短期スイングトレードでは、保有する銘柄数を3つまでに絞っています。
決算発表時期の考え方を整理します。
1.銘柄は3つまで:集中力を配分できる数
私は短期スイングトレードでは、持っている銘柄への集中力を大事にしています。
- チャートや板の変動
- ニュースの影響
- 同じセクターの代表銘柄の動き
こうした要素を把握しておくためには、持っている銘柄の数が増えすぎるとごちゃごちゃになってしまいます。
持ち続けるか、売却するか、すぐに判断をするために銘柄は3つまでというマイルールを設定しています。
2.保有銘柄を3つにするメリット
保有銘柄を3つにするメリットは幾つかあります。
- 朝起きて、チェックが楽。
- 昼休みに、チェックが楽。
- 夜に、チェックが楽。
銘柄を絞ることで、とにかく株価やニュースの確認が楽になります。
3.資金量でリスクをコントロールする
短期スイングトレードは長期積立分散投資とは考え方がすこし違います。
長期投資では
- 卵は1つのカゴに盛るな
- 今すぐにお金持ちになろうとしない
という考え方を優先します。そして、長期投資は自分が健康に生き続ける20年~40年のスパンでの話です。
短期スイングトレードで銘柄を持ち続ける期間は数日~数週間~3か月を想定しています。
銘柄の個数で分散をせずに、投入する資金量でリスクにさらす資金量をコントロールします。
4.私の傾向
私には「エグジットした方向に保有銘柄が引っ張られる」という傾向があります。
- 500株保有中で段階的に売り抜けることを考えていたはずなのに、300株を売却すると、残りの200株も一気に売ってしまいたくなる。
- 利益が出ている銘柄と、含み損が出ている銘柄を今すぐ相殺して楽になりたくなる。
3銘柄を超えて保有すると、目標価格や保有期間の計画がぐちゃぐちゃになります。
含み損は含み損で気になりますが、利益が出ている状態も同じようにソワソワした気持ちになります。エントリーよりもエグジットの方が難しいです。
含み損が出ていても、含み益が出ていても、今の時点ではどちらの場合も株価は気になります。どのみち気になって株価をチェックするなら、銘柄数は少ない方がフォローが行き届きます。
- 資金集中でトレードの良し悪しが分かりやすい
- 注意力を分散させない
- 確認を楽にして本業副業と両立させる
これが短期スイングトレードで保有銘柄を3つに絞る理由です。