このブログでは、短期スイングトレードをテーマにして記事を投稿しています。

※この記事は個人的な見解であり、投資売買を推奨するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。
- 1.前回のストーリー
- 2.重要イベントの確認
- 3.ドル円の動き
- 4.日経225:新しい相場がスタート
- 5.アメリカ3指数
- 6.SOX指数
- 7.ビットコイン
- 8.投資主体別売買動向
- 9.騰落レシオ
- 10.NT倍率
- 11.個別株の人気テーマ
- 12.貴金属:ゴールド、シルバー・プラチナ、銅、ウラニウム
- 13.まとめ
1.前回のストーリー
日経平均株価は50,500円を上下の判断に使っていました。年末の閑散相場で上下の動きにハッキリとした方向性は見えず、50,500円の価格で大納会を終えました。
アメリカ3指数は大きな動きは無く、レンジの中での動きでした。
年末に株価が上がるとするアノマリーである「掉尾の一振」は限られた銘柄にはありました。年末ラリーで上昇をしたのは
- プロベスカイト太陽電池銘柄(伊勢化学工業、K&Oエナジー)
- シルバー、プラチナ。(※12/30は証拠金引き上げを受けて急落)
でした。
2.重要イベントの確認
商品指数のリバランス:海外時間で2026/1/8(木)~1/14(水):2025年は金銀などの貴金属が上昇したため、比率を減らすために売却をする可能性が高いです。
- 2025年は、銀+126.26%、プラチナ+109.2%、パラジウム+72.63%、金+35.33%、銅+31.21%
- 運用ルールに従うため、価格に関係なく機械的に売却される
- Bloomberg商品指数(BCOM)やS&P GSCI
市場が開いている時間帯にいつでも売買ができる上場投資信託(ETF)の売買は、このイベント期間はとても重要です。貴金属の扱いは、記事の最後に書いています。
3.ドル円の動き
1/2(金)は、157円で何度も急落をしていました。
為替介入を材料にした売り圧力は思いのほか強いです。もっとスルスルと160まで上昇をする動きを予想していましたが、157円を目安にした売りエントリーの方が今はホールドをしやすいと感じます。ただし、ドル円の売りは長期保有には向きません。
スワップポイントがマイナスであるためにジリジリと資金を削ってくるので、売りは日をまたがないデイトレードでのエントリーが参加しやすいと感じます。
年末年始のニュースとしては、
- 為替介入前としては高レベルの「断固たる措置」という発言 by片山財務相
- 年末に高市首相とトランプ大統領の電話会談実施済み:レートチェック(為替介入前の最終段階)の有無についてはニュースには流れていないので不明。
口先介入も思いのほかドル円の上昇を抑制しています。
対応としては、ドル円は買いの場合はリスクを小さくする必要があると感じています。
- 投入資金量を少なくする
- 保有時間を短くする
などの対応をすることが良い行動と考えています。腰を据えた売買は難しい時期です。
4.日経225:新しい相場がスタート
2026/1/5(月)に、チャート上でも新しい動きがスタートしました。
50,800円で寄り付き、大幅上昇を続けて、新年のご祝儀相場とも見える上昇の動きをしました。

昨年末で抵抗線を上に抜けてきたので、上方向のトレンドラインと水平ラインを多く引いてレンジを想定しました。オレンジ色の線の価格は特に重要視しています。
【上限目安】
- 52,700円(11/4高値)
- 52,400円*1
- 52,000円(11/11高値)
- 51,650円(2025年4月7日の安値からのトレンドライン)
【下限目安】
- 51,050円(12/4高値)
- 50,800円(1/5始値)
- 50,600円(12/19~トレンドライン)
1/5の前場は勢いよく上昇をし、後場は勢いは緩んだ個別株は多いです。まだ年末と似たような閑散相場の特徴は、後場のチャートの動きにみられます。
1/5と1/6は動きを様子見することも必要な時期と考えています。
5.アメリカ3指数
年末は下落継続でした。日本株と同じように、1/5,1/6は様子見をする時期と考えています。
6.SOX指数
12/30,1/5と、連続上昇をしています。
1/5に日本株が225採用銘柄を中心に上昇したことと関連していると見ています。
7.ビットコイン
下値ヨコヨコから日足で上昇をしてきました。私はビットコインを株式の先行指標として見ています。ビットコインの上昇は個別株にも追い風です。
8.投資主体別売買動向
年末年始のため、公表スケジュールがいつもと違います。
- 12/22~26の分:1/6公表…海外は売り、個人は買い。
- 12/29~30の分:1/8公表…発表待ち
年末年始の要因や、最終週の少ない営業日数と、いつもと違う環境なので、数字の見方も変える必要があるかもしれません。私は年末年始のこの指標を見るのは初心者なので、1/5からの週は、投資主体別売買動向を判断に使う優先度は下げています。
9.騰落レシオ
- 10日騰落レシオは141(120以上は過熱)
- 6日騰落レシオは111
通常~やや過熱であり、相場の方向性をつかむための観察期間です。全力買いはできません。買いエントリーは個別株を注意深く選ぶことが必要な週と見ています。
10.NT倍率
1/5の日経225の上昇で、TOPIXに対して日経225採用銘柄の方が上昇しています。
2025年の10月の日経225の大型半導体銘柄の華々しい上昇と11月の反転下落は記憶に新しいので、今年初めの日経225銘柄の上昇の持続性がどこまであるか、今は様子をみる期間です。
11.個別株の人気テーマ
1/5(月)に目を引いた個別株は次の通りです。
ここで挙げた個別株は5%以上上昇をした銘柄です。これらは「AI半導体関連でいち早く機関投資家の資金が回ってくる銘柄」と考えています。
【SOX指数上昇の影響→AI半導体関連】
日経225採用大型半導体関連:ソフトバンク(9984)、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)、ディスコ(6146)、三井金属(5706)、SCREEN(7735)、キオクシア(285A)、フジクラ(5803)
日本マイクロニクス(6871)、KOKUSAIELECTRIC(6525)、倉敷紡績(3106)、イビデン(4062)、在原製作所(6361)、TOWA(6315)、ローツェ(6323)
【ベネズエラへの攻撃関連→防衛】
川崎重工業(7012)、IHI(7013)、三菱重工業(7011)、東京計器(7721)
石川製作所やカーリットは反応しているものの5%の上昇には及びませんでした。反応が速い銘柄は、やはり上に挙げた「テーマど真ん中の防衛3社+1社」の4社と見ています。
【レアアース関連】
東洋エンジニアリング(6330)
三井海洋開発(6269)
【その他】
私が注目している、プロべスカイト太陽電池銘柄の伊勢化学工業(4107)、K&Oエナジー(1663)、積水化学(4204)や、核融合の助川電気工業(7711)、INPEX(1605)、日立(6501)、浜松ホトニクス(6965)、は、1/5は目立ちませんでした。半導体テーマが一服してからの、NT倍率でTOPIX優位の時期を待つ必要がありそうです。
12.貴金属:ゴールド、シルバー・プラチナ、銅、ウラニウム
貴金属トレードをする上では、重要なイベントがある1週間です。
海外時間で2026/1/8(木)~1/14(水)には、商品指数のリバランスが実施されます。「ポートフォリオの見直し」によって、
- 比率が少ない(=2025年に動かないか下落したセクター)ものを買い、
- 比率が大きい(=2025年に上昇したセクター)を売る
動きがチャートに現れます。
2025年は金銀などの貴金属が上昇したため、ポートフォリオに占める商品の比率を減らすために商品が売られます。2025年の上昇率は次の通りです。
- 銀+126.26%、プラチナ+109.2%、パラジウム+72.63%、金+35.33%、銅+31.21%
これだけ商品が値上がりしたので、2026年1月の商品の売りは大きな額になるとされていますい。
スケジュールは次のとおり。
- 1/5~1/7:大量の売りの前哨戦。(本番で売り切れない場合を想定して先んじて売っておく)
- 1/8~1/14:大量売りの本番。
一方で、シルバーの供給不足の見通しは変わっていません。
- 中国は、2026/1/1から銀の国外輸出を許可制に変更して、世界に出回るシルバーの量は確実に減っています。中国国内にいちど銀が入ったら、中国からは出ていきにくい構造です。
- 世界では銀の二重価格が進行している。ロンドン価格と中国市場の価格では乖離がある(中国の方が高値。中国が割高という見方もある。プレミアムがつく、という表現。)
- 太陽光、EV,半導体製品、データセンターなどの需要に合わせて、銀の需要も増加する見込み
こうした状況を踏まえて、リバランス売りで価格下落(~1/14)が起きた後は、世界的な需給ひっ迫で再び銀価格が上昇すると私は考えています。そして、リバランス売りの期間は、銀を何も売買しないことを受け入れる期間として設定します。
ちなみに、1/5から1542のETFの信用新規売りが禁止されたので、リバランス売りに合わせたETFの空売りポジションはとれないようにされています。
今は、純銀上場信託(1542)を1-3日の短期トレード向けに買いエントリーをしています。リバランス売りが本格的に始まる前の1/7(水)には手仕舞いをする見込みです。その他、資源関連で買いポジションで保有をするなら、次の商品も時流に合っていると感じます。
- 純金上場信託(1540):金利下げを受け手貴金属の買い選好、アメリカ財政とドルの信用不安、中国インドの金需要の増加
- WT銅上場信託(1693):供給不足の見通しが主流(鉱山生産量は増える一方で、精錬がボトルネックになり、米国関税も影響も合わせて流通が不足する可能性) 銅(2025~2026年)高値と再編の1年 | 住友商事グローバルリサーチ(SCGR)
- GXウラニウム(224A):原子力発電に使う
13.まとめ
- ドル円:為替介入警戒の下落で売りが出やすい。腰を据えた保有がしにくい時期なので、投入資金を縮小するか保有期間を短くすることでリスクを小さくする。今はドル円でトレードをする優先度は低い時期。
- 日経225先物:高値は52,700円~51,650円、安値は50,800を重要視。1/5,1/6は閑散相場の余韻があるので様子見を優先。
- SOX指数は上昇し、NT倍率は日経225採用大型半導体銘柄を中心に上昇。持続性を様子見する。TOPIX銘柄優位になった時点で、上昇の持続性を気にしつつ、核融合・ペロブスカイト太陽電池銘柄に買いエントリー
- ビットコインは株式の先行指標として見る。下値ヨコヨコからの上昇途中なので、株式にはプラスと見る。移動平均線をローソク足の実体が上に抜けてくればなお株式は買い。
- 1/5の大発会で上昇した個別株は、相場環境が良いときに真っ先に買われる銘柄なので、テーマの本命銘柄として注視する。
- 2026/1/8(木)~1/12(月)の商品指数のリバランス売りには要警戒。前哨戦としての~1/7(水)の期間の売りも警戒。ETFの買いポジションは、下落の止まりを確認してからの買いエントリーで十分に間に合う見通し。
- ゴールド、銅、ウラニウムは時間を分散して買い、数週~数か月後の利益獲得を目指す。
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短期スイングトレードは読書と実践で経験を積んできました。今も勉強している真っ最中です。
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※この記事は個人的な見解であり、投資売買を推奨するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。
*1:11/4高値