今週のお題「捨てたい物」
今日は、人からもらった物が捨てられなかった時の話をします。
上手な断り方を身に付けて、「無料であげる」と言われても断れるようになったら整理整頓が前よりも上手くなりました。
1.捨てられなかった私
捨てることを先延ばしにしていた
人から無料でもらったいらない物を、思いきって物を捨てるには勇気がいりました。
いざ捨てようとするとこんな気持ちが浮かんできます。
- 「いつか使えるかも」
- 「他の人が使ってくれたらまだ活かせるかも」
- 「もしかしてフリマサイトで売れる??」
- 「捨てたことが知られたら嫌だな」
ところが、いざ売ろうとしても実際はなかなか売れない品物も多いです。
売れない物は売れない
自分の持ち物でも、こうした商品は全く売れませんでした。
- ラップやトイレットペーパーの芯
- プリンターの使い終わったインク
- 半分使ったボールペン
- 10年前の古い本
図書館やこども園に寄付できないかを考えたり、家族に欲しいかどうかを聞いてみたり、フリマサイトでいつまでも出品し続けたりしました。
手放さずにぐずぐずしているうちに、今度は「無料だけどいらない?」と誘惑の声がかかり、物がどんどん増えていきます。
2.もらう誘惑を断れなかった
「クレクレ」とねだってくる人ではなく、「あげるあげる」と迫ってくる人を断ることの方が、私にとっては大変でした。
私が受け取ったことがあるのは、お風呂のふた、電子レンジ、小型テレビなどです。
- 「まだ使えるけどいる?」
- ただであげるよ?
- この服いる?似合うと思うよ?
と軽い誘惑にすぐに乗ってしまっていました。甘い言葉をかけられた時にお得感でふわふわした気分になっていました。
今思えば、きっぱりと断ることが必要でした。他人がいらない物は自分もいらない可能性が高いですし、自分がいらない物は他人もいらない可能性が高いです。
受け取ることをすこし義務のように感じていた私が、断る方法を身につけてからはすこし楽になりました。「この前あげたアレ使ってる?」と聞かれるのも地味に面倒で、もらい物が捨てにくくなる原因でした。
減らすことの大事さに気づいたのは『エッセンシャル思考』という本を読んでからでした。
物を渡されるのを断れない時のわたしは、仕事の依頼や手伝いも断るのが下手した。物の扱いに、人への態度も現れていたとその時の自分を振りかえって思います。
3.手放すにもお金がかかる
値段はとても残酷で、買って自分のものにした瞬間に売り値が半額以下になる商品もあります。持っている物が自分自身の価値そのものと無意識に思っていると、値段が下がることに耐えられなくなっていきます。
- 本当の価値にみんな気づいていないだけだ
- 絶対に値段が見直される時がやってくる
そうしてどんどん部屋の中に物があふれかえってきます。
「何を基準に物を残せばいいんだろう?」と考えた時に、私はその基準は「活力」だと考えています。
4.フッ軽は「活力」が大事!
今の私は部屋に残す物を「活力を上げてくれるかどうか」で選んでいます。
- 時短ができる家電製品
- 動作が速いパソコン
- 肌ざわりとデザインが好きな服
- 健康に良い感じがする食べ物
など。
具体的には次の商品です。
体の活力を保つ
- 卵・納豆・肉・魚・オリゴ糖・緑黄色野菜
心の活力を保つ
- 旅行費・本代・住み心地の良い部屋の家賃・娯楽施設の入場料
身軽に動く活力を保つ
- 動作が速いパソコン、1kg以下の軽いパソコン、移動式&昇降式のスタンディングデスク
今の私は「無料であげる」と誘惑されても断ることができています。捨てたいけれど捨てられない物を減らすためには、上手に断る方法を身に付けて、入ってくる物を減らすことが効果がありました。
「活力」を基準にして上手に断ることを意識すれば、物を減らしたスッキリとした部屋を保ちやすくなります。
いまは、玄関のドアを通ってベランダまで10秒で通り抜けることができる状態をキープすることを目標に部屋の掃除をしています。