次の動画の中で解説される「本業をベーシックインカムにして副業で月収を増やす」考え方は、私も賛成です。
この動画は何度も繰り返して聞いています。
1.副業は本業の定時上がりが大前提
私が教える系の副業をしていて感じることは「副業は本業が定時で終われることが大前提」ということです。
本業が定時で終わらない日があると副業は破綻します。
私が副業をできている土台には、
- 17時半頃に本業が終わり、帰宅して、20時から副業スタート。
- 休みの日に本業の急な仕事の電話はかかって来ない。
- チャットで、休みの日に緊急ではない連絡を送らないルールを作っておく。
などがあります。
2.就業規則
勤務先では副業が解禁されてすぐに申請申し込みをしました。突然就業規則に副業の規定が追加され、社内に通知されたので始めました。
就業規則に副業について書かれているかいないかは、副業を始める時の大きなポイントでした。
- 副業OKならどんどん申請
- 副業禁止ならしない
- 何も書かれていないならグレーと判断して副業を始め、突っ込まれたら交渉をする
などのパターンに分かれます。
月に2-3万円の収入アップのために本業でマイナス評価を受けるのは割に合わないので、副業を始める時は就業規則をあらかじめチェックしておくことが必要だと考えています。
3.副業禁止の会社でも副業を独断でしていい人
私の考えでは、副業禁止の会社でも副業をして良い状況の人はいます。それは、数か月先に辞めることを見越して動いている人です。
副業は住民税の金額でばれるとよく言われますが、年間の住民税の金額が会社に届くまでに会社を確実に辞めるのなら、早めに副業を始めて足掛かりを作っておいた方が良いと思っています。具体的には、冬のボーナスをもらった12月~3月の間に組織を抜ける計画なら、年が変わる前に副業を始めても良いと思います。
4.本業での親切は搾取され尽くした
最近読んだ『雑用は上司の隣でやりなさい』のフレーズです。
あなたのパフォーマンスに上限が無かったとしても、あなたの会社の報酬や評価には上限があるのです(114ページ)
誰も手を付けない仕事や、よく気が付く人が率先して片付けてしまって誰もその存在を気にかけない仕事は確実に組織の中にあります。報われない、成果一定、報酬一定の仕事は、「職場の誰かに寄せる、押し付ける」選択をする人はますます増えると考えています。
「雑務を拾うことを自分自身の存在価値にしている人は搾取される」と危機意識を静かに持って働くことはとても大事だと感じています。この事は人材会社のリブセンスの次の記事で言語化されています。
誰も手をつけたがらない仕事を拾う親切心とその危うさ | Q by Livesense
雑務を誰に寄せるのか?
暗黙のルールのもとで探り合いをする人が増えるでしょう。
本業で存在が透明化されているタスクを管理のテーブルの上に上げて、組織全体で管理されるように仕組みが作られるように仕向ける能力は、副業を続けるなら付けたい能力です。
悪く思われたくない気持ちで誰にでも親切にしていると、積極性や親切心を搾取されることに直結するでしょう。私自身も断ることが苦手なタイプなので、自己防衛の体の動かし方を用意しておこうと考えています。助けることに条件をつけることは、自分の身を守るために大事なことです。