このブログでは、紫式部と源氏物語の名所・ゆかりの地を紹介しています。
今回は、奈良県桜井市の長谷寺観光をもっと楽しめるようになる、『源氏物語』の『玉鬘(たまかずら)』の入門書を2冊紹介します。
1.長谷寺と『源氏物語』
長谷寺(はせでら)周辺の観光地は、紫式部と『源氏物語』にゆかりのある場所が多いことが特長です。
玉鬘(たまかずら)は『源氏物語』の中でも美しい女性とされていて、にかけて、男たちによる求婚合戦や結婚ストーリーが書かれています。
奈良県の長谷寺を訪れる時は、『玉鬘』を押さえておきましょう☆
2.古典はとにかく簡単なものを読む
これから紹介するのは、
- 初めて『源氏物語』を読む人
- 学生時代以来、久しぶりに古典作品に触れる人
にもおすすめの入門書です。
小難しくて分厚い本なんて、最初は読まなくていいんです!
第1話から読む必要もありません。「いづれの御時にか~」なんて飛ばしましょう!
これから紹介する本は、
- 薄い
- 軽い
- 読みやすい
の三拍子がそろっている本です。
旅行に持って行くにもピッタリです*:..。o☆*゜
2.はじめての源氏物語おすすめ本:玉鬘編
2-1 図解 眠れなくなるほど面白い源氏物語
『源氏物語』のストーリーを、1話ずつ追いたい人にはピッタリの本です。
見開き2ページですいすい読み進めることができます。
この中から22帖(じょう)の玉鬘をサクッと読んでみましょう。気軽に読めて、ほかの人よりもちょっと物知りになった気分が味わえる良い本です。
実は、私もこの1冊を一番最初に読みました。最初の『桐壺(きりつぼ)』から『夢浮橋(ゆめのうきはし)』まで説明があります。
入門書として長く使える便利な1冊です。
2-2 図解でスッと頭に入る紫式部と源氏物語
上の本との違いとして、こちらには紫式部の生涯がより詳しく解説されています。大河ドラマのファンの方には、こちらをがオススメです。
葵上(あおいのうえ)や明石の君(あかしのきみ)など、登場人物にライトスポットが当てられていることが特長的です。
長谷寺に関わりの深い玉鬘も詳しく説明がのっています。
登場人物に注目しながら、『源氏物語』のストーリーを知りたい人におすすめです。
3.まとめ
紫式部と源氏物語に興味があるなら2024年の今この瞬間が、読み始めるベストタイミングです。
上の2冊は、図解でわかりやすく、10冊以上に目を通してきた中でも、自身を持っておすすめできる本です。
本で読んだ世界が目の前に広がることは、とても味わい深いです。奥深く、知れば知るほど楽しい古典の世界を、どんどん広げてみて下さいね!
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