このブログでは、短期スイングトレードをテーマにして記事を投稿しています。
テクニカルチャート分析を中心に、日本株の個別株と貴金属市場の動きを追っています。
※この記事は個人的な見解であり、投資売買を指示するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。
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この記事のチャート分析にはTradingViewを使っています。

- 1.前回からのストーリー・ファンダメンタルズ
- 2.未来の経済指標カレンダー&投資家心理
- 3.騰落レシオ・騰落率ランキング・空売り比率・日経225先物、ほか
- 4.TOPIX先物
- 5.NT倍率
- 6.ドル円
- 7.アメリカ国債、金利
- 8.アメリカ市場の指数
- 9.米国株チャート・個別株
- 10.ビットコイン
- 11.個別株のテーマ
- 12.商品市況
- まとめ
1.前回からのストーリー・ファンダメンタルズ
前回からのストーリー
- 月曜日に日本株の見通し
- 木曜日に海外指数見通し
を書きました。
先週からの指数を動かすテーマ一覧
- 決算発表:10/9(金)安川電機の好決算。上方修正、コンセンサスを上回る。ASML、TSMC好決算。
- 中東の戦争、原油価格
- 中国AI
- (コアウィーブの値動きと事業)
- 10/16(金)アメリカSQ日
- 11/3(火)アメリカ中間選挙
2.未来の経済指標カレンダー&投資家心理
カレンダー要因
【今週】
- 米国株決算:10/20(火)GE,NFLX 10/21(水)TSLA
- 追証スケジュール:多くの証券会社の強制決済日は「追証発生日から2営業日目の午後(時刻未定)」10/13(火)→10/15(木)→10/17(月)→10/19(水)
日本株のAI半導体銘柄は、米国株の決算以外に上昇材料は少なく、今週は「需給とチャート」で動きを読むことを優先する1週間として捉えます。
【来週以降】
- 米国株決算:10/27(火)GOOGLE,MSFT 10/28(水)AAPL 10/29(木)AMAZN 11/17(火)NVDA
- 10/17(土)~26(月):FOMC前のブラックアウト期間(FRB議長や地区連銀総裁が発言をしない方針の期間)
- 10/27(火)~28(水):FOMC
- 10/29(木)~30(金):日銀金融政策決定会合
- 11/3(火)アメリカ中間選挙
個人投資家の心理の推測
- 大型半導体の下落で心が痛んだ。しばらくは半導体は買いたくない。
- 先週末の金曜日(16日)に押し目買いをした半導体株が下がる。どうしよう。もう1回押し目買いをして平均単価を下げたい。
- 半導体株は3空の押し目。なのにまだ下がるの!!?
- アメリカ株も弱くないのでホールド継続。様子を見たい。
- ディフェンシブ、高配当銘柄の一部にも資金を移しておこう。
- AI半導体は月曜日は下がるだろうけど、ディフェンシブの価格はは大丈夫?
- サイバーセキュリティが勢いがある。
- 原油が一気に上がって、ちょっとマズイな。
- 本当に中間選挙でトランプの共和党が勝てるの?……中東戦争が全然終わらない。
機関投資家の心理の推測
- 10/16(金)にAI半導体を信用買いした個人を絶対に逃がさない。絶望の淵に叩き込んでやる。追い込んで手放させて、安いところを買い集めしたい。
- 需給が悪い個別株を狙い撃ちしよう。
- 個人の売りも買いも、両方ふるい落としてから株高に持って行く。
- 大幅下落で営業成績のノルマに一歩近づいた。
- ASML、TSMC、アメリカ銀行株、安川電機の好決算が出そろった。未来の利益を見込めるので、ここで上下に振って投資家をふるい落とししよう。
- 中間選挙までの混乱に備えて、ここは守りの銘柄も売買対象にしておこう。
3.騰落レシオ・騰落率ランキング・空売り比率・日経225先物、ほか
騰落レシオ
- 6営業日:129(やや過熱)
- 10日、15日、25日営業日:100台
AI半導体銘柄がリバウンドした金曜日に、短期騰落レシオがやや過熱に入りました。
1日だけではすぐさま下げやすい環境になったとは言えません。売りや買いの方向性を判断する材料としてはまだ弱いため、他の材料が必要です。
空売り比率と日経平均株価(現物)と売買代金
| 日付 | 空売り比率 | プライム市場売買代金 |
| 10/13(火) | 38 | 7兆円 |
| 10/14(水) | 39 ※日経225大幅下落の日(25日移動平均線を下に貫通した大陰線) | 7兆円 |
| 10/15(木) | 39 | 10兆円 |
| 10/16(金) | 32 | 7兆円 |
- 10/15(木)の売買代金は10兆円。株主構成が入れ替わった日と考えます。
- 10/16(金)売買代金が7兆円台と変わらないにも関わらず、空売り比率が32(この半年間でも低値)へ急低下しました。つまり、この日の指数の上昇をもたらした売買は「空売り勢の買戻し」が主体だったと考えられます。
- 空売り比率が下がったので、株価下落時の買戻しをする層が減ったと考えられ、下落が続きやすい捉えてます(※オプションが分かれば、このあたりのストーリーをつなげられるのかもしれません)
2026/10/15(木)の売買代金ランキング上位20位はこちらでした。
- キオクシアホールディングス、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、太陽誘電、レーザーテック、イビデン、フジクラ、東京エレクトロン、村田製作所、ファーストリテイリング、三菱UFJフィナンシャル・グループ、リクルートホールディングス、トヨタ自動車、ディスコ、みずほフィナンシャルグループ、古河電気工業、任天堂、JX金属、パナソニック ホールディングス、日立製作所
2026/10/16(金)の売買代金ランキング上位20社はこちらでした。
- キオクシアホールディングス、アドバンテスト、太陽誘電、レーザーテック、ソフトバンクグループ、イビデン、村田製作所、フジクラ、東京エレクトロン、ディスコ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、リクルートホールディングス、ファーストリテイリング、任天堂、三菱重工業、トヨタ自動車、ソニーグループ、日立製作所、パナソニック ホールディングス、三井住友フィナンシャルグループ
TOPIX型が上昇したことから、「AI半導体銘柄からディフェンシブ株へ」という資金の流れがみられます
AI半導体株を売りポジションで少しずつ解消しつつ、現金化した資金をTOPIXディフェンシブ株へ資金を移動していると捉えています。
とすれば、日足上昇トレンドに入ったディフェンシブ株やTOPIX銘柄には、AI半導体から抜けた資金がこれから入り、息の長い上昇トレンドをつくる可能性があると考えています。
ここで、日経平均株価の現物チャートを見てみます。

AI半導体は10/15(木)に大幅下落をして、10/16(金)はほとんど戻さないリバウンドでした。AI半導体銘柄の値動きが微増だったことに比べて、TOPIX型は10/15(木)には上昇、金曜日は上昇一服と、逆の動きをしていることが読み取れます。
日本の夜間市場と米国株の動きから、10/19(月)のAI半導体株は下落することがほぼ確定しています。(急に中東の緊張状態が緩和することが無ければ)
来意週以降のストーリーとしては、
- AI半導体銘柄の下落とは対照的に、ディフェンシブ株やTOPIX型の上昇が続くか
- AI半導体株(と日経225)の下落に引っ張られて、ディフェンシブ株やとTOPIX型の株も連れ安するか
の分岐があります。連れ安の全面安の場合は、これまで急騰してきたサイバーセキュリティー銘柄は資金確保のために利益確定売りが出る可能性も考えられます。ディフェンシブを持つ場合は、この後に整理をする上昇開始テーマから選ぶことが下落を避けられる可能性が高まります。
カレンダー要因を確認すると、
- 経済発表の材料に乏しい
- FOMC前のブラックアウト期間で、FRB・地区連銀関係者の発言がされない(法律に基づいたものではありませんが、方針として守られています)
- 米20日(火):ネットフリックス→エンタメ産業として個人消費のトレンドを見る。GMゼネラルモーターズ→金利とローン組みの影響を受ける、高額商品の個人消費トレンドを見る。
- 米21日(水):メタ、テスラ、テキサスインスツルメンツ(アナログ半導体製造。注文数・在庫数が影響しやすい)
日本株の指数を動かすイベントとしては、次の順で優先度を高めて確認をします。
- 米10年債金利・米国債券。
- 原油高・中東情勢(アメリカ、イラン、ロシア、ウクライナ)
- ビットコイン(リスク資産への資金流入を見る)
シナリオは、
- 中東情勢の緊張によって原油高→アメリカのインフレ→米国金利が再上昇→グロース株には悪影響→AI半導体株の日足下落は継続。
- ビットコインから資産引き上げ=リスクオフ=米国株・韓国株・日本株の下落要因
です。
経済発表イベントが少ないため、個別株を選ぶよりどころしては、チャートの形と需給の優先度が高まる1週間と言えます。
日経225先物チャート
チャートの色分けはこちらの記事にまとめています。
たくさんの線があるので、興味のある方は照らし合わせてみてください。

【上限突破ゾーン】
- 65,850円(10/16金のリバウンド上昇の抵抗線)~64,700円(フィボナッチ)
【上限】
- 64,200円2本の重要トレンドラインの交点(※リバウンド上昇の上限節目)。
【レンジ想定ゾーン】
- 63,150円~62,880円(フィボナッチ短期7/29から78.6%、トレンドライン(8/3~)、週足BB-2σ、フィボナッチ超短期10/15~1.618)~62,200円
【下限ゾーン】
- 62,200円~61,300円(200日SMA)
【下限突破ゾーン】
- 61,300円~60,500円(フィボナッチ)~59,600円(フィボナッチ超短期3.618)~58,700円(フィボナッチ超短期4.236)
月曜日は大型半導体銘柄と日経225の下落があるとして、下の抵抗帯のゾーンを2つ設定しています。(赤い丸印)
日経225の動きを見て、AI半導体株を買うかどうかはともかく、TOPIX型銘柄やディフェンシブ銘柄・防衛銘柄など、日本市場全体に下落の影響があるかどうかを重視して観察します。
日経225の操作に使われる個別株チャート
ソフトバンクグループ(9984)

- 週足ボリンジャーバンドが横向きであること
- 10/19(月)がGDなら、ローソク足で4空をつけること
BB-2σ(4,710円)まで下がるとー4.6%
BBー3σ(4,050円)まで下がると‐18%
以上から、3,800円~4,080円の層では週単位では第1段の買いを入れてもいい価格と捉えています。デイトレードでは、10/8からの急激に下がってくるトレンドラインを超えるまでは買いは禁止。前場は売りが強く継続と考える。
東京エレクトロン(8035):

ボリンジャーバンドー2σの9,200円(10%下落)が一つの節目と見ています。
アドバンテスト(6857):

週足-1σの32,600円まではー5.6%
週足-2σと200日移動平均線付近の28,700円まではー16%
ファーストリテイリング(9983):

10/14(木)はAI半導体の動きとは逆に上昇、AI半導体株がリバウンド上昇した10/15(金)には下げています。きれいな逆相関がみられます。
月曜日は、AI半導体セクターは下落しても、日経やTOPIXが全面安にはならないシナリオもあります。
信用評価損益率・投資主体別売買動向・新高値新安値
信用評価損益率:ー6台。先週からすこし増加しました。
投資主体別売買動向:~2026年10月9(金)時点の遅行指標です。
- 海外:買い越し
- 個人:買い越し
- 事業法人:買い越し
海外は、日本のSQ週に買い越しています。また、事業法人の買いは2週連続売り越しだったものが買い越しに変わりました。上期の締め日前後の自社株買い禁止の期間が過ぎたので、再び自社株買いが進んだと考えられます。
新高値新安値:10/16(金)に新高値が急増して100台、新安値は急減して10台。半導体株のリバウンド上昇に合わせて、TOPIX型銘柄にも買いが広がりました。
4.TOPIX先物

【上限突破ゾーン】4,100ポイント(雲の上限)~
【上限ゾーン】4,060ポイント(雲の下限・トレンドライン)
【節目】4,000ポイント(フィボナッチ、トレンドライン、キリの良い価格)
【下限ゾーン】3,930ポイント(フィボナッチ2本)
【下限突破ゾーン】~3,860ポイント(200日SMA)
TOPIXのチャートは日経225よりもシンプルに感じます。2本のフィボナッチリトレースメントを節目に、200日移動平均線を守れるかを見ます。
10/18(月)の始値と、終値の強さを確認して、全面安か、AI半導体だけの下げなのかを確認して、トレード対象を判断します。
5.NT倍率

NT倍率にもトレンドラインは機能します。
200日移動平均線を下回りました(=日経平均がTOPIXよりも弱い。TOPIXの方が強い)。
4時間足では7段下げです。10/19(月)の9-13時のローソク足の形が重要です。週前半は200SMAの下側で維持されるかどうかを、セクター選びの材料にします。
6.ドル円

ドル円は200日移動平均線の下で、張り付くように上下をしています。
大きな動きはみられません。
7.アメリカ国債、金利
米国30年債の入札後に、金利低下と債券価格上昇がみられました。
米国30年債利回り

10/14のCPI発表を機に下落しています。日足では一度上昇をする余地があります。その後の動きは見通しにくく、観察の対象です。
これまで「金利上昇」と「AI半導体主導の指数上昇」がセットになっていたので、「金利低下」と「AI半導体主導の指数下落」のシナリオは十分にあると考えています。
米国10年債利回り

米10年債も低下しています。
米国長期国債先物

日足上昇トレンドに入りました。
資金が債券に向かっています。
8.アメリカ市場の指数
ダウ平均株価

26週移動平均線は右上がりで、上昇トレンドは崩れていません。
日足では抵抗線があり3回目のタッチです。反転下落する道筋もありますし、4回目で抵抗線を抜けて上昇をする場合もあります。
月足のシナリオとしては、
- 2026年9月の月足大陰線の次に、
- ①10月は実体がコマのレンジ →中間選挙後に大陽線
- ②大陰線を打ち消す大陽線 →中間選挙後に陽線
- ③長い上ヒゲコマ → 11月の始まり値によって下落継続もありえる
のシナリオなら、チャートは綺麗に上昇トレンドへ復帰します。
週足BBは横向きで、大きなトレンドは発生していません。
S&P500先物

週足BBは横向きで、大きなトレンドは発生していません。
NASDAQ

26週SMAは右上がりのため、週足は下落トレンドにはなっていません。
4時足では4段下げ、次の4時間でリバウンドはあるかもしれませんが、その動きを追うことが大事な状況です。
SOX指数

SOX指数は日足下落トレンドを抜けるまでは下目線です。
10.500ポイント~10.580ポイント(200日SMA)が節目のゾーンです。
9.米国株チャート・個別株
アメリカの指数に影響を与える個別株のチャートも確認をします。
NVDA(エヌビディア)

短期下落トレンドの抵抗線の下にあります。26週SMAで止まってはいます。「下げ止まる可能性がある」ことは言えますが、「上がる・ここで下げ止まる」とまでは言えません。下に行くなら200日SMAが目先の目標です。
AMD

AMDは10/19(月)は上がりにくいチャートです。26週SMAまでの下落が素直な動きです。
MU(マイクロン)

マイクロンも10/19(月)は、リバウンド上昇を打ち消す陰線が続いていて、上がりにくいチャートです。
代表的なアメリカのAI半導体株のチャートを見ても、10/19(月)の米国AI半導体株の上昇はあまり期待できず、10/17(火)の日本のAI半導体株の上昇は期待できないかもしれません。
CRWV(コアウィーブ)

突如としてニュースに現れたコアウィーブのチャートもチェックが必要な環境です。下落調整の理由にされた感じはありますが、コアウィーブが引き金になったと広まっているので、そういうものとして見ていきます。
下に引けるトレンドラインは見当たらないので、フィボナッチリトレースメントを主体に節目を確認します。
- 60ドル:フィボナッチ。10/16(金)のザラ場
- 54ドル:フィボナッチ。
このまま株価がヨコヨコで推移すれば1つ目の抵抗線を横に抜けて上昇余地が生まれますが、そう簡単に楽に上げさせてはくれないと推測しています。
SOX指数や他のAI半導体株の動きの影響でを受けて10/19(月)は下落し、次の節目の54ドルを目指す動きを想定しています。
10.ビットコイン

ビットコインは三角保ち合いをどちらに抜けるのかの状況です。
想定をしていた2026/10/13(日)13:00時点では、まだ方向感は見えません。
- 4時間足:抵抗線は4回目のタッチで上に抜けると上昇トレンドに勢いが付く →リスクオン →日本株・米国株・韓国株には追い風
- 日足:下に右上がりの分厚い雲があり、上昇トレンドには乗りやすい形
下に抜けた場合は株式の買いポジションは控え、上に抜けた場合は株式の買いポジションを考えます。
11.個別株のテーマ
先週の値上がりランキング100位以内
先週の値上がり率ランキング上位100位に入った銘柄のうち、目を付けたいくつかの個別株の名前と騰落率を記事に残しています。
上昇率ランキングの傾向
- サイバーセキュリティ
- 製薬・外食・食品・医療機器、産業機械(半導体を除く)
- 防衛・金属(金鉱株・素材加工)→単発高であり、中期トレンドを変えていない
- 時計関係(インフレメリット銘柄)
下落率ランキングの傾向
- 半導体のあらゆるテーマ
- 電力、銀行、百貨店
日経225の半導体の需給
AI半導体銘柄が揃って急落した2026年10月15日(木)の信用倍率の変化から、ポジションを考えます。
信用倍率が大幅に悪化
- フジクラ(21→34)
- 古河電気工業(26→34)
信用倍率がやや悪化
-
TOWA(48.2→69.1)
-
キオクシア(35.4→38.0)
-
メイコー(19.7→35.9)
-
ローツェ(15.8→29.3)
-
東京エレクトロン(19.7→24.7)
-
信越化学工業(15.4→19.3)
-
日本マイクロニクス(9.7→16.9)
-
山一電機(8.7→14.3)
-
TDK(12.2→13.1)
-
村田製作所(9.8→11.7)
-
ディスコ(8.6→10.4)
-
KOKUSAI ELECTRICK(7.4→9.7)
-
太陽誘電(3.5→6.8)
- ソフトバンク(6.8→6.5)
-
SCREEN(5.2→6.2)
-
レーザーテック(2.0→4.9)
-
イビデン(3.7→4.8)
-
さくらインターネット(3.7→4.6)
-
アドバンテスト(1.1→2.9)
信用倍率が2倍になっていることよりも、倍率そのものの絶対値を重視します。
あえて今、AI半導体株の上昇リバウンドを、どうしても狙う場合は、
- 26週SMAが上向き
- ハッキリとした押し目がある
- 信用倍率が20未満
- 4空叩き込みのソフトバンクグループを1日またぎで薄くイン
などの条件に限られると考えています。
ディフェンシブ銘柄:食品・外食・医薬
まだ上がりきっておらず、上昇余地がある個別株として
- クスリのアオキHLDGS(3549)
- 山崎製パン(2212)
- コロワイド(7616)
- ブロンコビリー(3091)※10/22木決算注意
- キリンHD(2503)
- サッポロビール(2501)
日足上昇が見えて、押し目を狙う個別株として、
- ロート製薬(4527)
- キッコーマン(2801)
- 明治ホールディングス(2269)
- すかいらーくHD(3197)
- トリドールホールディングス(3397)
- FOOD&LIFECOMPANIES(3563)
- ゼンショーホールディングス(7550)
原油高メリット
- WTI原油ETF(1671)
- NN原油ダブル・ブル(2038)
- 商船三井(9104)
- 日本郵船(9101)
商社
- 伊藤忠(8001):BtoCの生活関連用品に強い
- 住友商事(8053):BtoCに強い。SCSKの大手SIも利益の源泉
- 豊田通商(8015):輸送機器に強い
生活密着のBtoCに強く、チャートが最も良いのは伊藤忠商事です。資源に強い三井物産・三菱商事・丸紅はチャートはまだお休み中です。米国債の金利が低下して、金銀の価格がハッキリッと上昇してきた時に、資源に強い商社の出番と見通しています。
好業績&増配
- 古野電気(6814):商船向け電子機器
判断保留中で様子見
- 任天堂(7974)
お休み中のテーマ
- 防衛、レアアース、貴金属、非鉄金属、建設不動産(週足下落トレンド中)、製鉄、宇宙、銀行、電力、百貨店
決算好材料
- 安川電機、TSMC、ASML
12.商品市況
原油

原油先物は日足上昇トレンドです。
98ドルの高値を超えているため、98ドル以上を4時間足で2本以上維持すれば、ロングで買いやすい状況です。その場合、目標は102.3ドル~104.9ドルです。上昇の勢いによって目標を考えます。
ゴールド

抵抗線を5回目のタッチで上に抜けてきました。
- 25日SMA、26週SMAは右下がり
- 連続陰線のフィボナッチリトレースメント38.2%を超えていないので、買いはまだ。
まずは、4,200ドルを超えて価格を維持できればい候補に入ってきます。今はまだ待ちの状態です。
シルバー・プラチナ
トレンドは無いので手だし無用です。
銅
レンジ相場でトレンドは無いので、あえて今選ぶ必要はありません。
まとめ
【カレンダー要因】
- AI半導体下落による追証の強制決済日は10/15(木)→10/17(月)→10/19(水)のスケジュール。
- 米国株決算は10/20(火)GE,NFLX、10/21(水)TSLAのため、直接的なAI半導体銘柄の上昇にはつながらない予想。
- AI半導体銘柄と日経225は、チャートと需給の材料の優先順位を上げる。
【日経225先物の見通し】
- 日本の夜間市場と米国株の動きから、10/19(月)のAI半導体株は下落がほぼ確定(急に中東の緊張状態が緩和することが無ければ)
- 6営業日騰落レシオは129とやや過熱。売買判断にはまだ使わない。
-
来週以降のストーリーとしては2つに分岐。
- AI半導体銘柄の下落とは対照的に、ディフェンシブ株やTOPIX型の上昇が続くか
- AI半導体株(と日経225)の下落に引っ張られて、ディフェンシブ株やTOPIX型の株が連れ安するか
- 10/19(月)連れ安の全面安の場合は、急騰してきたサイバーセキュリティー銘柄は資金確保のための利益確定売りが出る可能性があるので新規買いは避ける。
- ディフェンシブを持つ場合は、「食品・外食・医薬品」から選ぶ。
- 63,150円~62,880円~62,200円をレンジ想定にする。
- ソフトバンクグループは、10/19(月)GDで始まれば4空叩き込みの下落。リバウンド上昇の買いが入りやすいタイミング。第1段の買いを入れる。
- フジクラと古河電気工業は大陰線で信用買いが増加。信用倍率が上昇して需給が悪化したため、買い対象としてはあり得ない。
- SOX指数と米個別株(NVDA,AMD,MU)は10/6(月)は上昇しにくい形のため、10/19(月)に大型半導体銘柄の買いポジションは持ち越さない。リバウンド狙いのデイトレ買いの時間軸は13時~14時半とタイトに設定。
-
主体別売買動向:~2026年10月9(金)時点の遅行指標です。
- 海外:買い越し
- 個人:買い越し
- 事業法人:買い越し
【TOPIX先物の見通し】
-
来意週以降のストーリーとしては2つに分岐。
- AI半導体銘柄の下落とは対照的に、ディフェンシブ株やTOPIX型の上昇が続くか
- AI半導体株(と日経225)の下落に引っ張られて、ディフェンシブ株やとTOPIX型の株も連れ安するか
- TOPIX型サイバーセキュリティーのテーマ株は資金確保のための利益確定売りが出る可能性があるので新規買いを避ける。ディフェンシブを持つ場合は製薬・外食・食品・医療機器、産業機械(半導体を除く)から選ぶ。
【NT倍率の見通し】
-
200日移動平均線を下回り、日経平均(大型半導体株)の弱さが現れている。
-
10/19(月)の9-13時のローソク足の形が重要で、週前半は200SMAの下側で維持された場合は、AI半導体株の日単位のリバウンド上昇はシナリオから外す。
- ソフトバンクが4空叩き込みである以外は、東京エレクトロン・アドバンテストは下値余地がある。ファーストリテイリングはAI半導体に逆相関しているので、10/19(月)は全面安にはならずNT倍率の節目で下げ止まるシナリオもある。
- 米国のAI半導体個別株が上がりにくい見通しから、TOPIX型の銘柄がどこまで上昇を維持できるかが、日本株指数のムードを決める1週間になる。
【ドル円の見通し】
-
200日SMAの下でヨコヨコ。ほぼ無風の状態。指数や個別株の材料にはならない。
【米国債金利・債権価格の見通し】
- 米国債金利、米国債ともに、上下を見通しにくい位置。
- これまで「金利上昇」と「AI半導体主導の指数上昇」がセットになっていたので、「米国10年債の金利低下・債権価格上昇」と「AI半導体主導の指数下落」をセットで捉える。
【アメリカ3指数、米国株個別株、SOX指数の見通し】
NYダウ
- NYダウ、S&P500、NASDAQは、すべて26週SMAは右上がりのため週足上昇トレンドは崩れていない。
- 3指数とも日足では下落トレンド。NASDAQとSOX指数は下落が強く、抵抗線を超えるまでは、日足単位の節目までの下落を想定する。
- AI半導体からディフェンシブへの資金移動の流れがみられる。
- NVDA,AMD,MUは日足下落トレンドで、10/19(月)は下値余地があり下落する見通し。
- CRWVも抵抗線を上に抜けるまでは下目線。10/19(月)ヨコヨコなら上昇余地があるも、下なら54ドルを目指して日足下落トレンド~継続=ナスダックと日経225と韓国半導体株の下落要因。
- SOX指数は「10.500ポイント~10.580ポイント(200日SMA)」を目指す下目線。
ビットコイン
- リスク資産として捉える。
- 三角保ち合いを下に抜けた場合は、AI半導体の日足下落トレンドが継続すると捉えて、AI半導体株の買いポジションは控える。
- 三角保ち合いを上に抜けた場合は、AI半導体株のリバウンド上昇を想定して、4空叩き込みのソフトバンクグループ(9984)の第1段の買いを候補に入れる。
- 日経225の上昇は、ビットコインの上昇にかかっている。
原油
-
98ドル以上を4時間足で2本以上維持すれば、ロングで買い候補に入れる。
-
その場合、目標は102.3ドル~104.9ドル。上昇の勢いによって目標を変える。
貴金属(金・銀・プラチナ)と銅
- ゴールド:4,200ドルを超えれば日足買い転換と捉える。ただし週足はまだ下落トレンド中のため、短期トレードではごく薄い買いにとどめる。まだまだ長期分散買いの段階。
- シルバー、プラチナ:週足下落トレンド中。買いとしては手出し無用。
- 銅:レンジ相場。他の市場との連動が見えないため売買しない。
【個別株とETFの選び方】
しないこと
- 10/19(月)の前場と、10/21(水)の前場に大型半導体株を買わない。→10/19(月)のアメリカ市場でSOX指数や個別半導体株にまだ下げ余地があり、上昇を見込みにくい。追証の強制決済売りが控えている。10/19(月)後場12時半から13時、10/21(水)後場12時半から13時。
- 10/19(月)に大型半導体銘柄の買いポジションは持ち越さない。
- AI半導体銘柄のうち、需給が著しく悪い銘柄は買わない:フジクラ(21→34)、古河電気工業(26→34)、TOWA(48.2→69.1)、キオクシア(35.4→38.0)、メイコー(19.7→35.9)、ローツェ(15.8→29.3)は買わない。→今週の焦点は「ディフェンシブ銘柄は価格を維持・上昇するか」なので、ディフェンシブ株が上昇を維持するなら素直にディフェンシブ株を買えばいい。
- ディフェンシブ株を買う場合、サイバーセキュリティのテーマは買わない。→AI半導体銘柄の損失を相殺するために利益確定が起きやすいと想定する。
- お休み中のテーマの株は買わない(週足下落トレンド中の単発高を判断材料としては扱わない):防衛、レアアース、貴金属、非鉄金属、建設不動産(週足下落トレンド中)、製鉄、宇宙、銀行、電力、百貨店
すること
- 10/19(月)、リバウンド狙いの半導体デイトレ買いの時間軸は13時~14時半とタイトに設定。
-
週の後半にかけて、AI半導体株を持ち越しして上昇リバウンドを狙う場合は、
- 26週SMAが上向き
- ハッキリとした押し目がある
- 信用倍率が20未満
- 4空叩き込みのソフトバンクグループなど、テクニカル上で戻りを期待しやすい銘柄を薄く買う
を条件にする。
- ディフェンシブ株として、
- コロワイド(7616)4.0%
- ブロンコビリー(3091)3.5%※10/22木決算注意
- サッポロビール(2501)3.0%
- キリンHD(2503)2.9%
- 山崎製パン(2212)配当利回り1.9%
の中から1つを選ぶ
- ディフェンシブ株の押し目狙いの候補として、
- 明治ホールディングス(2269)3.2%
- ロート製薬(4527)3.1%
- キッコーマン(2801)2.0%
- すかいらーくHD(3197)2.0%
- トリドールホールディングス(3397)1.7%
- FOOD&LIFECOMPANIES(3563)0.9%
- ゼンショーホールディングス(7550)0.8%
を観察リストに入れて、押し目が来るタイミングを見る。
- 原油高メリットとして
- WTI原油ETF(1671)
- NN原油ダブル・ブル(2038)
- 商船三井(9104)
- 日本郵船(9101)
から1つを選ぶ。
- TOPIXの強さが維持される場合、「ディフェンシブ・原油」に続いて資金があれば次の候補から1つ選ぶ。
- 伊藤忠(8001)
- 住友商事(8053)
- 豊田通商(8015)
- 古野電気(6814)
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