このブログでは、短期スイングトレードをテーマにして記事を投稿しています。

この記事では、私の今の相場観を整理します。
※この記事は個人的な見解であり、投資売買を推奨するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。
- 1.前回のストーリー
- 2.11月5週目:短い営業日で反発上昇
- 3.トレンドライン分析
- 4.投資主体別売買動向
- 5.ビットコイン
- 6.アメリカの利下げ期待(継続)
- 7.日本の利上げ(継続)
- 8.日銀の為替介入タイミング
- 9.NT倍率
- 10.TOPIX
- 11.SOX指数
- 12.騰落レシオ
- 13.信用倍率
- 14.月初の益出し
- 15.貴金属でヘッジ需要
- 16.まとめ
1.前回のストーリー
前回の投稿記事はこちらです。
ビットコインを先導役にして、為替介入警戒も合わさることで、日経225は下落をしていました。
2.11月5週目:短い営業日で反発上昇
2025年11月の最終週、日経225はアメリカ3指数に沿って反発上昇をしました。
- 日本は月曜日休場
- アメリカは木曜日休場(サンクスギビングデー)
と、営業日が少ない中で、
- TOPIXは11/13の高値に近づく
- 日経225は週足の抵抗線を突破して小さなコマのローソク足
でした。
3.トレンドライン分析

2025年4月7日からの下ヒゲのトレンドラインを引いてから、平行線を3つ乗せました。
こうして見ると、短期的には下がってくる抵抗線に抑えられてはいましたが、中期的に長い支持線が支えになっていました。
【12/1(月)~の週】
下落する場合は、
- 2025/4/7からのトレンドライン=支持線が上がってきて、49,500円が支え
- その次は週足ローソク足の実体の下側、48,300円
- その次は、13週移動平均線、48,200円
下げたとしても、48,200円~48,500円が強めの指示帯になると見ています。
上昇する場合は、
- 55,200円(トレンドラインの平行線その3)
- 54,000円(トレンドラインの平行線その2)
- 52,200円(トレンドラインの平行線その1)
- 50,350円(25日中期移動平均線)
を目途に上昇があると見ています。50,350円の上に2営業日続けてローソク足の実体が来れば、一旦上昇していくと見ています。
4.投資主体別売買動向
11月最終週は、海外投資家が売り越し、個人投資家が買い越しでした。
私は海外投資家の動きに合わせることを大事にしています。売り越しと買い越が交互に来ていて迷いやすい時期です。日足チャートでは一旦は上昇なのですが、海外の動きから考えると、レンジ相場と見ても良いと考えています。
とすると、一旦どこまでも上昇していきそうに見えるチャートも、トレンドラインで引いた抵抗線が意識されるので、私はトレンドラインの優先度を上げて上限を見ていきます。
5.ビットコイン
ビットコインは、日経225とアメリカ3指数の先行指標として見ています。
11月最終週は反発上昇をしましたが、今現在
- 25日と75日、ともに移動平均線は下向きで、ローソク足がその下に潜り込んでいる。
- 25週移動平均線に頭を押さえられている。
と、上昇するためには大きなエネルギーがいる状況です。
ビットコインは「下がらなければ、日経225やアメリカ3指数の上昇を邪魔しない」という位置づけです
6.アメリカの利下げ期待(継続)
- ウィリアムズ総裁「「近い将来」に利下げを実施できる」
- これを受けて25%ポイントの利下げが決定される確率は約60%に上昇
米国の金利下げ → 米国株が株高
という図式は継続すると見ています。
7.日本の利上げ(継続)
日銀はいつかは利上げ(0.5%から0/75%程度)をするので、それがいつ発表されるのかが大事と考えています。
「利上げ→企業の借入金の金利上昇→収益にはマイナス→成長にはマイナス」の流れです。
2025/12/1には植田総裁の公演があるので、動きがあるかもしれません。
日本の個別株もFXも、12/1(月)は動かない方が良いと考えています。
8.日銀の為替介入タイミング
これまで、片山財務相の口先介入のレベルが引き上げられてきました。
- 口先介入のレベル引き上げ (→ 為替介入実施 → 急激な円高ドル安)
の流れなので、
- 内需銘柄(円高メリット)を買う
優位性はありそうです。
数日~1,2週間の短期的には、外需銘柄よりも、内需株を優先した買い目線で見ています。それに、直近では日経225もTOPIXも上昇しているので、外需銘柄の売りはしにくい状況です。
そして、買い目線とは言いつつ、日経225が大幅下落する場合、TOPIX銘柄も連れ安すると見ているので、どのみち日本株の全力買いはできません。いつか来るだろう為替介入に注意力を消耗させられながらのトレードになりそうです)
「12月は年末ラリーの上昇だ!」と勢いづく発信もちらほらと目に入るようになっていて、数日~数週の短期トレードの視点では、いつまで持てるかドキドキハラハラを試されている状況で、株価を大きく動かす外国人投資家がお安みモードだった11月最終週の上昇を過ぎたいま、よほどの銘柄選択の目利きの経験を積んできた人でなければ、(私もそうですが)急いで個別株のポジションを持つ必要性は低いと考えています。
9.NT倍率

日経平均(N)とTOPIX(N)の強さを比べると、これまで日経が売られてきましたが、
- 5日移動平均線
- 13週移動平均線
が合わさって指示線になっています。ここから考えると、日経225は12月1週目は反発上昇を継続しやすいと考えています。
NT倍率だけを見ると、TOPIXよりも日経225の方が上昇しやすそうです。
10.TOPIX
TOPIXの日足チャートは次の通りです。

- 移動平均線は、5日25日ともに右上がりの上昇トレンドです。
- ボリンジャーバンドの∔2σまで迫ってきている
- 11/13の高値を意識したタブルトップ
と、上昇トレンドは崩れていないものの、ここからさらに勢いよく高値を買っていくのは(私は)ためらうチャートです。
ただ、RSIは月足で90台ではありますが、日足週足は50~60台なのでまだ上昇余地はあると見ています。また、仮に大幅上昇をして、ボリンジャーバンドで+2σを超えてくるようなことがあれば、あまりに急激な上げは上昇の賞味期限を短くしてしまうため、上がるなら「じわじわと」上昇をすることが、年末の上昇ラリーを意識する買い目線の参加者にとっても都合が良いと考えています。
となると、目を向けるのはTOPIXの計算方法で、時価総額(株価×発行済み株式数)が大きな個別株を上昇させてしまうとTOPIX指数は簡単に+2σのラインを超えてしまい上昇は短命に終わってしまうので、息が長い、たとえば証券会社の営業社員がインデックス投信を販売し続けやすいようなじわじわ上がる上昇を望んでいるとすれば、TOPIXの時価総額ランキングの上位100位には入っていない個別株でそこそこ知名度のある個別株を優先的に上昇させることで、機関投資家は指数への影響を抑えて利益を狙う売買をすることができると想像をしています。
2025年11月28日(金)のTOPIX時価総額ランキングでは、日経225採用の個別株が並んでいる一方で、プライム市場値上がり率ランキングを見てみると、日経225以外の個別株が値上がり率ランキングに乗っていました。
TOPIXの時価総額ランキング90番台の資生堂が8884億円であることを踏まえて見ていくと、
- 1位:中越バルブ(270億)
- 2位:ユニチカ(213億)
- 9位:JCRファーマ(1,015億)
- 10位:太平洋金属(490億)
- 23位:筑波銀行(310億)
- 34位:大阪チタニウム(829億)
と、時価総額が相対的に低く、赤字であっても買われています。
こちらの構成別銘柄ウェイトの低い方から探してみるも一つの手かもしれない、と思っています。
11.SOX指数
上昇トレンドで、日経225採用の大型半導体には追い風です。

12.騰落レシオ
120を超えて加熱しているので、これは下落材料の一つです。
-
25日騰落レシオ:124
-
6日騰落レシオ:272
どこかで一度大きな下落が来るとすれば、それは日銀の金利についての発言や、為替介入をキッカケにするのが今のところは有力材料と考えています。
13.信用倍率
信用買いはまだまだ多く残っていて、信用倍率も高止まりしています。
サンクスギビングデーで休んでいた海外投資家が、売ってくる可能性は引き続きあります。
14.月初の益出し
どこまで影響があるか分かりませんが、毎月1日は益出しの売りを警戒しています。
15.貴金属でヘッジ需要
株式も貴金属も金利の影響を受けます。
アメリカで利下げ期待があり、インフレが続くのなら、貴金属をヘッジとして持ちたいと考える人は増えると想像しています。
ゴールド、シルバーを主として小額で積立買い増しをして、連れ高と乖離率を見つつプラチナとパラジウムを1~3日の短期で売買することが、為替に振り回されずにトレードをする一つの方法と考えています。
16.まとめ
【日本市場全体】
上げ要因
- SOX指数の上昇
- 日経225とTOPIXの上昇
- アメリカ3指数の上昇
- テクニカルチャートのトレンドラインの指示線
- ビットコインが反発上昇(ただし、抵抗線に抑えられている)
- アメリカの利下げ期待
下げ要因
- 騰落レシオが過熱
- 日銀利上げタイミング
- 為替介入タイミング
- 信用買い残が多い
- 月初の益出し(?)
短期トレードのエントリータイミング
- 12/1(月)日銀植田総裁の公演待ち
- それまではポジションを持たないか、持ち越さないデイトレード
買い目線の判断軸
12/2(火)以降にエントリーをする場合は、日経225とTOPIX、外需株と内需株の判断軸で分けて考えています。買いスタンスの方向性は「内需・時価総額が低いTOPIX株」です。
- TOPIXの時価総額の低い個別株(内需株)
- 日経225採用個別株(内需株)
- TOPIXの時価総額の低い個別株(外需株)
これとは逆に買いの選択肢から外すのは、
- TOPIX(時価総額が大きい)
- 日経225(外需株)
です。買いませんが、新規売りもしにくいです。
日経225の指示線抵抗線
下落する場合は、
- 2025/4/7からのトレンドライン=支持線が上がってきて、49,500円が支え
- その次は週足ローソク足の実体の下側、48,300円
- その次は、13週移動平均線、48,200円
下げたとしても、48,200円~48,500円が強めの指示帯になると見ています。
上昇する場合は、
- 55,200円(トレンドラインの平行線その3)
- 54,000円(トレンドラインの平行線その2)
- 52,200円(トレンドラインの平行線その1)
- 50,350円(25日中期移動平均線)
を目途に上昇があると見ています。50,350円の上に2営業日続けてローソク足の実体が来れば、一旦上昇していくと見ています。
集中力を保つなら貴金属
為替介入や金利発言に注意を向けながらの買いになるので、注意力が奪われて消耗しやすい。
短期トレードは、注意力を消耗させずにいることが大事な時期と思っています。
とすれば、日本・アメリカの株式とは別の動きをしやすい貴金属市場(金・銀・プラチナ・パラジウム)が良いと見ています。
- ゴールド、シルバーを小額で積立購入
- 連れ高した時や見放されている時の、プラチナETF・パラジウムETFの乖離を埋める方向性の短期トレード
に注目をしています。
※この記事は個人的な見解であり、投資売買を推奨するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。