、さらなる悲観的な大暴落を望んでいるような印象を与えるかもしれませんが、国債への信用が低下するということは、このあたりで格付会社の国債格下げのニュースが飛び込んでくるかもしれません。
格付機関には次の組織があります。
- S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)
- Moody’s(ムーディーズ)
- Fitch Ratings(フィッチ・レーティングス)
- 格付投資情報センター(R&I)
- 日本格付研究所(JCR)
今の相場で国債格下げのニュースは出てほしくないですが、このうち1機関でも米国債の格下げをすれば、メディアは絶対に飛びついて報道し、さらなる大幅下落が起こる可能性もあります。
ただし、下落にも一定のラインを引けます。ある程度の下落価格の目途をつけることができると気持ちに余裕が生まれます。ぜひ、こちらの記事に載せているyoutube解説者の動画を視聴してみてください。
3.プラス要因とマイナス要因
日本株のスイングトレーダーとしては、日本株に中長期的には上がって欲しいです。
私なりに変化の要因を整理すると、
日本株のプラス
- 関税の交渉がとてつもなく上手く進む(望み薄)
- 米中が急激に和解する(望み薄)
- 1国でも関税の交渉が上手く進む前例が出来て安心感が生まれる(期待中)
- プライム市場出来高が7兆円に膨らむ(期待中)
日本株のマイナス
- 関税の交渉後、未来の方針が決まるニュースがそもそも流れてこない(高確率)
- 米中の関税対立が激しくなる(高確率)
- プライム市場の出来高が5-6兆円で毎日変わらない(?)
- 格付会社が米国債の格下げを発表する(???)
日本国民全員に10万円を配っている場合ではないですし、消費税を下げられるものなら早く下げて欲しいというのが実感です。
4.疲れないためにチャートだけ見る
私もそろそろニュース疲れを感じています。
こんな時はニュースは深掘りせずに、チャートだけを見るのも一つの手です。
すべてのニュースは
- ローソク足
- 移動平均線
の2つの動きに反映されます。
私は「深夜に相場に貼り付いても、7時間睡眠をとっても、翌朝の株価は同じ」と考えるようにしています。
また、「自分の数十万、数百万円の資金が全世界の相場を動かせると思うことは行き過ぎた思い上がり」だと考えるようにもしています。
長期投資家の目線では、ちゃんと寝て、ちゃんと働いて、楽しい趣味に専念することもメンタルを健全に保つ一つの方法だと思っています。
ただ、私はスイングトレーダーでもあるので、相場を見続けるつもりです。今は高いボラティリティの相場なので、デイトレード寄りの手法の練習を極々小額で実践練習で試しています。
5.投資トレードで疲れた時に読むといい本
私が投資とトレードに疲れた時に読んで、気持ちが回復した本がこちらです。損切りした人にも、ホールドを続けて痛みに耐えている人にも、きっと癒しを与えてくれます。
※投資やトレードの取引は元本を保証するものではありません。実際に投資やトレードを行う前に免責事項をお読み頂き、必ずご自身の責任と判断で行って頂きますようお願い致します。