このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)
25冊目は『5分間逆算仕事術』です。
1.著者の経歴
- 長谷川孝幸(Hasegawa)
- 風土刷新コンサルタント
- 一般社団法人ほめる達人協会特別認定講師
- 大手化学メーカー
- 社員教育研修講師
- 公務員研修講師
2.ビジネススキル
2-1 スキル表
1位 | 心構え・マインド | ◎ |
2位 | 段取り・優先順位付け | ◎ |
3位 | 時間管理術 | ◎ |
得られるスキルは1位が「心構え・マインド」、2位が「段取り・優先順位付け」、3位が「時間管理術」です。
2-2 位置づけ・読み方
「スイスイ読める本」で「理論と実践のバランスが良い」内容です。読書は「スピード感を大事」に、「必要なところを抜き出す」読み方がオススメです。
3.内容
スピード重視の考え方
著者は「スピード」を生み出す心構えを大事にしています。
スタートダッシュができる人とできない人で、10年後には大きな差となり人生も変わります。
スピードで信頼される人になる5つの型
- 時間内にする
- その時間にいる/始める
- 規則的に行動する
- ただちにする
- 急いでする
「できることは5分以内に取りかかる」ことを勧めています。
段取りに含める時間
仕事を上手く回すために、次の時間は必要と解説されています。
- 物理的に手配する時間
- 他者の了解を得る時間
- 仕上げを確認する時間
- タスクを実行する時間
これらを段取りに含める必要があります。
4.良かった言葉・私の考え方
4-1 良かった言葉
「私なりに急いでいます」と言ったところで認められない
相手の感覚を基準に考えることが必要ですね。
標準作業時間を認識していれば、上司の無茶振りや、部下・上司の手抜きがわかる
2-3回仕事を任せてみて、作業や完了報告をあえて遅くしようとする人を早い段階で見つけておく必要があります。サボる人は早く見限り、大事な仕事を分け与えないようにする必要があります。
4-2 私の考え方
私は著者のスピード重視の考え方を気に入っています。
「少しでも速く着手すること」を意識して行動すると良いことが多いです。考える余裕や、見落としがあった時のリカバリーも速く済むのでとても安心です。
- ミスが多い段階
- 作業スピードが遅い段階
- 1人では完了できない段階
ではなおさら、速い着手をすることで周りにどれだけ協力を求めれば良いのかがわかるので、着手スピードを前倒しにすることでミスの無い仕事ができます。
また、すぐに終わる簡単な依頼ほど速く返すことで周囲を良い意味で驚かすことができるので、再就職や転職をした時の職場では「反応の良さ」を強みにできます。
5.関連記事の紹介
読書もスピードが大事です。
じっくりと味わう小説や伝記以外の本で、読まない本が詰まれている人に向けて記事を書きました。積毒がたまっている人に向けて、読書スピードを上げる方法を書いています。
以上、『5分間逆算仕事術』の紹介でした。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。