短期スイングトレードの今の考えを整理します。
1.無風状態では何もしない
2024年の8/23~8/29のプライム市場の売買代金は3兆円台でした。日経平均株価の前日比変動は±1.0%未満で、上にも下にも動かない無風状態でした。
プライム市場の売買代金が5兆円~7兆円だった7/30~8/9の時期と比べると、どちらかに動くエネルギーが不足しているように感じます。
夏枯れ相場と呼ばれる状態でしょうか。上にも下にも動く想定を立てにくいので、大きな動きがなければ短期トレードの資金は動かさず、何もしないようにする見込みです。
2.為替ドル円FX
ドル円は145円前後で止まっています。こちらも手を出しにくいです。
あえて扱うとすれば、ユーロ/ドルの買い。ローソク足が5日移動平均を上に抜けたら買いやすくなりそうです。ただし、スワップポイントがマイナスなので短期のトレードに限ると考えています。
今のところは、FX口座に資金を置くよりも、日本株と米国株の指数のもしもの変動に備えるために現金で置いておくことを考えています。
3.金・銀・穀物・原油
ゴールド、シルバーは、長期積立投資なら買いたいと感じていますが、短期トレードではまだ安心して買えないと感じます。こちらも5日移動平均線とローソク足の関係に注目しています。
とうもろこし・小豆・小麦はずっと下げっぱなしなので、売買対象の候補外です。
原油はよくわかりません。
4.経済イベント日程を確認
経済指標の発表などのイベントのうち、次のリストに注目をしています。
- 9/5(木):ADP雇用統計
- 9/6(金):米国雇用統計、米国失業率
- 9/12~9/27:日本、自民党総裁選挙
- 9/13(金):メジャーSQ(日本)
- 9/17(火)、9/18(水):アメリカFOMC
- 9/18(水):FRB金利発表と記者会見
- 9/19(木)、9/20(金):日銀金融政策決定会合
- 9/20(金):メジャーSQ(アメリカ)
このスケジュールを見て、次の動きをすることを考えています。
- 9/17(火)~9/20(水)は為替は触れない。ドル円がどんな動きをするか分からない。
- イベント前に大きな買いや売りが控えられて、レンジ相場になるかもしれない可能性を考える。分割売買をいつも以上に意識してポジションを持つ。
- SQ週の水曜日は大きく動きやすいアノマリーがあるという話があるので、9/9(月)~9/11(水)・9/16(月)~9/18(水)に大きなインパクトのある動きが出やすいと考える。
- 機関投資家にとっては、9月は9/9~の週と、9/23~の週が、個別株や指数を動かしやすい週だと考える。
今の時期はトレードよりも本業や副業に集中をして資金を貯める時期だと考えています。
5.円高メリット個別株
相場が動かない以上は、
- 投資トレードの勉強
- 個別銘柄をリスト化
をするのにも良い時期だと考えています。
今の時期におすすめの1冊は『日本株を動かす外国人投資家の思考法と投資戦略』です。アメリカ株・ドル円・日本株の動きのつながりを整理することができます。
日本株の個別株は、円高メリットをテーマにいくつかの候補を証券アプリの銘柄リストに入れています。セクター選びに次の記事を参考にしてみてください。
こちらの記事では、指数を扱った本を紹介しています。
※投資とトレードは元本を保証するものではありません。実際に行う際は免責事項をお読みいただいた上で、必ずご自身の責任と判断で行って頂きますようお願い致します。