このブログでは、短期スイングトレードをテーマにして記事を投稿しています。

この記事では、
- 空売りの手法で有名なオニールのチャートパターンと照らし合わせて、
- イオン(8267)と三井金属(5706)のチャートから似ているパターンを確認し、
- 個別株の短期スイングトレード、デイトレードに応用するための視点を整理
しています。
株価が上昇して市場がにぎやかになり、
- そろそろ天井か?
- 騰落レシオが高すぎる?
- RSIも高すぎる?
と感じたとき、長期保有の個人投資家と個人トレーダーが判断材料にすることもできます。
- 買いエントリーをしないポイント
- 利益のあるポジションの手仕舞い売り
- 新規売りエントリー
天井圏の判断材料の一つにしてみてください。
【今ならキャンペーン中】
チャートの分析にはTradingViewがおすすめです。テクニカル指標を複数同時に表示することができます。私も有料版を使って分析を進めています。
こちらのリンクからTradingViewに登録をすれば、約3,000円(15$)がもらえるキャンペーンが開催中です!
※この記事は個人的な見解であり、投資売買を推奨するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。
- 1.オニールの空売りとは?
- 2.イオン(8267)に現れたオニールの空売りパターン
- 3.オニール空売り手法を5分足にも使いたい
- 4.【補強材料】オニールの空売り手法を日足5分足に応用する
- 5.キャッチアップの見通し
- 6.TradinViewを活用する
1.オニールの空売りとは?
ウィリアム・J・オニール氏は、空売り手法で有名な人物です。
株価の天井形成からの下落のパターンと適切な空売りポイントを、次のように表しています。
- 大きな出来高を伴った天井からの急落
- 50日移動平均線を上抜ける3回から4回の反発

2.イオン(8267)に現れたオニールの空売りパターン
イオン(8267)の週足チャートがオニールの形という情報があったので、確かめました。
実際のチャート例を載せたので、確認をしていきましょう。(ローソク足は「オレンジ色は上昇」、「白色は下落」です)
50日移動平均線を細い赤色で表示しています。

- 大きな出来高を伴った天井からの急落
- 50日移動平均線を上抜ける3回から4回の反発:今回は1回だけでした
今回は「1回」という点について、『オニールの空売り練習帳』の中から大事な個所を引用します。
反発が1回しか起こらないパターンを解読するのは、3回から4回の反発がある場合に比べてはるかに難しい。株価が最初に50日移動平均線を上抜けて反発したあとで、50日移動平均線を割って下落するときに空売りを試みれば、時期尚早の空売りになってすぐにストップアウト(損切り水準での手仕舞い)になる可能性がある。
勝率は、50日移動平均線を上抜ける反発の回数とともに増加する。当然、50日移動平均線を上抜けて1回か2回しか反発していない銘柄よりも、3回から4回以上反発している銘柄のほうが勝率は高い。選択を厳しくする余裕がある場合は、どんなことがあっても選択を厳しくして、3回から4回以上、反発している空売り候補を見つけることに専念するべきである。
私は1/16(木)に売りポジションのエントリーをしました。1/17(金)の寄付きで手仕舞いをしたため、当日の下落の値幅をとれませんでした。持ち続けるための手がかりは、次の3要素にあると考えました。
- オニールの空売り手法を、日足チャートで見る
- 需給(個人の信用買い残)
- 機関投資家の空売り
2-1 イオンの日足チャート
次の画像は、2026年1月のイオンの日足チャートです。

元々のオニールの手法では、1本目の急落は週足のローソク足で見ます。私はいつも日足を見ているので、この「週足→日足」の表示を変えると、下落期間はすこし長くなります。
「週足の視点」と「日足・分足の視点」を比較したものが次の表です。

「オニールの形に似ている」という感覚は、
- 急落→戻りが弱い→2回目の下げ
と言い換えることができます。
やはり最も時間軸の違いが現れるのは、「1回目の株価下落後、弱い戻りの期間は何日か?」です。50日移動平均線を使わない時点で"純オニール"ではないので、「酒田五法(ローソク足の並びのパターン)」と「トレンドライン」など、様々な他の見方を追加することは"あり"と考えています。
2-2 需給(信用倍率)
イオンの需給を見ると、1/9(金)の急落した日に
- 信用買い残:210万株(12/16)→410万株(1/9) ※急増
- 信用売り残:370万株(12/16)→350万株(1/9) ※たいして減っていない
- 信用倍率:0.56(12/16)→1.17(1/9)
信用倍率については、絶対値で見れば「1倍台はそれほど高くない」と私は感じました。ただし、1/16(金)の結果は前日比-5.26%の値幅でした。
信用倍率は値そのものよりは、その増減のスピードを判断材料にする方が良いと考えを更新しました。
信用買い残と売り残は、短期トレードで売買をする時には積極的に見ていきたい指標です。急落に伴って買い残が急激に増え、個人投資家と個人トレーダーが下落に応じてナンピン買い増しをしたと考えることができます。
イオン【8267】株価|週次信用残時系列データ|株探(かぶたん)
こうした、「株価下落&買い残増加」は直近のサンリオにもみられる動きです。株価が上昇しようとすると、信用買い勢の損切り売りが上昇を押さえて株価がなかなか上がらない状態です。
2-3 機関投資家の空売り
さらには、機関投資家の空売りの動きも急激です。
イオンは、野村証券が1/8(木)に空売りに新規参加しました。機関投資家の空売り情報一覧は、こちらのサイトから確認できます。
ここ最近の私のマイブームは、個別株の需給を確認することです。私個人としては、ここ最近の野村証券の空売り情報は優先度を高くしてチェックする価値があると感じています。野村証券の社員が、個人が買い上げた人気株に対して空売りを仕掛けると見れば、買う/買わない/売る/売らない,の判断材料にできます。
保有期間のスタイルに合わせて、次のように判断します。
- 長期保有目的の投資家の視点:買わないタイミングを判断する
- 短期スイングトレーダーの視点:売りエントリーのタイミングを判断する(将来の買戻しはいずれ行われる)
野村証券は、サンリオに対しても2025/12/15に空売りに参加して値幅をとっています。
3.オニール空売り手法を5分足にも使いたい
3-1 手法の整理
私の短期トレードの保有期間と見ているローソク足は、
- 1~3日の保有~長くて2週間
- 日足/30分足/5分足
です。
本に書かれているオニール氏の解説では、急落後には50日移動平均線を使います。
- 週足で10本分(1週間5営業日で計算)
- 月足で2本分(約2か月)

週足で見る方法は、私にとっては長く感じます。
普段私が見ている日足/30分足/5分足にも応用できるかどうか、考えている最中です。
3-2 【チャート例】三井金属(5706)の5分足とオニール
デイトレードで使う5分足にオニールの空売りのパターンを適用できる可能性があります。
次の画像は、三井金属の2026/1/16(金)の後場のチャートです。
- 14:30頃、1回目の大陰線
- 戻りが弱い
- 2回目の大陰線
と、オニールに似た形を見ています。

4.【補強材料】オニールの空売り手法を日足5分足に応用する
4-1 個別株の需給(イオン)
- 信用倍率:急激な増加(下落と同時に、買い残が急増)
- 板情報のバランスが変化:1/15(木)と1/16(金)は、売り板が210万株→300万株。買い板が230万株→190万株。
- 個人投資家比率は32.3%(2025年2月)
4-2 チャート(移動平均線・ローソク足・ボリンジャーバンド)
- 1/15(木)の陽線:大陰線の後に、市場全体の好況モードが後押しした。
- 1/15(木)5日移動平均線に頭を押さえられて引けた(イオン)
- トレンドライン:5分足でそれ以上の価格に線が引けない状態(三井金属)
- ボリンジャーバンド(月足):月足2~3σの間にある(三井金属)
「トレンドラインや水平ラインを、それ以上は上方向に引くことができない状態」は、価格の高値ゾーン安値ゾーンを見つける方法として、私が最近になって特に注目している見方です。
4-3 ファンダメンタルズ
- PERが高い(イオン:80台)
- 好決算の株価下落(イオン:1/8(木)の決算発表は上方修正。翌日は下落で「材料出尽くし」
- 史上最高値を更新中(三井金属)
4-4 市況と騰落レシオ
-
6日騰落レシオ:180を超えて4日連続中。市場全体が過熱状態
- 1/13(火)から、先週末大引け後の衆議院解散報道から、予想外の日経225から相場が始まった。
- 市場が月初から急騰、週明けから連続上昇
- RSI:月足90台からの過熱状態からの下落(イオン)
5.キャッチアップの見通し
空売りの道筋は次のように見通しを立てています。
読書を通じて学習を進めます。
5-1 オニールの空売り練習帳の内容整理
私もこれから読んで、内容を整理します。
5-2 入門書を片っ端から読む
こちらの記事では、私が過去に読んだ空売りの本をレビューしています。
忖度無しのオススメ本は『株カラ売り5つの戦術』です。
詳細を知りたい人はこちらの記事を読んでください。
5-3 ギル・モラレス氏&クリス・キャッチャー氏の本
ChatGPTで軽く調べたところ、ギル・モラレス氏とクリス・キャッチャー氏がオニールの考え方を受け継いでいるようです。
オニールの空売りの形を、日本語で日足分足に応用している発信者は少なく、海外の情報が必要かもしれません。
次の本は読む本の候補に入れました。
『株式投資売買スクール』
『株式売買スクール実践編 成長株早期発掘法』
私の考えでは、情報は少ないくらいが丁度良いです。本で体系化されるほどまで整理され尽くしてしまうと、その情報の価値はゼロになり実際には使えない手法になってしまいます。情報源が少ない今の状態はむしろ理想的で、調べ甲斐があります。
今週から、テクニカル視点では次のことを意識して短期トレードをしています。
- 下落した要因を、需給から説明できるかを考えて整理する。
- 1回目の急落後の戻りの「弱さ」を言語化して整理する(例.他の足と比べて相対的に出来高が少ない、ローソク足の実体の値幅が小さいなど)
- 1回目の下落が止まった線が、SMAやトレンドラインと、それぞれの時に違いがあるかを見る。
- 1回目の下落からの、弱い戻りのローソク足は何本かのパターンを集める。
6.TradinViewを活用する
個別株は「何を買うか」以上に、「いつ買うか」が利益に大きく影響します。
空売りをする人の考え方を取り入れることで、長期投資家にとっても買いエントリーの精度を高めることができます。
- 空売り勢はどのポイントで買い戻しをするのか
- いつ踏み上げの恐怖心を感じて「マズイな……」と感じるのか
- 売り方は何を見て下落パターンを確信するのか
売り方目線のテクニカル分析をすれば、買い方も投入資金を守れるメリットがあります。
ーーーー
私は、短期スイングトレードを読書と実践でキャッチアップしています。今も勉強している真っ最中です。
短期トレードは上達します!
※この記事は個人的な見解であり、投資売買を推奨するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。