このブログでは、紫式部と源氏物語の名所・ゆかりの地を紹介しています。
実際に行ってみました。ぜひ、旅の参考にしてみてください♬♪(^^♪
1.下鴨神社と『源氏物語』
「京都のお祭りはスゴい」と聞いたことがある人は多いと思います。夏になるとよくニュースにもなっています。
京都のお祭りの一つに「葵祭(あおいまつり)」があります。その昔は「加茂祭」と呼ばれているお祭りで、神社からの葵が京都御所に納められます。上賀茂・下鴨ともに「葵桂」を神紋にしているからだそうです。
『源氏物語』の第帖の『葵(あおい)』には、六条御息所(ろくじょうみやすんどころ)が乗った牛車が、葵上(あおいのうえ)のお付きの従者に車をどかされるという、その後のストーリーに大きく関わる事件が起こります。車争いと言われるシーンです。
また、下鴨神社は縁結びのご利益があるとされています。願いがある人はぜひ寄ってみてください。
2.上賀茂神社と紫式部
上賀茂神社は、京都市内の北側に位置しています。
紫式部・源氏物語・光る君へ、のゆかりの地としては、こちらの神社の方が関わりが深いかもしれません。
上賀茂神社の境内には、片山御子神社(かたやまみこじんじゃ)があります。ここは紫式部が実際に参拝をした場所です。
- 絵馬はハート形で、紫式部と和歌が描かれています。
- 紫式部が詠んだ和歌の歌碑が境内にあります。
- 縁結びのご利益がある場所です。
少し離れた場所に、歌碑があります。
「ほととぎす 声まつほどは 片岡の もりのしずくに立ちやぬれまし」
これは、ホトトギスを意中の人に見立てて、「思っている人の声を聞きたい、朝露に濡れて待っていましょう」という思いを和歌に込めています。
3.アクセス
京都市内の北側にあり、京都駅からはバスで40分と、すこし離れた場所にあります。
観光客でごった返していることはなく、落ち着いて参拝ができるのでオススメの場所です。
必ず、バスか車で行ってくださいね。レンタサイクルでも遠いです。
他にも、たくさんのゆかりの地があるので、色々な場所をぜひめぐってみてください☆