2024年10月に「ChatGPT-4o with canvas」が新しく公表されました。
実際に使ってみた体験談をまとめました。
- 1.「ChatGPT-4o with canvas」の機能
- 2.「ChatGPT-4o with canvas」のプログラミング画面
- 3.「ChatGPT-4o with canvas」を使った感想
- 4.「ChatGPT-4o with canvas」が仕事に与える影響予測
1.「ChatGPT-4o with canvas」の機能
2024年10月に新しく「ChatGPT-4o with canvas」が発表されました。機能としては次の通りです。
- ChatGPT-4oの性能で生成される。
- 別ウィンドウが開き、成果物を見ながら指示を与えられる。
- 文章の生成と校正が得意
- プログラミングコードの修正が得意。
- 有料ユーザだけが使える(2024年10月15日時点)
画面が2つに分かれているのが最大の特徴で、生成イメージを共有しながらリアルタイムで直感的に指示が出せます。
2.「ChatGPT-4o with canvas」のプログラミング画面
プログラミングのコーディング課題の生成を指示しました。
画面が2画面にセパレートされています。
この画面は縮小表示した画面です。全部を表示させようとすると、ノートパソコンだとやや苦しいです。
画面を狭くすると文字は見えやすくなります。ただ、コーディングでは行が中途半端に改行されるので見づらくなるので、モニターがあると便利だと感じました。
3.「ChatGPT-4o with canvas」を使った感想
主な感想は次の2つです。
- セパレート画面で、完成イメージを共有しながらチャットを打ち込めるのでわかりやすい。
- 画面がセパレートされるので、横幅の広いモニターがあると便利。
手軽に試す分にはノートパソコンの画面で十分ですが、長時間のタスクや本格的なコーディングの練習問題を解決するならモニターがあると良いと感じました。
角度調整ができるiiyamaのモニターは私も使っていて、首や肩が楽に作業ができるのでオススメです。
4.「ChatGPT-4o with canvas」が仕事に与える影響予測
文章校正やコードの追加修正が簡単になり、ChatGPTを使えば誰でもプログラムコードを身近に見ることができます。大勢の人にこれが広まると、「プログラミングって何だか簡単そう」と感じる人が多くなり、職業や仕事のプロセスの「謎めいた高級感」が薄まると考えました。
そして、モクモク作業のプログラミングは終わりを迎えていると感じます。
これからのプログラマーは、
- プログラミング技術を使える領域を探す感性
- 人と人との問題を解決するための課題分解能力
- 快適な未来を頭にイメージさせる文章力、話術、プレゼン術
- 話しかける心理的ハードルを低くするためのコミュニケーションの手数
- お互いの考え方を手早く調整する能力
などがより必要になると感じました。
まずは「ChatGPT-4o with canvas」を自分自身の学習用に使ってみて、操作することに慣れたいと思います。
ChatGPTの複数のモデルの使い分けを、こちらの記事で解説しています。
ChatGPTを使ったプログラミング学習には弱点があります。「助けてもらう方法が分からない」という致命的な弱点で、詳しくはこちらの記事で解説をしています。