このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)
26冊目は『クヨクヨしないすぐやる人になる「心の勢い」の作り方』です。
1.著者の経歴
2名の共著です。
- 川野泰周(Kawano Taisyu)氏
- 慶応大学医学部卒
- 精神科医、心療内科医
- 臨済宗建長寺派林香寺住職
- 一般社団法人日本モメンタム協会理事
- 恩田勲(Onda Isaso)氏
- 日本大学法学部卒
- コンサルティング会社代表取締役
- 一般社団法人モメンタム協会理事
2.ビジネススキル
2-1 スキル表
1位 | 心構え・マインド | ◎ |
得られるスキルは1位が「心構え・マインド」です。
2-2 位置づけ・読み方
「スイスイ読める本」で「抽象的」な内容です。
読書は「スピード感を大事」に、「必要なところを抜き出す」読み方がオススメです。
3.内容
着手スピードを上げる心構え
著者は「モメンタム」という、心を勢いづかせる要因を重視しています。
- 何でもいいから行動する
- 交感神経に火をつける
マインドフルネスの先を示す
著者は、マインドフルネスを「感情をマイナスからニュートラルにしてくれるもの」と位置づけます。
そこから動き出すためには目的意識が必要と主張しています。
「着手するまでのスピード」と「完了スピード」を速くして動くことを呼び掛けています。
- 人生をより前進させるためにはマインドフルネスのその先が必要
- 目的意識がないところにモメンタムは生じません
4.良かった言葉・私の考え方
4-1 良かった言葉
交換神経に火をつける
「多様性・ありのままでいい」という現状肯定の言葉が増えている社会で、その先に進むための言葉が書かれていることが良いと感じました。
4-2 私の考え方
物事を着手するまでのスピードはとても大事だと考えています。すぐやる・心の勢い・フットワークが軽いなど、素早く動くことを肯定する言葉はこれから大事に持っていたいです。
スピードを重視して動くことは「スタートアップの精神」だと感じます。この本には目標設定やタスク分解の内容は薄いですが、「勢い」や「スピード」を重視したい人の気分を高めてくれる1冊です。
5.関連記事の紹介
以上、『クヨクヨしないすぐやる人になる「心の勢い」の作り方』の紹介でした。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。