このブログでは、短期スイングトレードをテーマにして記事を投稿しています。
テクニカルチャート分析を中心に、日本株の個別株と貴金属市場の動きを追っています。
※この記事は個人的な見解であり、投資売買を指示するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。
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1.ニュース
対イラン戦争、トランプ氏「ほぼ完了」-原油価格は80ドル台に下落 - Bloomberg
G7は必要に応じて石油備蓄放出の用意、現時点では実施に至らず - Bloomberg
- アメリカは強い立場にあるので、自国に有利なニュースはどんどん流します。次はイラン側からこうした強気ニュースにぶつけるようにして、イランの活動持続のニュースが出てくると考えています。
- 石油の協調放出は、合意段階なので、実際にいつ行われるかを重視します。
2.チャート分析と反発のシグナル振り返り
- 6営業日騰落レシオ:40代と低値
- 日経225先物は51,390円と、想定下限のゾーンで下ヒゲをつけて反転上昇
昨日3/9(月)の記事では、下値の下限ゾーンを51,300-51,400円に設定していたため、チャートにラインを引く方法は、効果があることを実感しています。
そして、大事なことは、下値の基準ができたため、さらに下目線の価格を設定しやすくなったことです。
現状が続くとすれば、49,250円~48,670円のゾーンが新しく下値の目安に入りました。

3/9(月)の下落で、先週末に信用取引を使ってフルレバレッジで買っていた投資家・トレーダーが「追証」を受けた可能性も高いです。カレンダースケジュールとして、「追証発生日を起算日として2営業日後の後場寄り付き」に強制決済(買いポジションの場合は強制的に売却)が起こります。
個人に人気で知名度の高い個別株として任天堂を挙げると、後場寄り付きの動きに影響していたと見ています。

3/9(月)の全面安による追証の影響は、3/11(水)の後場から5分足のトレンド(それまで上昇していた場合は、反転下落の陰線)として現れると推測しています。
短期トレーダーとしては、買いで持っているポジションについては、
- 3/10(火)9-15時:上昇相場に任せる(空売り短期勢の買戻し&売り増し、)
- 3/10(火)15時~3/11(水)昼12時:短期戻り一服&空売り短勢の売り増し)
- 3/11(水)昼12時~13時:追証の強制決済売り
- 3/13(金)9時MSQ値決定
個人のFOMO(買い遅れる焦り)の考え方を取り入れると、月曜日の全面安が2週連続で続いたことで、買うことに疲れている人も多いと捉えています。FOMOが発生するとすれば3/10(火)よりも、この日の上昇で含み損が減って傷が少し癒えて安心感が戻った3/11(水)の前場9:00~9:20だと考えています。
その日の後場寄り付きには追証による強制決済売りが出るため、そこでまたぶらされる可能性が高いです。
3/12(木)の前場は再び日経平均先物は下落をしつつも、ハッキリと現れた51,400円付近の下値を背中にして下げきらずに、3/13(金)9:00のMSQを迎える流れが起こると見ています。その先はあらためて週末に考えます。
数週~数か月~数年の中長期投資のエントリーをする場合は、火水木は「持続性のある株価上昇」を確信しにくい上下にぶらされるレンジ相場が続きやすく、よほど売り買いをしない限りは今週金曜日の後場にトレンドを見て購入する方が心理的にも安らかと思っています。
3.為替非連動相場・ドル円
今、米ドルが連動しているのは原油価格です。
「原油↑・米ドル↑・日経平均↓」の連動性がみられます。
3/9(月)の14:00から
- ドル円下落
- 日本の個別株が一斉に上昇
の動きが目立ちました。
3月に入り「有事のドル買い」として米ドルが上昇しました。米ドル高の理由は原油を購入するためにはドルが必要だからと説明されています。
米ドルの上昇は大型半導体株のように海外売上が大きい個別株にはメリットのはずですが、3月に入り日経平均株価はドル円には連動せずに下げていました。
とすると、3/10(火)に米ドルが下げたとしても、日経平均株価は米ドル円に連動せずに上昇をすると考えています。

ここからの見方は次のことを考えています。
- 米ドル=原油の連動を重視
- 米ドルまたは原油のチャートの節目が、戦争の動向を示している
因果関係ではなく相関関係ではありますが、
- 米ドル円は157.6円に節目がある。
ドル円が節目で止まっているということは、原油高のトレンドは維持され、節目で反発上昇(戦争と原油高は持続)する可能性も残されていると考えています。
4.戦争継続・終了のどちらにも対応できるポジション作り
短期トレード(1-3日保有)では、戦争の継続・終了のどちらにも対応できるポジション作りを進めています。
「戦争終結・ホルムズ海峡実質封鎖が終了」が起きたとしても、原油価格が下がるには数日~数週のタイムラグがあると考えています。そのタイムラグに対応ができるように対応を考えています。
原油高持続に対応するために、次の視点を取り入れています。
- 原油に関係のない個別株を保有:IP銘柄、SaaS銘柄
- 原油高メリット(戦争終了後にも価格維持を見通す):商船株(LNG)
- 有事後の「教訓」としての発電事業の促進:発電
- 円高メリットの見直し:外需セクター
原油高はインフレに直結するため、海外の景気の影響を受けにくいとされる内需銘柄であっても、現状としては
- コスト増加による値上げと売上高増加
- インフレ、消費意欲の減退による売上高減少
の二つが同じくらいの力で引っ張り合っている状況として見ています。
個人的な感覚では、
- BtoBで、世界的に「無いと困る」製品を作っている製造業
- BtoCで、材料費よりも労務費率の高い内需銘柄
の視点で業種と個別株を選びます。
- メイン:週単位でIP・SaaS・LNG関係・発電を優先
- サブ:外需株(日単位の短期的な戻りを狙う)
を中心に選びます。
個別株の具体的な企業名は、こちらの週間見通しの記事を書いています。私が特に注目をしている銘柄です。
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