このブログでは、短期スイングトレードをテーマに記事を投稿しています。

1,2025年10月14日(火)寄付きまでの流れ ※月曜日は祝日
10/10(金)
- 公明党から連立連立離脱が発表
- トランプ大統領が中国に対して100%の関税発表 → 3連休中に歩み寄りの動き
10/10(金)の日経平均先物は大きく下がりました。
その後、10/13(月)の日本市場が休みの日に、アメリカ市場は3指数とも反発上昇をしました。
私は日本の個別銘柄のスイングトレードをしていて、日経平均株価に影響を与えるアメリカ3指数の動きを見ています。10/14(火)の時点では日本市場の反発上昇が続くかどうかは、米国市場に3~4日の持続性があるかどうかにかかっていると考えています。
2.10/14(火)アメリカ市場の動きを見てから動く
次のチャートは、アメリカ3指数のチャートです。
橙:上昇 白:下落
NYダウ

5日移動平均線は上から垂れてきているので、ここから2つの移動平均線をまたいで上昇するにはエネルギーが必要です。エネルギーが足りなければ下落しやすい形と捉えています。
S&P500

25日移動平均線をローソク足の実体が超えています。下がってくる5日移動平均線との値幅も少しあり、上昇の勢いは消えていないと捉えています。
10/14(火)に、2本の移動平均線の間に価格が収まった場合は、まだどちらに価格が動くか分かりにくい状況です。勢いよく上昇してくれれば分かりやすいですが、10/15(水)も急がずに動きを見る必要があると考えています。
ナスダック

これも25日移動平均線の上にあるので、まだ上昇する余地はある形と捉えています。
3.アメリカ市場を重視する
NYダウのチャートだけを見ると下落の兆しをかすかに感じます。ただ、他の2つのチャートでは上昇をする可能性もあり、アメリカ市場で資金が循環しているなら、全市場がクラッシュして一気に資金が引き上げられる想定は、優先順位を下げてもいいと考えています。
今は、株式を貴金属に変える動きがみられます。貴金属が上昇をしているうちに、アメリカの指数が日足ベースで回復すれば、また株式市場に資金が流れ込んで上昇は持続していくと見込んでいます。
4.寄付き5分でエントリーするには場慣れと集中力
2025/10/14(火)の前場のトレードでは、
- 悲観の中で寄付き5分で買いに行けるか
- その5分足の上昇に持続性があるか
という視点が、利益を得るために大事だと感じました。
金曜日にショックがあった時の連休明けの日、寄付き直後にエントリーをするためには注意力が必要で、そのためには休みの間に注意力をすり減らさないことが大事だと感じます。
注意力が消費された状態でトレードを始めることは不利で、気持ちを揺さぶられやすくなってしまうと感じます。
私自身は、相場が荒れているときには散歩をしたり、電車で出かけたり、掃除をしたりと、あえて体を動かす時間を作ることが、注意力をすり減らし過ぎないための方法として効果があると感じます。
とにもかくにも、日経平均先物の下落にヒヤッとしてから、月曜日のアメリカ市場の上昇でホッとする動きでした。アメリカ市場を見て、上昇に持続性があるかどうかを見ていきたいと思います。