最近は求人チャンネルの変化を感じています。
一つ目は、BtoBの素材会社がCMを出し始めていること。
テレビでは「素材の会社」AGCや、「金属と鉱山だけじゃない」の住友金属鉱山、などのCMが流れていたのを見ました。
youtubeの広告では、この前、東邦チタニウムだったか大阪チタニウムテクノロジーズだったかのCMが流れていてびっくりしました。
今まではBtoBで消費者の目に触れなかった企業が、消費者向けの広告宣伝費にお金をかけるようになってきた印象です。
二つ目は、BtoCの会社が、目の前のアナウンスで求人募集を伝えていること。
京都の中心街の市バスに乗った時、運転手の人が求人募集のアナウンスをしていました。
- 前のバスの運転手も先月入った社員、不慣れですが温かい目でお見守りください、
- 社員は金の卵です。これから大事に育てていきます。
- 私のように働きたいという方、おりましたら現在乗務員を募集中です。
- 20代から60代も募集中です、40代でもまだまだ若手です。
人事や広報だけでなく、いちプレイヤーの運転手が求人アナウンスをしていたのが、とても新鮮でした。
職業選択に迷う人は、これからもどんどん増えると考えています。
「なんとなく興味を惹かれる」や、「ちょっと働いてみたいかも」、「なんだか良さそう」などの理由を深堀りしていくと、「いちプレイヤーが、一緒に働く人を求めている」姿の良さがひとつにあると感じました。
求人があるというのは、ちょっとした希望のある明るい話だと感じます。
道に迷っている人が、そうした求人広告にふらっと巡り合ったときに、きっと響くと思います。