このブログでは、紫式部と源氏物語の名所・ゆかりの地を紹介しています。
実際に行ってみました。ぜひ、旅の参考にしてみてください♬♪(^^♪
1.無量光寺と蔦の細道
『源氏物語』には『明石』というタイトルの話があり、現在も明石市にはゆかりの地がたくさんあります。
「無量光寺(むりょうこうじ)」もその一つです。
善楽寺を西側に進むと、すぐに見つかります。すぐそばには「蔦(つた)の細道」があります。
2.蔦の細道とは
この場所は、「『源氏物語』の登場人物が通った場所はここ」として紹介されています。
ただ、解説がなければ本当にただの道なので、想像力を豊かにして眺めることが大事です。
『源氏物語』の『明石』というタイトルの話を知っていることを前提に楽しむ場所だと感じます。
こちらの記事で紹介した本なら、図解でサクッとあらすじが分かるのでオススメです。私もこの本を読んで勉強をしました。
3.行ってみた感想
「あれっ?『源氏物語』は創作だから、「光源氏が通った」と言われているのは何で?」と、最初は感じました。
調べてみると、それもそのはずで、現在の名所は、昔の明石の藩主が「『源氏物語』はきっとここをモチーフにしている」と取り上げたことに由来しているようです。
今風に言えば、アニメに出てくる実際の土地をめぐる、聖地巡礼のようなものだと思います。
とはいえ、昔の人が『源氏物語』を好きに思う気持ちが、観光PRにもなったのもまた事実です。古典作品をすこしずつ知っていくことで、新しい楽しみ方も見つけられます。
ただの道を、光源氏が通った道に変化させられることも、人の持つ想像力が成せる技だと、私は思います。
古典は、学べば学ぶほど、楽しい世界が開けてきますね*:..。o☆*゜
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