このブログでは、短期スイングトレードをテーマにして記事を投稿しています。
テクニカルチャート分析を中心に、日本株の個別株と貴金属市場の動きを追っています。
※この記事は個人的な見解であり、投資売買を指示するものではありません。また、投資は元本を保証するものではありません。必ずご自身の判断と責任に基づいて行動して頂きますようお願い致します。必ず免責事項のページも合わせてお読みください。

この記事では、前回に立てたシナリオ・実際の行動を振り返ります。
1.見方と行動を修正する点
相場の見方
- 「信用買い勢は、直近の安値を割り込んだ時にはポジションの解消売りをする行動をとりやすい」:▲信用評価損益率はマイナスで悪化。信用買い勢は下落後の日足レンジ相場で損切りせずにホールドしている。→個人投資家は損切りをせずにホールドしやすいことを基本の考えとして置く
行動面
- 「セリングクライマックスを待つ」:▲できなかった。早く買ってしまった。→①行動のトリガーを言語化する。
- 「テーマ本命株を買い向かう」:▲人工ダイヤモンド半導体テーマで、時価総額の大きい住友電工を忘れていて、旭ダイヤモンドの方を購入した。→②グルーピングをすぐに出せるように保存する。
- 「TOPIXの大陰線の勢いが強いようなら、いったん資金を引いて待ち、動きを様子見する」:▲方向性は合っていたものの、祝日の大陰線なので身動きが取れなかった。→③3連休前はポジションを縮小する。その縮小に合わせたデイトレ売りエントリーで利益を狙う。
- 「騰落レシオ60台以下での反発上昇を見込んだ買い:〇~▲火水の大引け買いは利益、最終営業日の大引け買いは損失見込み」→週末に騰落レシオを理由とした反発上昇狙いは平時に限定する。有事の波乱相場の週末は翌週明けはトレンドが継続するシナリオの優先度を高める。週末に騰落レシオ低値を根拠にした大引け買いエントリーは週の半ばに比べてポジションを6割以下に縮小する。
- 「日米株式の先行指標として機能する(ビットコインがレンジ相場なら株式も激しいトレンドは起こりにくい)」:▲日足ベースでは違う動きをしている。「連動性が高い」と思い過ぎた。→数週・数か月の連動として扱い、日足ベースや週末・祝日・有事を踏まえて、ビットコインの値動きを理由とした行動の優先度を下げる。
- 反転上昇をした日の出来高が、プライム市場で9~10兆円に達しているなら、日足ベースの連続上昇を見込んで買いポジションを持ち越す。:〇~▲方向性は合っていた。買いを持ち越して損失が出た。→反発上昇の持続性を判断する材料として、出来高を見る
2.適していたこと
相場の捉え方
- ドルと日経225は非連動:〇
- 「原油↑・米ドル↑・日経平均↓」と連動:〇
- 有事のドル買い(原油購入の決済通貨としての需要増加):〇
- ドル安になっても日経225は下がらない可能性がある:〇
- 「どこかのタイミングでは買いたいけれども、今は資金を入れる場面ではない」と多くの投資家が考えている:〇プライム市場売買代金は6-7兆円と控えめ。
- 両指数が弱いときのNT倍率は「下落幅が抑えられた」と見る:木金で〇日経平均先物-6.8-%、TOPIX先物5.4%。
- 下値を割った時にはさらに下値へ価格が動きやすい:(保留)3/23(月)~確認
- ダウ平均株価は2本のダウントレンドラインの間で動く:〇
- ダウ平均株価のETF(State Street SPDR Dow Jones Industrial Average ETF Trust)をセリングクライマックスの指標として見る:〇まだ来ていない
- 株式を超える「ハイリスク資産」として捉える:〇
- 貴金属:〇乖離率を根拠にした買い需要は起こりにくい。〇インフレ対策のゴールドよりも有事の現金化が優先されている状況。〇銀とプラチナはヨコヨコ相場で売り優勢
- 農薬肥料:〇原油高から商品価格は上昇。
- 〇戦争開始初期に、原油とは無関係の銘柄として買われたSaaSとIP銘柄は、初期の上昇終了と捉えて、25日移動平均線が右下がりの個別株は買わない。(例)ベイカレント、日本電気。
行動面
- 買いポジションは素早い損切りをする行動が必要:〇損切りができた。
- 銘柄チェックリストの入れ替えを全面高の日にする。反応の良さで銘柄を出し入れする:〇
- 〇プライム市場に限り出来高のある個別銘柄を購入。〇出来高の少ないETFやスタンダード市場の個別株には手を出さない。
- 〇原油の売りエントリーはしない。「そろそろ下がるだろう」という考えは危険。〇戦争有事を根拠とした貴金属の買いをしない。〇ETFのマイナス乖離も戦争中は無視する。
- 〇ドルは売りエントリーしない。160円でドル円が止まるだろうと安易に考えることはしない。
- 〇原油と米ドルの2強を前提にして、中期移動平均線が右上がり・増収増益・テーマ性がハッキリしている主要先導銘柄を買う。
3.個別株の強弱
テーマとして強い
- LNG商船:〇商船三井(9104)は大幅高
- 肥料農薬:〇指数との連動性が良い住友化学(4005)、丸紅(8002)
- 電気機器:〇明電舎(6508)、正興電機製作所(6653)、大崎電気(6644)、横河電機(6841)
- 電力:〇関西電力(9503)、九州電力(9508)、中部電力(9502)、北陸電力(9505)、
個別に強い
- 電線:〇週末も上昇。フジクラ(5803)、古河電工(5801)、
- 半導体:〇レーザーテック(6920)。大型半導体の中で飛び抜けて底堅く陽線が連続。他の大型半導体株が上げている日は下落していたので、シーソーのような関係性。
- メモリ:〇キオクシア(285A)
いまいち資金が来ていない
- 防衛:▲スカパーJSTATHD(9412)、東京計器(7721)、日本製鋼所(5631)
- 原子力発電:▲日本製鋼所(5631)
- IP銘柄:任天堂(7974)、コナミ(9766)
- ▲指数に連動しにくい日産化学(4021) ※農薬肥料リストから外した
4.追加の課題
次の3点を追加の課題にします。
- 「反発には持続性があるかどうか?」の根拠と行動を組み立てる。
- 「反発が短い場合、反転下落でさらに下値を目指す余地があるか?」を考えて計画に入れる。
- ボラティリティの高い相場で、「何をどのくらい持つことでヘッジをするか」を考えて計画に入れる。
短期トレードは上達します!