400文字のシンプル記事です。ジャンルフリーです。
年末調整・確定申告の話題が出る時期になりました。私は、お金のことを学ぶ機会は、会社の分業によって奪われていると感じています。税金の手続きを任せっきりにできることは楽な反面、収支の意識が薄くなります。私は、年末調整はしてもらわなくていいから、確定申告を毎年自分でさせて欲しい、と感じています。
1年間の収支は、ほぼ年1回の申告書類に集約されると言えます。自分で確定申告を行えば、1つ1つ何が自分に当てはまり、何の項目の証明書を用意する必要があるのかを確認できます。そして、次の1年間にどのように行動をすれば得になるのかを、考えるきっかけも生まれます。
総務による年末調整を一方的に断ることは組織の方針に反対することなので、強く言い出せないところはもちろんあります。そこで、せめて、総務から社員に対して給与明細の見方や積立の知識を教える機会を提供することが、今の時流に合ったスタイルだと感じています。
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