これから読み返す2冊です。
どちらもPBRやPERを解説するファンダメンタルズ分析の本です。
「株価下落→PBR低下→PBR1倍割れ銘柄に再注目」と連想しました。
1.低PBR株の逆襲
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内容が充実していてしっかりと書かれています。
みずほ証券の人が書いていて、日本実業出版社から出ています。信頼性の高い本です。
- 低PBR対策が進められてきた理由
- 上場企業の対応策の事例
- 2023年時点のPBR1倍割れの企業と対応策
- 低PBR対策の取り組みの効果を評価
- アクティビスト(外国人投資家)とPBR
- 株式持ち合い解消の流れ
- M&A推進の流れ
- サステナビリティ経営とPBRの関係
2023年頃からの個別企業の低PBR対策の評価はとても鋭く目が覚めるような解説です。他の株式投資本には出せない魅力があります。
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2.伝説の編集長が教える会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい
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次の内容が載っています。
- 四季報の春号・夏号・秋号の特長
- PERとPBRの読み方
- キャッシュフロー計算書とアクティビスト(=海外の機関投資家)の関係性
- 「フル生産」の読み方
- トップシェア企業を買う理由
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銘柄選びで迷ったときは、PBRを見て低い方を選ぶ機会が増えています。
決算期ごとに地道に繰り返し読んで「こういうことだったのか」と納得しながら、少しずつ短期スイングトレードや中長期投資に落とし込んでいます。
3.低PBR株と金属・素材・資源の銘柄
金属・素材・資源のカテゴリーには、PBR1未満の銘柄はまだまだ残されています。
コード | 名称 | PBR(7/26大引) | |
5713 | 住友金属鉱山 | 0.68 | ニッケル・非鉄金属・電子材料・鉱山 |
5711 | 三菱マテリアル | 0.54 |
非鉄金属首位。銅加工・電子材料・鉱山出資 |
5541 | 太平洋金属 | 0.35 |
(赤字)ニッケル・ステンレス・鉱山 |
5703 | 日本軽金属HD | 0.47 |
アルミ(半導体製造装置・リチウム電池向け) |
5408 | 中山製鋼所 | 0.47 |
鉄鋼・電炉・高炉 |
2024年7月12日からの日経平均株価の下落からのリバウンドを狙うなら、5711三菱マテリアルが一番見通しを立てやすいと感じます。
チャート上で週足・長期移動平均線に分かりやすくタッチしています。週足・MACDは売り転換継続中なので、あくまで資金を抑えた短期リバウンド狙いの買いエントリーを狙っています。
金属・資源・素材はとても興味深くて面白い分野です!