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【ChatGPTプログラミング学習】「逆質問」で思考を深掘りする

ChatGPT4oをプログラミング学習に使うときの、エラーコードの原因探しの方法を紹介します。

ChatGPTとプログラミング学習,原因追及,逆質問

1.HTMLとCSSとJavascript学習

HTML、CSS、Javascriptのプログラミング学習ではコードを書きます。

 

コードは1文字抜けただけでもエラーが出るので、コードのエラーを探し出すことは最初は大変です。

 

例えば次のようなエラーです。

  • 「,」と「.」
  • 「;」と「:」
  • 「;」が抜けている
  • カッコの対応が不足か余分

こうしたエラーは、ChatGPTでコードを丸ごとコピー&ペーストをして、「エラーの原因を探してください」と入力をすればすぐに見つかります。

 

私自身は、入門段階で数十分もかけてセミコロン1つの抜けに悩みました。こうした抜けやタイピングミスは「徒労感・がっかり感」がとても大きいエラーです。コードを打てば打つほど抜け漏れが無くなるタイプのエラーだと感じるので、最初に時間をかけて集中力を消費する場所ではないと感じました。

 

こうしたタイピングミスや抜け漏れを探し出す「デバッグ」は、ChatGPTに任せた方が学習効率が高まると感じています。

 

デバッガーの仕事の一部が自動化できるかもしれないという視点でプログラミング学習は進めていきます。

 

 

2.動くロジックのコード例も提案してくれる

ChatGPTは正しく動くコードの例文を毎回出してくれます。そのコードを写経することで構文を覚えることもできます。

 

入門段階では、とにかく例文をどんどん出してくれるChatGPTがあると便利だと感じます。どこにエラーがあるのか分からない自分のコードよりも、正しく動くコードを真似た方が明らかに学習効率が良いです。

 

確かに自分で処理の順番や構成を考える能力は、別の方法で高める必要があるスキルです。ただし、私は初心者のうちは正しく動くコードを次々と解釈する量をこなすことを優先して学習するつもりです。

 

 

3.「逆質問」のプロンプトで原因探し

私は、課題に沿って自作したコードがどうにも動かない時はコードを丸ごとChatGPTに入力してエラーの原因を質問します。

 

その時、「このコードが上手く動きません。原因追及をしてください」という依頼に加えて「必要な情報があれば私に逆質問をしてください」と指示します。すると、可能性のあるエラー要因がリストアップされることに加えて、まるで人にコードレビューをしてもらうときのような思考の流れを確認することができます。

 

エラーの解決にはこんな観点が必要になるのか」と新しい視点が学べるので、コードの理解が進みます。

 

 

4.入門者こそコードレビューと原因探しに活用

ChatGPTは入力した情報を収集しているため、実践のアプリ開発などで使う場合には情報保護のために特定の設定が必要になるようです。

 

ですが、初心者の段階で企業秘密のコードを打ち込むことはほぼ無いので、私はどんどん使っていく予定です。

 

プログラミング学習に限定しなくても、ChatGPTと壁打ちをして原因追及をする時には、「逆質問をしてください」と入力するプロンプトを使うことで考えを深堀りすることができます。