短期スイングトレードの資金は上限を3銘柄にして資金を集中させます。
その時、信用買いと信用売りはどちらか一方にします。
1.売買の種類をエントリー前に考える
チャートを確認して、
- 今からエントリーをする人がいる場面か?
- 既に持っている人がエグジットをする場面か?
を考えます。
上昇している場合は
- 新規買いが増加
- 売り銘柄の利益確定買い戻し
下落している場合は
- 新規売りが増加
- 買いの利益確定売り
の2パターンをそれぞれ考えます。利益確定の売りが起こりやすい場面と捉えるなら、その後に新規買いのエントリーがければ相場が下がりやすくなると考えてエントリーは手控えます。利益確定売りをする場面ではあるけれども、新規売りの場面ではないと捉える時もあります。
2.一番メンタルに悪影響の「行って来い」
私は長期投資もスイングトレードも両方しています。どちらも、一番メンタルに悪影響があるのが「行って来い」の価格変動です。
これは、
- 買いエントリーで利益が出ていた銘柄が、元の値段まで戻ってしまった。
- 売りエントリーで利益が出ていた銘柄が、元の値段まで戻ってしまった。
などの状況です。シンプルに言えば「含み益がゼロやマイナスになった」状況です。
あれだけ時間をかけたのに……
せっかく利益が出ていたのに……
と、言いようがないメンタルの疲れを感じます。
ですので、逆指値を入れるなどして、なるべく行って来いに出会わないように考えています。次の日の昼休みに相場を見る見られそうかどうかも考えて、エントリーをするかしないかを判断することもあります。
3.「玉操作」はカッコいいけどしなくていい
信用取引などで買いと売りを同時に持ち、それぞれの保有枚数をチャートに合わせて増減させることを「玉操作(ぎょくそうさ)」と言います。
名前に惹かれますが、個人投資家がする必要は無いと考えています。
私の場合は、買いと売りの両方を持っていると指数が上昇と下落のどちらに進みやすいと想定しているのかの認識が曖昧になります。見通しがごちゃごちゃとして、チャートを見た時の判断のスピードが遅くなります。
また、買い銘柄と空売り銘柄の決済の操作ミスも起こりやすくなるので、買いと売りはどちらか一方だけで揃えています。
4.決算発表銘柄(8/14発表)
買いエントリー候補
今日の発表分は、今すぐにエントリーしないといけない銘柄ではないと感じます。じっくりと待って2番底がないことを確認してからでも遅くないと感じます。
コード | 名称 | 2025年3月 経常利益 会社予想 |
2025年3月 経常利益 コンセンサス 従来予想に比べて |
業態 | 8/15 大引 PBR |
1株あたり配当 | 8/15株価 | 配当利回り |
9989 | サンドラッグ | 8.6%増益 (据え置き) |
ドラッグストア | 1.79 | 130 | 3,881 | 3.35% | |
3197 | すかいらーくHD | 33.7%増益 上方修正 |
外食 | 2.79 | 10 | 1,993 | 0.50% |
売りエントリー候補
今日の発表分の次の銘柄は、純粋には売り続けにくい銘柄と感じます。様子見が丁度良いかもしれません。
コード | 名称 | 2025年3月 経常利益 会社予想 |
2025年3月 経常利益 コンセンサス 従来予想に比べて |
業態 | 8/15大引 PBR |
1株あたり配当 | 8/15株価 | 配当利回り |
7092 | FASTFITENESSJAP | -20.2% (据え置き) |
-14.7%下回る | 24時間ジム | 1.85 | 45 | 1,275 | 3.53% |
9468 | KADOKAWA | -11.5% 下方修正 |
-20.4%下回る | 出版、ドワンゴ | 1.8 | 30 | 2,554 | 1.17% |
5074 | テスホールディングス | -73.9% | -70.9%下回る (2025年6月予想) |
再生可能エネルギー発電所 | 0.58 | 16 | 347 | 4.61% |