このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)

84冊目は『1メッセージ』です。
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1.著者の経歴
- 杉野幹人(Sugino Mikito)氏
- 武蔵野大学大学院言語文化研究科 教授。
- 株式会社ユーザーベース News Picks専門役員 CEO特別補佐。
- 元NTTドコモ勤務。世界最高峰のビジネススクールINSEADでMBAを修了
- 後にグローバル経営コンサルティングファームのA.T.カーニーに参画
2.ビジネススキル
獲得できるスキル
| 1 | 文章術 |
| 2 | 説明力 |
| 3 | プレゼン術 |
位置づけ・読み方
- じっくりと理解する
- 理論的・抽象的な内容
- まずは書かれていることを理解して、新しい着眼点を見つける読み方が合っている
3.内容
1メッセージを作る技術
- 焦点化:メッセージを一番大事な論点に絞り込む
- 先鋭化:メッセージを尖った答えにまとめる。
- 結晶化:メッセージを生々しい言葉にまとめる
反論可能性を高める
1メッセージとして出す意見は、議論によって反論できる余地をつくるが大事と書かれています。
意味のない意見の例として、次の例が挙げられています。
- それにはリスクがある:発言する人だけが得をする言葉(失敗の責任をとりたくない、問題解決に興味がなく面倒に感じている)
- 経営に課題がある:課題が無い会社などありえないので、経営に課題があるという意見に反論可能性はなく、相手にとっては意味のない情報でノイズ。そんなメッセージを言ってもなにも変わらない。
- お客さんのニーズを分かっていない:ニーズを完璧に捉えることは不可能
- 右脳を使って考えたらよい:結果が出た時に、右脳を使ったから結果が出たのか、右脳を使わなかったから結果が出たのか、どちらかは分からない。
- 組織力が弱い:そもそも組織力の解釈が人によって違い、何を指すかわからない。
やってみた後で軌道修正できないのであれば、こうして論評や感想を混じえてやっと決める。やってみる前の消去法に時間の労力をかける進め方だ(~中略~)しかし、デジタルですべては変わった。
プレゼン資料
1メッセージはプレゼントも相性が良いです。
- メッセージを箇条書きにしたストーリーラインを作る。
- スライドづくりはメッセージが先で、ボディが後。
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4.私の感性
良かった言葉
答えはゴールではなくスタートなのだ。
迷ったら下位概念の言葉を選ぶ。迷ったら抽象より具体だ。
私の考え方
箇条書きと合わせて、1メッセージを絞り込む技術を獲得すれば、文章術の強い武器になりそうです。
この1冊は文章術の講座そのものでした。長々として文章例から重要な要素を絞り込む判断軸を確認して、1メッセージに仕上げる流れを追体験できます。
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5.関連記事の紹介
こちらの1冊は、文章編集のプロが解説した、ビジネステキストの作り方が学べます。新卒研修にも使えると感じるビジネス書です。
プレゼン資料のメッセージづくりには、こちらの本が役立ちます。
以上、『1メッセージ』の紹介でした。
このブログでは、仕事術のほかに、だれでも気軽にできる職業キャリアのつくり方を発信しています。