このブログでは、短期スイングトレードをテーマにして記事を投稿しています。
この記事では、私の今の相場観を整理します。
※この記事は個人的な見解であり、投資売買を推奨するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。

1.前回のストーリー
前回の投稿記事はこちらです。
2025年11に入り、日経225採用大型半導体銘柄から
- 日経225採用の半導体以外の大型株
- 日経225に採用されていない個別株(特に建設・銀行・商社)
への資金の流れがみられました。
2.バリュー株シフトの初期段階の難しさ
優勢のある方向性としては、
- 大型半導体銘柄の売り
- それ以外の買い
と考えています。
バリューシフトが起きる初期には、次の難しさがあると整理しています。
- 銘柄を選ぶこと
- 持ち続けること
- 手仕舞いのタイミングを決めて、実行すること
これまでの大型半導体(+電線)テーマだけで上がってきた相場は、
- トレンドフォローで、上がっている銘柄をさらに買い上げる
- トレンドを見てから買う
という行動でした。銘柄選びに迷うことはありませんでした。
バリューシフトが起きる場面では、銘柄選びをする労力が発生します。
- 財務健全
- 収益性が高い(PER)
- 高配当、安定配当
などを調べて、「より早く、他よりも先に資金が来て上げる個別株」を選ぶ必要性が出てきます。長期投資に比べて短期スイングトレードは選ぶ労力が必要で、持ち続けることもブレやすい時期と捉えています。
3.日経平均は週足重視で下げ目線

先週の日経225先物は、
- NVIDIA決算後の上昇(11/20木)
- その翌日下落(11/21金)
週足の抵抗線に抑えられた形でした。
週足でテクニカル上の抵抗線があるのは、短期~中期の下落トレンドの兆しと見ています。
4.11/25(火)は上昇で始まりそう
アメリカ市場の動きを見ていると、11/25(火)の日経平均株価は上昇して始まりそうです。
やはり、
- ソフトバンク
- アドバンテスト
- 東京エレクトロン
をはじめとした大型半導体は買われてギャップアップして始めると見ています。
- フジクラ
- 古河電気工業
もこれまで同時期に上げてきたので、上昇しそうです。
バリュー株では、
- 大成建設
- 大林組
- 野村ホールディングス
なども上がりやすそうなチャートです。
5.日経平均株価への影響要素
1:ビットコイン

私は、今はビットコインを日経平均株価の先行指標として見ています。週足で実体が長い陰線が4本続きました。下髭もつけていて、一旦1~3営業日は下げ止まると想定しています。
(11/23月が休場だったので、買いポジションは助かるかもしれません)
このローソク足の連続する並びは「4本続けば1-2営業日後に反発」という考え方は上手く進むことが多い印象です。
この考え方は『ローソク足パターンの傾向分析』の手順を取り入れています。
2:アメリカの利下げ「期待」
2025年12月タイミングの金利について、11/21(金)要人発言がありました。
- ウィリアムズ総裁「「近い将来」に利下げを実施できる」
- これを受けて25%ポイントの利下げが決定される確率は約60%に上昇
米国の金利下げ → 米国株が株高
という図式を考えると、こちらもアメリカ3指数は一旦の反発上昇が考えられます。
「期待」なので、どこまでこの発言を理由にした上昇が続くのかがポイントだと思います。
3:日本の利上げ&為替介入タイミング
片山財務相は、為替介入に向けた発言のレベルを引き上げています。いつかは為替介入をして円高方向に進むストーリーは固まってきているので、あとはタイミングだけです。
- 米国の金利下げ発言 (→ 日米の金利差縮小 → 円高ドル安)
- 口先介入のレベル引き上げ (→ 為替介入実施 → 急激な円高ドル安)
日米ともに、方向性を合わせに来ているように感じます。
円高は日経平均に対してはマイナスなので下落要因です。
また、日経平均株価(円)/TOPIX(ポイント)を表すNT倍率は、TOPIX優位のチャートです。

為替、そしてNT倍率から、
- 日経225採用大型半導体銘柄:売りスタンス
- (他の225採用銘柄:連れ安の可能性もあり、手を出しにくい)
- TOPIX型の大型銘柄(内需・円高メリット)の買いスタンス
に優位性があると考えています。
買いポジションよりも、売りポジションをメインにする理由は信用買い残です。
4:信用買い残
相場の下落時にクッションになる信用売り残が減り、将来の売り圧力になる信用買い残が増えています。
11/5の下落から信用買い残が増えているということは、11月に入ってからの大型半導体の下落時に、ナンピン買い増しをしている個人投資家が多数いると想定しています。
5:投資主体別売買動向は難しい
今見ている指標で、難しいと感じるのは投資主体別売買動向です。
11/14の週の投資主体別売買動向は、
- 外国人投資家が買い
- 個人投資家が売り
と、その前の週と一転しました。
海外投資家に合わせるとすれば、買いスタンスをとりたいところですが、為替介入を控えている状況では、反発上昇は一時的との見方をしています。
5:SOX指数
半導体の強さを表すSOX指数は3連続陰線で、1回反発上昇が来そうなチャートです。

6:騰落レシオ
日本市場の騰落レシオは、
- 25日:119
- 15日:122
- 10日:129
と、120を超えてきてやや過熱で、これは売り材料と見ています。
7:週末・月末の利益確定売り
今週は11月の最終週なので、木曜日金曜日には
- 週末金曜日の売り
- 月末の利益確定売り
- 配当の権利確定の売り
が起こると考えています。
8:不規則な休場
アメリカ市場は
- 11/27(木)休場
- 11/28(金)短縮取引(日本時間23:30~3:00)
と不規則な週です。
個人的な憶測ですが、
- 11/24(月)日本が休場。アメリカ市場が日本市場の主導権を握る日。
- 11/27(木)アメリカが休場。日本市場がアメリカ市場の主導権を握る日。
と見ています。
火曜水曜の短期ではアメリカ市場の上昇に合わせ、木曜金曜は日本市場の下落要因に合わせる1週間を想定しています。
見通しでは、日経225は大型半導体銘柄を中心に
- 11/25火,11/26水の前場:反発上昇大陽線。
- 11/26水の後場:上ひげ陽線?
- 11/27木:ビットコインの下落再開?、日本市場が下落して陰線?
- 11/28金:日本→アメリカ→日本と、短期下落トレンドの再開、中期下落トレンドへ移行する??
という流れをひとつ想定しています。
3連休は買い100株、売り100株で両建てをして利益を固定して過ごしました。ここからどちらを先に外すのか、タイミングを図る1週間になりそうです。
5まとめ
次の太字下線は中長期的に影響し続けると捉えています。
日経225の上昇要因(一次的と見立て)
- アメリカの12月利下げ期待を呼び込んだウィリアムズ総裁の発言
- SOX指数の反発
- ビットコインの下げ止まり
- 為替介入は口先介入の段階で、円安トレンド継続
- 投資主体別売買動向で、海外投資家が買い越し
日経225の下落要因(継続と見立て)
- ビットコイン;先行指標。下落トレンド継続中
- テクニカル:週足チャートで抵抗線を超えていない
- ドル円:為替介入直後には円高見込み
- 騰落レシオ:やや過熱
- 信用買い残増加:11/4以降の下落相場で増加
序列を付けるなら
- ドル円(為替介入警戒)
- 信用買い残増加
- 週足ローソク足の上値抵抗線
- ビットコイン下落
の順に重視しています。
これらの理由を踏まえて、日経225大型半導体の売りスタンスの立場で、次の見通しを立てています。
- 11/25(月)~11/26(火):49,700円を目途に反発上昇
- 11/27(水)~11/27(木):11/7週からの抵抗線49,700円あたりで上髭をつけて下落再開
- 11/28(金):上ひげで49,000円以下に押し戻されて中期下落トレンドへ
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