このブログでは、紫式部と源氏物語の名所・ゆかりの地を紹介しています。
実際に行ってみました。ぜひ、旅の参考にしてみてください♬♪(^^♪
1.宇治と『源氏物語』の関わりは?
『源氏物語』は、3部構成になっています。
第1部:光源氏の誕生~青年期
第2部:光源氏の晩年
第3部:光源氏の死後、子孫たちの物語
宇治は第3部にあたり、薫(かおる)や匂宮(におうのみや)という男性が出てきます。
第45帖(じょう)から第54帖までを「宇治十帖」と呼びます。その名の通り、宇治を舞台にした話です。
- 45:橋姫(はしひめ)
- 46:椎本(しいがもと)
- 47:総角(あげまき)
- 48:早蕨(さわらび)
- 49:宿木(やどりぎ)
- 50:東屋(あずまや)
- 51:浮舟(うきふね)
- 52:蜻蛉(かげろう)
- 53:手習(てならい)
- 54:夢浮橋(ゆめのうきはし)
読みかたが難しいですね……
宇治十帖も、男女の色恋話や女性の出家の話など、時代背景を映したシーンがたくさんあります。
2.古典の読みかたのオススメ
これから紹介するのは、
- 初めて『源氏物語』を読む人
- 学生時代以来、久しぶりに古典作品に触れる人
におすすめの入門書です。
- 分厚い本は読まなくてOK。
- 第1話から読まなくてもOK。
- 「いづれの御時にか~」は飛ばしてOK。
次の2冊は、(1)薄い (2)軽い (3)読みやすいの三拍子がそろっていて、旅行にも持って行きやすい本です*:..。o☆*゜
3.はじめての源氏物語おすすめ本:宇治十帖編
3-1 図解 眠れなくなるほど面白い源氏物語
『源氏物語』のストーリーを、1話ずつ追いたい人にはピッタリの本です。
見開き2ページですいすい読み進めることができます。
この中から宇治十帖をサクッと読んでみましょう。気軽に読めて、ほかの人よりもちょっと物知りになった気分が味わえる良い本です。
実は、私もこの1冊を一番最初に読みました。最初の『桐壺(きりつぼ)』から『夢浮橋(ゆめのうきはし)』まで、分かりやすく書かれています。
入門書として長く使える便利な1冊です。
3-2 図解でスッと頭に入る紫式部と源氏物語
大河ドラマのファンの方には、こちらがオススメです。
こちらの本は、紫式部の生涯がより詳しく解説されています。
花散里(はなちるさと)や玉鬘(たまかずら)など、登場人物にライトスポットが当てられていることが特長です。
登場人物に注目しながら、『源氏物語』のストーリーを知りたい人におすすめです。
4.まとめ
紫式部と源氏物語に興味があるなら、2024年の今この瞬間が読み始めるベストタイミングです。
上の2冊は、図解でわかりやすく、10冊以上に目を通してきた中でも、自身を持っておすすめできる本です。
本で読んだ世界が目の前に広がることは、とても味わい深いです。
奥深く、知れば知るほど楽しい古典の世界を、どんどん広げてみて下さいね!
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