近頃は、「意思決定」をテーマにして本を読み進めています。書店での棚分けでは、交渉・営業・販売などのビジネス関係の棚にある本が多いです。そのほかに、経済の分野で『物価とは何か』という本の中にも、意思決定についての解説がありました。
それは、「意思決定の前の意思決定」があること、つまり、「意思決定の前に、どれだけの情報を集めるのかの意思決定」があるという説明です。
例えば、家電を買い替える時に、すべての人が価格を徹底的に比較してから購入しているわけではありません。情報収集には、時間や体力や注意力、ネット環境などのコストが必要です。一方で、あらゆる人が最安値の同一商品を購入しようとしている世界は、伝統的な意思決定の理論です。
これから読む本が、情報が平等に完璧に与えられている合理性を解説するのか、限られた不十分な情報だけで決断をする非合理性を解説するのか、読み分けを意識したいと考えています。
次の2冊は最近読み進めている本です。
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