このブログでは、紫式部と源氏物語の名所・ゆかりの地を紹介しています。
実際に行ってみました。ぜひ、旅の参考にしてみてください♬♪(^^♪
1.三室戸寺と源氏物語の関係は?
三室戸寺(みむろとじ)は、京都の宇治にあるお寺です。
源氏物語には、光源氏の弟である八宮(はちのみや)や、子孫(と表向きはされる)薫(かおる)が出てきます。この二人が仏道を学んだ師が、宇治の阿闍梨です。
阿闍梨とは、平安時代の僧侶の階級の呼び名の一つで、偉い順に「僧正、僧都、律詩、阿闍梨、行者・山伏」とされていました。
源氏物語が書かれた当時、宇治にあった山寺は三室戸寺だけでした。そのため、源氏物語の宇治十帖の話は、三室戸寺の僧侶がモデルにされたと言われています。
2.三室戸寺の境内
受付から門へと進みます。
あじさい園や蓮の花のコーナーがあります。別名あじさい寺とも呼ばれています。6月には庭園全体に紫陽花の花を楽しめます。他にも、しだれ梅・ツツジ・紫陽花・蓮と、季節によって花を楽しめるお寺です。
1月は赤い実の植物、千両か万両が咲いていました。
急な階段を登っていきます。
境内には、牛・うさぎ・へびなど、いろいろな縁起物があります
源氏物語の恋おみくじもあります。他ではみられない面白いおみくじです。
三室戸寺の境内の鐘楼の近くには、宇治には『源氏物語』の「浮舟古跡(うきふねこせき)」があります。
ここは元々は社があり、約250年前に古跡に変えられた場所です。
古典文学や歴史に興味がある人は、宇治十帖の古跡を巡ってみることもおすすめです。
3.アクセスや料金
三室戸寺 | |
開館 | 11-3月:8:30-16:00 4-10月:8:30-16:30 |
入園料 (2~7月,11月) |
大人 1,000円 小人 500円 |
入園料(8-10月,12-1月) | 大人 500円 小人 300円 |
障害者手帳 | なし |
ミライロ対応 | なし |
駐車場 | 近くのタイムズ (24時間営業) |
急な坂道や、階段があります。あじさい園を含めて、車いすでの参拝はほぼ不可能です。
受付の人の対応はスッキリとして良かったです、社務所や御朱印の対応は……あまり期待せずにいきましょう!
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