このブログで、年間300冊のビジネス書のアウトプットをしていきます。(※期間:2024年12月28日~2025年12月27日)

85冊目は『忙しい人に読んでもらえる文章術』です。
1.著者の経歴
- トッド・ロジャース(Todd Rogers)氏:ハーバード大学公共政策学教授。行動科学者。
- ジェシカ・ラスキー=フィンク(Jessica Lasky-Fink)氏。リサーチ・ディレクター。
2.ビジネススキル
獲得できるスキル
| 1 | 文章術 |
| 2 | 報告連絡相談 |
| 3 | 説明力 |
位置づけ・読み方
- じっくりと理解する
- 理論的・抽象的な内容
- まずは書かれていることを理解して、新しい着眼点を見つける読み方が合っている
3.内容
読み手の注意力の上限を知る
著者は、文章を読んでもらえるかどうかは、読み手の注意力によって決まると説明します。
そして、文章を書く場合には、次のことを念頭に置く必要があるとしています。
- 読み手の脳は、私たちが思う以上に疲れやすい
- 読み手は、肉体的に疲れている
- 読み手は、時間不足を感じている
読んでもらうための関門
ビジネス文書を相手に届ける時には、次の4つの関門があります。
- 「読むかどうか」を決める:経験則で満足できそうかを判断する
- 「いつ読むか」を決める:人は簡単な方を先に選び、不快(長くて退屈)は後回しにする
- 「どれくらいの時間と注意を費やすのかを決める」:誰でも流し読みをする前提で、どのあたりに最も大事な情報がありそうかを経験則で推測している
- 「対応するかどうか」を決める
行動してもらうためのステップ
次の工夫をすることで、読み手の経験則に応じた読みやすい文章を書くことができると説明されています。
- 見出し、ハイライトをつける
- 箇条書きにも見出しをつける
- 行動のプロセスを減らす
- 多すぎる選択肢を提示しない(=集中力を奪わない
- 行動の仕方をハッキリと示す
4.私の感性
良かった言葉
結論から言うと、読み手は誰でも流し読みをする
読み手は経験則を頼りに読む
私の考え方
「文字の壁」の圧迫感を取り除くための工夫は大事だと考えています。
特にビジネス文書では、見た瞬間に「軽く読もうかな」と感じる文章と、「うわっ、多いな、読むのが大変そう」と感じる文章があります。
これは単にテキスト量の差というよりも、余白・文字間隔・図表があるか・見出しと箇条書きなど、情報の配置によって影響されていると感じます。
私自身も文章術は練習している途中段階で、とくに取捨選択の「判断軸を決めること」に課題があります。
書き出して考えたことに対して
- 相手に伝える判断軸を決めて、順番を並べ替える
- 判断軸に沿って、伝える情報量を減らす
など、ビジネス文書の「文章量を減らす技術」は、私が特に注目しているテーマです。
5.関連記事の紹介
ビジネス文書では、メッセージを1つに絞る、という基準作りのコツを解説した本はこちらです。
編集者がビジネス文書を書くときに気を付けていることを知れる本がこちらです。
以上、『忙しい人に読んでもらえる文章術』の紹介でした。
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