秋は星を楽しめる季節です。「星」をテーマにした作品を連想でつなげてみました!

1.大阪市立科学館のプラネタリウムのアニメ
『星の降る夜に』が去年に引き続き上映されています。
星空解説+プラネタリウムで見るアニメの2本立てです。
アニメの題材になっているのはデニソン・オルムステッドという人です。一般市民の立場で流星研究をしていた人物だそうです。彼が流れ星を観測している子の前に現れて、流れ星の生まれる場所を探しに行くというファンタジーアニメーションです。
見た後の充実感がもの凄くあります。私はこの作品がある時は必ず見に行きます。
2025年10月21日はオリオン座流星群、11月18日はしし座流星群がみられるようなので、タイミング的にもピッタリだと思います。
2.星をテーマにしたオーディオドラマ
「星」をテーマにすると、オーディオドラマや小説も、線をつなぐように連想が浮かびます。
オーディオドラマ「FMシアター」では、『天空の道標(みちしるべ)』という作品が放送されました。小説では『戦場に輝くベガ』というタイトルです。
戦争がテーマで、GPSが無かったころの戦闘機は、星座の見える位置を手掛かりに自機の位置を調べる方法があったようです。その計算表の作成に女学生が関わっていたことをストーリーにした作品です。
作品では「星は戦うための道具だった」という言葉が語られます。星を見上げる人の気持ちを、時代背景とともに汲み取った作品です。
この作品は、山梨県のプラネタリウムでも全周天映像(=プラネタリウムで観るアニメーション)として上映されました。私も実際に足を運んだことのある思い入れのある作品です。
3.星の小説やマンガ
渋い作品だと、瀬名秀明の『虹の天象儀』がありますね。プラネタリウムがタイムマシンとなって、時間を移動する主人公の物語です。昭和×SFのテイストが好きな人は気にいると思います。
ライトな作品なら、広島県の尾道市を舞台にした『タビと道づれ』という漫画もあります。「終わらない夏・繰り返す夏」の抜け出し方を探すストーリーです。坂の上のプラネタリウムを目指して物語が進みます。
4.科学館はいつ行っても楽しめる
大阪や名古屋にある科学館は、プラネタリウムそのものや、体験型の展示がたくさんあって、子どもたちはそちらの方が面白いと思います。半日以上はずっと遊んでいられます。
プラネタリウムでは季節に合わせた生解説をしてくれるので、流星を見られる今の時期に行ってみるのも面白いと思います!
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オーディオドラマの名作を紹介しています。
2025年10月の今も毎週土曜日の夜に、毎週のように新作が放送されています。