今回は、決算発表と同時に発表される「自社株買い」と「増配」狙いで、銘柄をスクリーニングしました。

1.スクリーニング結果
最も注目しているのは、
- 古河電機工業(5801)
その次に
- 大日本印刷(7912)
です。
優先度はさらに後になりますが、増配と来期業績好調を予測して、リスクの少ない決算またぎをするなら
- ユー・エス・エス(4752)
- 住友不動産(8830)
もいいと感じます。
候補に残ったものの、買わずに様子見をするのは、
- 丸井グループ(8252):連続陽線のあとに、月足のボリンジャーバンドの+3σにローソク足の実体が近づいていて、上値の余地が少ない。
- ネクソン(3659):過去の自社株買い発表の翌日に、なぜか十字線が出て下落していったので、よくわからない。
2.環境変化
昨日とは打って変わって、中国と米国の関税対立が軟化してきました。
指数は追い風になり、今週の日本の決算発表のピークの5/15(木)とその翌日まではリスクオンの日がもちそうな予感がしてきました。
指数の後押しが受けれられるなら、日が変わることでのトレード資金投入量をあえて減らさなくてもいいと考えが変わりました。
3.スクリーニング方法
方法の一部はこちらです。
今はChatGPTは使わず、すべて手動と目視で進めています。
全銘柄をざっと分けるのにかかる時間は少しずつ短縮されて、20件あたり89分→66分→47分と、着実に中期経営計画書に目を通すスピードが上がっていて、数をこなしてきた手ごたえがあります。
あとは、選んで残った20ほどの銘柄のうち、どれを残すかを試行錯誤する時間が3-4時間と、この作業工程に一番時間がかかっています。体力的にも、この作業を何とか効率化したいです。
事業ポートフォリオまでは詳しく読み込む時間の余裕はないので、
- 「会社名 + 中期経営計画」を検索
- 配当、還元、ROE、DOE、自己株式を「Ctrl + F 」で検索してその周囲を読むこと
をひたすら繰り返しています。
4.中長期的に持ちたい銘柄リスト
決算発表前には買わないですが、中長期的には保有したいと感じた銘柄です。
- 綜合警備保障(2331)
- 参天製薬(4536)
- ユーエスエス(4732)
- 日本製鋼所(5631)
- 住友不動産(8830)
5.場中決算は手を出さない
2025/5/12(月)に、次の二つの銘柄を、寄付で小額で購入していました。
- 日本酸素(4091)13:00
- 九州フィナンシャルグループ(7180)13:00
結果は、どちらも終値は昨日比マイナスでした。
よくよく考えれば、場中決算をする銘柄は兼業スイングトレーダーにとっては不利な状況でした。
- 株価は動き続けるので、決算書を読み込むスピードが勝負。
- 普段からスピード練習をしていない自分が、プロや専業デイトレーダーの決算書読み込みスピードに勝てるはずが無かった。
- チャートに貼り付いて相場を見続けられないので、情報量が少なく不利
今日は、場中決算は不利ということを実感したので、明日5/14(火)以降は、場中決算の銘柄は購入リストから(最後の最後に)外してスクリーニングを進めます。
- 5/14(水)594件
- 5/15(木)595件
※投資やトレードの取引は元本を保証するものではありません。実際に投資やトレードを行う前に免責事項をお読み頂き、必ずご自身の責任と判断で行って頂きますようお願い致します。
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タイトル通り、日本株を動かす外国人投資家の考え方をこの本で知りました。
中長期投資や、全面下落からの上昇の順番を考える上で参考になります。