指数が大幅下落していて、多くの投資家やスイングトレーダーには痛みがあると思います。
今回は、指標を見てどこに反発上昇の希望を持てるのか、何がまだ分からないのかを整理しました。

- 1.騰落レシオ:必ず逃げ場はある
- 2.S&PのVIX指数:下値を早々と決めない
- 3.プライム市場売買代金
- 4.ボリンジャーバンド:週足重視で-3σバンドウォークを見る
- 5.中期移動平均線への戻りを待つ
1.騰落レシオ:必ず逃げ場はある
私は、東証の5営業日騰落レシオの数値から、ごくごく短期的な戻りの反発上昇があると想定しています。
(※騰落レシオ:(n日の値上がり銘柄数 / n日の値下がり銘柄数) × 100)
5営業日の東証全体の騰落レシオは、
- 2024年4月4日:21台
- 2020年3月のコロナショック時:20台~50台(※)
5営業日の騰落レシオで見ると急激に個別株が売られて、過去の低値水準に近づいてきました。
25日騰落レシオは、
- 2025年4月4日:80台
- 2020年2月~4月:40台~60台(※)
25日の騰落レシオで見るとまだ下落の終わりは見えないです。
数週~1カ月の数値で見れば下落トレンドですが、5日騰落レシオの数値から、ごくごく短期的な戻りの反発上昇があると想定しています。
※過去データは信憑性は不明ですがhttps://nikkei.joho-box.net/を参考にしました。サイトごとに5日・6日の違いや、プライム市場だけ・スタンダードやグロースも含めてなど微妙な違いがありました。
2.S&PのVIX指数:下値を早々と決めない
2025年4月4日:45.31
2020年3月:53.54
こちらもめったに見ない水準です。ただし、コロナショックの時はさらに上の数値があるので、こちらもまだ上値の行き着く数値=S&P500がどこまで下がるかは未知数です。
また、S&Pの下落に対して「VIX先物ETF(318A)」は保険にはなりますが、保険は安いうちに買っておくから効果があるものなので、4/7(月)からVIXを買い始める必要は無いと考えています。
3.プライム市場売買代金
プライム市場の売買代金を2024年8月5日の大幅下落時と比較しました。
| 2024年7月31日(水)~2024年8月6日(火)の5営業日 | |
| 7/31 | 5兆5千億 |
| 8/1 | 6兆 |
| 8/2 | 6兆6千億 |
| 8/5 | 7兆9千億 |
| 8/6 | 7兆7千億 |
合計は約33兆7千億円
1日あたり平均は約6兆7千億円
| 2025年3月31日(月)~2025年4月4日(金)の5営業日 | |
| 3/31 | 5兆3千億 |
| 4/1 | 4兆 |
| 4/2 | 4兆 |
| 4/3 | 5兆9千億 |
| 4/4 | 6兆8千億 |
合計は約26兆円
1日あたり平均は約5兆2千億円
売買代金からみると、2024年8月の下落の時の方が売買代金は多いので、今もまだ下がるエネルギーは残っていると推測しています。4/7(月)以降、売買代金が6兆7千億円を超えてくれば、下げ止まりの兆しが見えて来ると思っています。
4.ボリンジャーバンド:週足重視で-3σバンドウォークを見る
今は下方向に急激に進むボリンジャーバンドなので、-3σに終値や下髭をタッチさせながら進む「バンドウォーク」の状態だと捉えています。
- 日足と週足:-3σを超えていて異常値。
- 月足:±1σの中なので通常範囲内。
私は週足の動きを重視しています。
追加買いのタイミングは-3σをタッチしなくなる頃と考えています。どの日になるかは分かりませんが、上昇の兆しを感じるために騰落レシオと売買代金を優先的に見ています。
数か月~数年~数十年と持ち続ける長期投資では「大幅下落は買い」と考えて淡々と積み立てる時期だと考えています。
ところで、ボリンジャーバンドの開発者自身が書いた『ボリンジャーバンド入門』には次の言葉があります。
終値がバンドの外側に出るのは、持続のシグナルであって、反転のシグナルではない
すこし統計の話をすると、通常運転の世界ならボリンジャーバンドのσ(シグマ)は、
- ±1σ:68%の終値が含まれる。32%がはみ出る。
- ±2σ:95%の終値が含まれる。5%がはみ出る。
- ±3σ:99.7%の終値が含まれる。0.3%がはみ出る。
と分けられます。これは真横に進むバンドでは使いやすい考え方だと思っています。
ボリンジャーバンドの難しさは、表示させる時間軸によって「通常時/異常時」の捉え方が変わることです。これをシンプルに考えるためにはボリンジャーバンドを表示させる期間の重要度を決めて、他の指標と合わせて使うことが必要だと考えています。
5.中期移動平均線への戻りを待つ
行き過ぎた相場はいつかは中期移動平均線に戻ってきます。
- 逃げ場は必ず来る
- 中期移動平均線に戻っていく
死なずに、異常値から平均に戻る動きを見届ることが大事です。
次の行動ステップは、絶望しきっていない人や生き延びている人が反発上昇で買う銘柄を合わせることだと考えています。
今が異常値の世界にあると認識したうえで、下落の中で買い支えられた内需銘柄の買いに目を向けることがこれからの私のスタンスです。
※投資やトレードの取引は元本を保証するものではありません。実際に投資やトレードを行う前に免責事項をお読み頂き、必ずご自身の責任と判断で行って頂きますようお願い致します。