このブログでは、短期スイングトレードをテーマにして記事を投稿しています。
テクニカルチャート分析を中心に、日本株の個別株と貴金属市場の動きを追っています。
※この記事は個人的な見解であり、投資売買を指示するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。
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- 1.前回からのストーリー・ファンダメンタルズ
- 2.未来の経済発表・カレンダー
- 3.日経225
- 4.投資主体別売買動向
- 5.騰落レシオ
- 6.NT倍率
- 7.ドル円
- 8.アメリカ市場の指数
- 9.SOX指数
- 10.ビットコイン
- 11.個別株の人気テーマ
- 12.商品市況
- 13.まとめ
1.前回からのストーリー・ファンダメンタルズ
- 先週2/24(火)~2/28(金)は、日経225とNYダ以外の指数とドル円はボリンジャーバンドでレンジ相場でした。アメリカのイラン攻撃があるかないかの見通しがつかない状況で、上下を予想しないスタンスをとっていました。
- 指数の動きは見通しが不透明で、NVIDIAの好業績見通しが発表された翌日の日経225の動きは、多くの大型半導体銘柄の寄付き天井でした。
- その一方で、TOPIX型銘柄は広く全面高。2/27(金)は週末かつ月末にも関わらず多くの銘柄が前日比プラスでした。
- 中国が輸入禁止企業リストを発表したことは、防衛関連銘柄の1日の下落に影響しました。
2.未来の経済発表・カレンダー
【今週】
3/4(水)22:15 アメリカADP雇用者数(前月比)
3/6(金)22:30 アメリカ小売売上高
【来週以降】
- 3/13(金)日本MSQ
- 3/20(金)日本祝日 ※3/16(月)~4営業日の週
- 3/18(水)3/19(木):日銀金融政策決定会合
- 3/18(水)3/19(木):アメリカFOMC
- 3/19(木)日米首脳会談予定
- 3/20(金)アメリカMSQ
- 3/27(金)権利付き最終売買日
- 3/30(月)権利落ち日
- 3月末:パッシブファンドがアドバンテストを調整売り→日経225先物の下落要因
私は最近は、カレンダー要因の注目度を高めています。選挙、決算、SQなど、何かの大きなイベントを境にしてトレンドが変わっているからです。
私の感覚として、3月のカレンダースケジュールにある大型イベントに対応を集中するために、中東の戦争を短期決戦で終わらせようとするエネルギーが働いていると想像しています。その意味で、今の時期は、資金を動かす主体がメインシナリオとして設定している「MSQ・金利・日米会談」後の動きを作るための準備段階であり、戦争はサブテーマとして予定調和的に組み込まれている状況として相場を見ています。
3.日経225

2025年4月のトランプ関税発表からの3本のトレンドライン(太いオレンジ色の線)の中で上昇を続けています。
トレンドラインのうち、節目として見ているのは
- 3/3(火)13:00 58,250円
です。
この時点で上か下かで、水曜日以降のポジションを微調整します。
- 上の場合…週末58,750円を見越してポジションを調整
- 下の場合…3/5(木)15:00時点で57,620円以上を維持することを想定して、ここより下側は日経225寄与度の高い銘柄を買いエントリー
日経225先物は、週足ボリンジャーバンドで+1~2のバンドウォーク中です。上昇トレンドは崩れていません。
大きなイベントまでは、
- 上値ゾーンでは売り
- 下値ゾーンでは買い
というスタンスをとろうと思います。つまり、戦争開始での「高値買い&高値売り」のトレンドフォローよりも、
- 戦争終結での戻り
を狙います。
具体的には、原油銘柄の上昇追いをせずに、戦争開始による下落ムード&継続している下落要因(SaaSの死)の連れ安銘柄の反発上昇に優位性があると考えています。(具体的な個別銘柄については、記事の後半で書いています。)
週末時点のレンジ想定
【上限ゾーン】61,100円~59,400円
【下限ゾーン】57,800円~55,800円
空売り比率
空売り比率:35台です。空売りが少ない水準です。アメリカがイスラエルを攻撃したニュースが入ってきているため、週明け3/2(月)は下落して始まる可能性があります。ここから売りエントリーをするのはやや遅いタイミングかもしれません。
2/27(金)は、指数の寄与度が大きい日経225の大型半導体銘柄が下げたことによる利益確定と、日経225の中でもTOPIXの寄与度が大きい銘柄の週末金曜日の上昇で、空売りの多くは手仕舞いされていると推測しています。
仮に3/2(月)の前場で幅広い銘柄が売られて下落した場合、空売り比率は通常の36~38に戻ることも考えられます。売りは追わないことを大事にします。資金投入量を縮小した上で、陰線連続からの1日の陽線で飛び乗り、2日目の場中の陽線で上昇をサッと利益確定をする場面として見ています。
売りはショートと呼ばれるように、手仕舞いまでのスパンも短いです。売りの手仕舞いは買戻しなので、売り方にとっては戦争要因の不安心理がどこまで持続するのかヒヤヒヤする状況として見ています。
戦争開始要因の指数の下落が月火水のどこで止まる様子を見せるのか、
- 3/3(火)13:00、日経225が58,250円よりも上か下か
を一つの注目ポイントにしています。空売り比率が急増して40を超えて来ることがあれば、積極的に買いエントリーをしようと考えています。
信用評価損益率
-2.15と歴史的な低水準です。これは、信用取引をしている個人投資家が利益を出しているということです。
個人投資家心理としては、短期トレーダーや信用買い勢は、「戦争で何が起こるか分からないからとりあえず利益確定をしておこう」という気持ちになりやすいと推測しています。
2/27(金)のTOPIX全面高で買いポジションを増やした人も多いと考えられ、土日の戦争開始のニュースで早く手放したいと思う人も多いと考えています。
トレーダーへの心理面に影響する戦争の要素は、
- 戦争か、和平か
- 戦争が短期(数週間)で収束するか、長期(数か月)でずぶずぶと長引くか
だと考えています。
これらの2要素がどちらに動いたとしても、ポジションを保有し続けるためには、外需と内需をバランスよく持つことが効果的と考えています。私の場合は、
- 「貴金属:外需:内需」は、週前半から後半にかけて「5:2:3」から「5:4:1」
を想定しています。(私の選ぶセクターは記事の後半で書いています。)
4.投資主体別売買動向
海外は7週連続買い越しです。
今週もスタンスを継続します。(ただし業種には気を遣います)
私は海外に付いて行くことが、利益を得るための基本スタンスと考えています。
ボリンジャーバンドで+3σ以上まで上がっていない個別株に限り、下落があれば拾って買いスタンスをとる見込みです。
5.騰落レシオ
全体として過熱状態です。
特に6営業日騰落レシオは150台と、短期で過熱しています。
- 25営業日:130台(やや過熱)
- 15営業日:150台(過熱)
- 10営業日:120台(やや過熱)
- 6営業日:150台(過熱)
理由が何であれ、買いやすい場面を作るためには何かしらの理由を付けて株価が下落した方が、持続的な上昇をしやすいです。3/2(月)3/3(火)は一度下落する流れが素直と感じます。
2/27(金)のTOPIX銘柄全体の上昇を受けてとった買いポジションが含み損として残る場合には、この地点を超えれば値動きが軽くなる地点として、多くの個別株で分かりやすい節目になると考えています。
損切りをしてポジションを軽くする場合も、寄付きで成行決済せず、引けか大引けまで一旦待つことで、どういうトレンドかを観察してからでも遅くはないと考えています。
6.NT倍率

NT倍率は、N(日経平均)とT(TOPIX)の強さを相対的に表した数値です。今は2025年11月4日の日経平均強のピークからの中期下落トレンドのレンジの中です。
直近の2月はTOPIXが強いです。業種選択に気を遣う時期です。また、NT倍率にも支持線と抵抗線は機能するので、NT倍率が下げたとしても、13週と26週の移動平均線は右上がりのため支持線になりやすいです。
そのため、戦争要因で週始めにNT倍率が下げた(日経平均がTOPIXよりも弱くなった)としても、日経225の寄与度の高い銘柄はその後に反転上昇する可能性を残しておく必要があります。
日経225先物の判断ポイントに合わせるなら、
- 3/3(火)13:00~58,250円よりも下で推移
- NT倍率の支持線:14.8
の組み合わせが起きた場合には、積極的に225の寄与度の高い個別銘柄の2営業日の分散買いエントリーをすることで、反転上昇を見込みます。
ただし、その銘柄が大型半導体銘柄で良いかどうかは考えておく必要があります。
海外投資家にとって分かりやすい電気機器セクター(日立、三菱電機、TDK)や、IPやSaaS影響銘柄(東宝、コナミ、リクルート、富士通)も視野に入れておく必要があると考えています。
ちなみに、アドバンテストや東京エレクトロンなどの寄与度の高い大型半導体の2月最終週の動きは、エヌビディアの決算前後で上下に行ったり来たりしています。
- 2/24(火)2/25(水)は上昇大陽線。この夜にNVIDIAの好決算発表。
- 2/26(水)陰線
- 2/27(金)ギャップダウンで下ヒゲ
2日おきに上下を繰り返すため、陽線2日目や陰線2日目は同じ方向にエントリーをしたくなりますが、ここはレンジ相場と捉えて、指数と大型半導体銘柄の順張りはしないスタンスが大事だと考えています。
7.ドル円

ごちゃごちゃと線を引いていますが大事なことは次の2点です。
- 4時間足:レンジ相場
- 月足:ドル高円安に有利。抵抗線を上抜けして、週足月足の移動平均線が右上がりで支持線として利きやすい。
戦争要因はありますが、内需一辺倒にはせずに、円安ドル高メリットのセクターもポジションの中に入れてドル高円安に対応しようと考えています。
さらに言えば、多くの企業のドル円為替レートは145円~150円あたりという話があるため、仮に3月もドル円が150円台の水準だった場合には、5月頃の決算発表シーズンでは好決算の企業が多くなり、数か月のスパンでは指数にプラスの影響を与える可能性もあると考えています。
8.アメリカ市場の指数
アメリカ3指数を見ると、今週~3/16(金)MSQまでは、指数はヨコヨコのレンジです。指数よりも個別銘柄の動向を追うことでトレンドをつかめる1週間として見ています。
それぞれの指数を見ていきます。
ダウ平均株価

一言で言うと、下げれば買い、のチャートして見ています。
日足BBが真横で平行になっていることを重要視して、今週は
- -2σ 48,700ドル~
- -3σ 48,150ドル
は買い集めゾーンと捉えて、ダウ平均株価がこのゾーンに来た場合は、反発上昇を見込み、日経225採用銘柄の買いポジションの追い風にしたいです。
26週移動平均線は右上がりのため、日経225と合わせて上昇トレンドは継続中です。
S&P500

先週に引き続きレンジ相場です。ボリンジャーバンドは日足週足でヨコヨコ。上下を当てに行かず、行き過ぎたところからの戻りを狙い、様子見をする時期として見ています。
ハイテク企業の動向が影響されやすく、日本のAI半導体銘柄に積極的に資金を入れる段階ではないと考えています。
NASDAQ

先週に引き続き、レンジ相場の中です。
一目均衡表の分厚い雲を上抜けするためにはエネルギー不足という印象で、私は3/16の米国MSQの翌日の雲のねじれのタイミングが、大きく値が動くタイミングとしてチャートを見ています。
9.SOX指数
SOX指数はアメリカの半導体企業30社の値動きを表す指数です。
日足ではレンジ相場。半導体銘柄の上下はどっちつかずで、トレンドフォローはしにくい環境です。言い方を変えれば「不安定」です。日本株も大型半導体銘柄は流れを読みにくい状況が続くと考えられます。
10.ビットコイン

引き続き、手出し無用の商品です。
下落トレンドから下げ止まっています。戦争のニュースでも思いのほか下落トレンドにはなっていません。
この動きから考えられることは、安全資産ではないハイリスク資産のビットコインが支持線で下げ止まっているということは、それよりもリスクは下がる株式は大きく下げにくいと考えることもできます。
今週は「ビットコインを株式の先行指標として見る見方」を復活させます。中東での戦争が短期決着することを示しているようにも感じます。
ビットコインそのものは売買しなくても、株式の動きを見通すためのひとつの材料にしています。株式は今はレンジ相場です。2営業日で簡単に反転します。
- ダメかと思ったら上昇する
- 上昇の勢いが出たかと思えば、急に勢いが衰えて反転下落する
私のしている1-3日保有のスイングトレードならなおさら、2日連続陽線や2日連続陰線で決め打ちをしないことが、利益を得るためには大事なスタンスだと考えています。
ビットコインは「思いのほか下げていない」だけで、ビットコインが下値を割れないことまでは保証されていません。ビットコインが下げるなら株式も下げると考えて、購入した翌日に反転下落する可能性は高まっている時期と捉えています。
日本の個別株のエントリーは、
- 2営業日に分けた分割購入
- 広く薄く100株ずつの試し玉
をしていきます。派手さはなく、たいして面白くない購入方法ですが、レンジ相場×有事の環境で資金を減らさないために使う方法としては妥当だと思っています。
11.個別株の人気テーマ
- SaaS影響銘柄の復活:富士通(6702)、日本電気(6701)、リクルート、ビジョナル(4194)
- IP銘柄の反発上昇:サンリオ(8136)、任天堂(7974)、ソニー(6758)、コナミ(9766)→IP復活の流れなら、東宝(9602)も週足出来高急増なので、ここから反転上昇を見込めると考えています。増収増益、ただし指数とは違う動きをしてクセがある個別株です。
- 原油銘柄の上昇:石油資源開発、INPEX (追いにくい。どちらも減益銘柄)
- 防衛企業::日経平均型はIHI(7013)、三菱重工業(7011)、川崎重工業(7012)、TOPIX型からは東京計器(7731)
- フィジカルAI:ファナック(6954)と安川電機(6506)
- 銀の精錬大手:東邦亜鉛。シルバー価格上昇ならメリット
- 日本取引所グループ(8697):内需銘柄でしっかり上昇。増収増益
- ブリジストン(5108):じわり上昇
- 売り長:コジマ(7513)とビックカメラ(3048)。信用倍率が0.03,0.05。
- 非鉄金属(銅):日鉄工業(1515)と三井金属(5706)
- 制御機器:オムロン(6645)、横河電機(6841)、シンフォニアテクノロジー(6507)、正興電機製作所(6653・板が薄い)IDEC(6652・板が薄い)
個人的に横河電機は「そうくるか!」と新しい発見があった銘柄です。石油化学プラント生産設備向けに、制御システムを納入しています。原油そのもよりも、原油関連の生産設備に目を向けるという視点です。確かにそれなら、戦争か和平かに関わらず、工場は稼働し続けて利益見通しが立ちやすいです。
- 発電プラント関係:東京エネシス(1945・板が薄い)、明電舎(6508・板が薄い)
- 電力会社向けスマートメーター:大崎電気(6644)
- 原子力、防衛向け産業機械、発電用素材:日本製鋼所(5631)。増収増益連続増配。
- 発電プラント:日立(6501)、三菱重工業(7011)、日揮ホールディングス(1963)
3/2(月)3/3(火)は、開戦不安心理と利益確定のニーズから、これまで上昇を続けてきた個別銘柄ほど利益確定の売りが出やすい状況と考えています。
月足のボリンジャーバンドで+3σを超えている個別株は、一見して割安に見えても、週足月足で見ればまだまだ高値であることには変わりない銘柄もたくさんあります。高値からの押し目買いをチャンスと考えるよりも、今の時点でまだまだ上昇余地があるチャート(前回の目立つ高値を抜けていないもの)を選ぶ方が、数日~数週でホールドをしやすいと考えています。
2月から3月に変わった初日なので、上昇から下落へのトレンド転換が起きやすいとも考えて、高値からの押し目買いはせずにぐっとこらえて、元から上昇余地のある銘柄の連れ安を拾うスタンスをとります。
ここでしない行動を整理すると、
- ▲先週買いエントリーをした個別株を、3/2(月)の寄付きで成行売りする行動
- ▲ダイレクトに分かりやすい原油高メリット銘柄(石油資源開発、INPEX、石油小売)を追いかけて、寄付成行買いをする行動
- ▲月足BBで+3σを超えている個別株が+3σにタッチしたことを「押し目買い」や「割安」と設定して買いう向かう行動
買いエントリーをするときに「これは追いかけている?」「待ち構えている?」「上値余地は本当にある?月足は見た?」「後から買いに来てくれる人はいそう?」と自分自身に問いかけてから買おうと思います。
12.商品市況
貴金属の2つの上昇要因
今の貴金属市況は上昇要因が2つあると捉えています。
- 戦争要因:安全資産の需要が高まる。まずはゴールド。連動してシルバーとプラチナ。
- 供給不足要因:戦略物質(防衛・産業・通貨)としての国家備蓄需要と、中国・インドの産業需要が増している
どちらの要因でも上昇トレンドを作るキッカケになると見ています。
ゴールド

買いやすいチャートの形です。S&P500に加えて、ゴールドの積立額も増やすと良い時期として見ています。
シルバー

大元は先物価格なので、先物を基準にしてチャートを見ています。
シルバー先物は、4時間足のボリンジャーバンドでは、+2~3σのバンドウォークに入りました。25日、26週の中期移動平均線も下支えとなり、買いやすいチャートの形になりました。
また、利くかどうかは分からないのですが、私はよく高値安値から45°のライン(青色)を引いて、上昇や下落の角度が急過ぎないことを確認してからトレンドフォローをします。シルバー先物は、直近の分かりやすい安値からちょうど45°のラインに沿って上昇をしているため、週末の上昇は通常の範囲内のスピードと捉えています。
フィボナッチリトレースメントでも、節目を上に超えて終わっているため、次は0.5から0.618の上昇を見込みます。具体的な価格は次の通りです。
- 先物:93.2ドル→100ドル(7.3%上昇)
- ETF:41,210円→44,890円(8.9%上昇)。先物や現物と、ETFとの乖離を約-1%含めるとして、ETFは7.9%の上昇
それぞれに上昇を期待しています。
プラチナ
先週から資金をプラチナに寄せていました。
- 第1段階10,500ドル
- 第2段階11,000ドル
どちらも目標としていた価格に到達しました。
2/27(金)は、週の途中で買った分は利益確定をして、週始めに買っていた分だけを残しています。全部利確をしなかったのは、フィボナッチリトレースメントの節目を超えて引けそうだったからです。

貴金属の2つの上昇要因のうち、3/2(月)と3/3(火)に利くのは戦争要因(安全資産需要の高まり → ゴールド高 → プラチナ連れ高)と考えています。
次は、
- プラチナ先物:2,360ドル→2,435ドル(3.1%)
- 純プラチナ上場信託:11,100円→11,500円(3.6%)
先物現物と、ETFとの乖離を-1%含めるとして、2.6%の上昇を見込みます。
上昇の勢い次第では、先物2,500ドル(5.9%上昇)、ETF12,000円(8.1%・一目均衡表の真横の転換線)も目指せる環境です。株式下落から貴金属そのものへの資金の流れのスピードを、ローソク足と出来高で確認する時期です。
短期トレードのプラチナETFの最終目標は12,000円です。長期保有目線では、月足のローソク足は2月の陰線を否定する長い下ヒゲであり、中長期的には2026年のうちに前回高値の13,500円~15,000円を目指す動きもあり得ると考えています。
私は安定なら金、勢いなら銀とプラチナと感じています。短期トレードでは、「銘柄集中・資金分散」を土台の考え方にして、「銀・プラチナ・金」の順で投入資金に傾斜をつけてトレードをする見通しです。
手仕舞いについては、戦争要因で上昇した分は戦争終結で下落をすることが考えられるため、
- 短期トレード:利益確定はフィボナッチリトレースメントの節目で段階的に行う
- 長期積立:追いかけない忍耐をして、時間分散で購入
を考えています。戦争が短期か長期かを予測しません。
ETFの節目と、先物の節目でそれぞれメッセージが違う場合は、先物の節目を重視して売買をします。
ウラン
戦争でどう動くか、様子見をします。
原油
戦争開始のニュースで上昇。私としては「結局上昇するんだ……」という感想です。
原油はタイミングが難しいと感じました。前回の原油の部分で書いたように、2026年はもともと原油は増産される予定で、供給は足りる見通しのニュースが流れていました。それが、開戦後になって「生産ラインはギリギリで、需要が増加すれば足りなくなるかもしれない」というニュースも出てきています。(こうした語尾のニュースは話半分に見ています。~かもしれない、~そう、~ようだ、~の懸念という語尾は信憑性が低いです)
原油は難し過ぎます。
戦争が短期で終わるか長引くか、読めないことに振り回されそうなので、私は原油そのものは扱わずに、横河電機や日本製鋼所のようにプラント設備関連の個別株に注目をしています。
13.まとめ
【カレンダー要因】
カレンダー要因やイベント要因までは、大きな流れが変わらないことを前提にポジションをつくる。
- 3/13(金)日本MSQ
- 3/18(水)3/19(木):日銀金融政策決定会合
- 3/18(水)3/19(木):アメリカFOMC
- 3/19(木)日米首脳会談予定
- 3/20(金)アメリカMSQ
【指数の見通し】
- 日経225先物は、3/3(火)13:00の58,250円を判断ポイントにして、水曜日以降のポジションを微調整する。上の場合…週末58,750円を見越してポジションを調整。下の場合…3/5(木)15:00時点で57,620円以上を維持することを想定して、ここより下側は日経225寄与度の高い銘柄を買いエントリー
- 上値ゾーンでは売り、下値ゾーンでは買い
- 戦争終結での戻りを重要視する。日経225はレンジ相場のため、高値買い&高値売りのトレンドフォローはしない。
- 陽線2日目や陰線2日目は同じ方向にエントリーをしたくなる気持ちをぐっとこらえて、ここはレンジ相場の中で指数と大型半導体銘柄の順張りはしない。
- 2連続陽線や2連続陰線を追いかけない。売りは追わない。
- 信用評価損益率は-2.15と歴史的な低水準。戦争要因と合わせて、2/3(月)2/4(火)は個人投資家の利益確定が出やすい。指数はレンジ相場のため、慌てて手放さないこと。
- 海外投資家は7週連続買い越し。買う。下げれば買う。買いスタンス。
- 6営業日騰落レシオは150台で過熱。3/2(月)3/3(火)に下げるくらいが丁度良い。押し目を買う。週前半はTOPIX型の押し目買い。週後半は日経平均型の個別株を組み入れる。
- ドル円:日足はレンジの中。週足では上昇トレンド。週後半にかけて外需株を見放さない。
- NT倍率の支持線:14.8が指示ポイント。日経225の重要日時と価格3/3(火)13:00~58,250円よりも下で推移したなら、積極的に買い。
- アメリカ3指数とSOX指数:指数はヨコヨコ、下げれば買い。ただしハイテクは不安定。大型半導体は避ける。
- 今週は「ビットコインを株式の先行指標として見る見方」を復活。
【個別株の選び方】
しないこと
- ▲ダイレクトに分かりやすい原油高メリット銘柄(石油資源開発、INPEX、石油小売)を追いかけて、寄付成行買いをする行動
- ▲先週買いエントリーをした個別株を、3/2(月)の寄付きで成行売りする行動(3/2月前場は動きを観察する)
- ▲月足BBで+3σを超えている個別株が+3σにタッチしたことを「押し目買い」や「割安」と設定して買いう向かう行動
すること
- 貴金属:積極的に買い。時間分散積立も引き続き良いタイミング。海外の鉱山株ETFも視野に入れ始める。
- 「貴金属:外需:内需」は、週前半から後半にかけて「5:2:3」から「5:4:1」の比率でポジションを調整する。
- 新規は、2営業日に分けた分割購入をする。広く薄く100株ずつの試し玉を持つ。
- 有力候補は日本製鋼所(5631)・三菱重工業(7011)・東宝(9602)
- 防衛:IHI(7013)、三菱重工業(7011)
- 原子力、防衛向け産業機械、発電用素材:日本製鋼所(5631)
- 発電プラント:日立(6501)、三菱重工業(7011)、日揮ホールディングス(1963)
- IP銘柄の反発上昇:サンリオ(8136)、任天堂(7974)、ソニー(6758)、コナミ(9766)→IP復活の流れなら、東宝(9602)
- SaaS影響銘柄の復活:富士通(6702)、日本電気(6701)、リクルート(6098)、ビジョナル(4194)
- 制御機器:オムロン(6645)、横河電機(6841)、シンフォニアテクノロジー(6507)、正興電機製作所(6653・板が薄い)IDEC(6652・板が薄い)
- その他:ブリジストン(5108)、大崎電気(6644)
- 貴金属:長期は戦争終了での下落を見越して、高値を焦って追いかけずに時間分散買い。短期はシルバー、プラチナ、ゴールドの順で積極的に買い。
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※この記事は個人的な見解であり、投資売買を推奨するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。