今日は整理整頓の話です。
『小さな会社の儲かる整頓』から良かったところをピックアップして紹介します。
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1.整理よりも「整頓」にフォーカス
まずは2つの言葉の違いの確認です。
- 整理…物を捨てること
- 整頓…使いやすいように並べること
「整頓は整理よりも易しい。整頓を徹底していれば整理は後からついてくる」と、徹底的に整頓にフォーカスしています。
【目標1】
決まった位置に決まった方法で置く
【方法1】
- 使用頻度が高い順に並べる。
- 置き場所と用具すべてに番号をつける
- 置き場所に原寸大の写真を貼り付けてその上に置く。
【目標2】
収納する物自体を減らす
【方法2】
- 床への直置きを廃止する。
- 戸棚の扉を無くして収納場所を一覧できるようにする。
- 個人情報の書類を置く棚のみ鍵付き扉を付ける。
【目標3】
業務に集中する
【方法3】
- 外回りの社員は個人デスクを持たない。。スタンディングデスクを使った共有デスクで事務処理を済ませる。
2.不慣れな人に合わせる
このようなフレーズが書かれていました。
- しくみは能力が低い人を基準に設計する
- 能力の低い人に合わせるとアナログ管理になる
私なりにマイルドな言い方に変換すると次のようになります。
- 体調が悪い時や頭が疲れている状態でもサッとできるような整頓方法を設定しておく。
3.会社評価と整理整頓術は別物
著者のコンサルの方針は(素手でトイレ掃除など)物議を醸していますが、会社方針への感想と仕事術は別物です。仕事術に絞って必要なところをピックアップすれば良いと私は考えています。
本で紹介される整理整頓術は納得できる解説で、取り入れられる要素がたくさんありました。
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