このサイトでは、性教育をテーマに記事を投稿しています。性教育の記事は毎週金曜日に投稿しています。10代から使える勉強法の記事も書いています。
育児は大変なものです。シングルファザー、シングルマザーなどの、一人親ならその苦労はなおさらです。
成長するにつれて出てくる男の子や女の子の悩みに、親として何ができるでしょうか。まずは知識をつけることから初めてみませんか?
助けになってくれる本が見つかります。
1.子どもの体の変化
子どもの第二次性徴は、早い子は小学4年生の10歳ごろから始まります。
自分が経験していない異性の子供の成長をどこまでフォローできるか、心配はつきものです。シングルファザー、シングルマザーなどの一人親の場合はなおさらです。
親も子どもも、体の成長のことを事前にちゃんと知っておけば、戸惑って不安に感じる気持ちを軽くしてあげられます。
そして、ネットよりも本をおすすめする理由があります。
まずはネットと本、それぞれの特徴をみてみましょう。
2.ネットの情報をおすすめしにくい理由
いまやネットでも育児の情報をたくさん集めることができます。信頼できるサイトはもちろんあります。
1つの問題は、情報が断片的で読み切れないほど山のようにあることです。「あれも!これも!全部知らないと!」という気持ちになって、しんどくなっていませんか?
それに、サイトではなかなか一緒に親子で一緒にサイトを見る、という方法は心理的なハードルが高いかもしれません。1人で読んでもらえる本が家においてあれば、成長に合わせてページを開いて、悩みを解消できます。書いてある内容も親が事前に知れるので安心です。
頼れる親戚や近所の人がいるなら、勇気をだして頼んでみるのもいいかもしれません。ただ、なかなかそう都合よく身近にいるとは限りませんよね。まず最初は、親が異性の体と心の知識を、本から仕入れることから始めるのがおすすめです。
3.親が異性の体のちゃんとした知識を付ける、本を買うメリット
いざ子の体の変化が起きた時に、男の子なら声変わり、女の子なら生理の準備、そして気持ちの変化など、落ち着いて迎えてあげたいですね。
本には次のようなメリットがあります。
- 子どもが一人で読める
- 子どもが読んでもわかりやすい
- ネットのように間違った情報や、過激でセンシティブな情報が出てこない
- 必要な情報量が厳選されている
4.性教育のおすすめ本
おうち性教育はじめます
性教育の定番と言える本です。3歳という小さな頃から、自分の身体を大事にすることを教えられるようになります。イラストがたくさんあって読みやすいです。
思春期女子のからだと心Q&A
生理が始まる前の小学生から高校生、さらには大人の女性まで、性の悩みに対応しています。体や心の成長はもちろん、産婦人科医の先生が書いているので、病気の説明もしっかり書かれています。
1,980円という値段だけ見ると高く感じるかもしれませんが、これ1冊で何歳になっても対応できるメリットがあります。小・中・高と1回1回買わなくても良いので、トータルでお得です。
オトコの子の「性」思春期男子へ13のレッスン
男の子向けの性教育の本は少ないです。
男の子は放ったらかしにしても成長してくれると思っている人はいますが、性的な加害者や被害者になってしまう可能性はあります。ニュースで流れる性的な暴言や失言、セクハラは性教育が足りなかった時代の人たちが起こしているのかもしれません。
また、ズボンおろしや性的なからかいなど、男の子が性被害を受けた時に相談してくれるようになってもらうためにも、男の子への性教育はぜひ進めてほしいです
これ1冊で男子中学生と男子高校生の、成長と性の悩みに対応してくれます。
ミラクルAge知ってる?思春期の心とカラダ
就学前や小学生のお子さんがいるなら、1人で読めるこの本がおすすめです。女の子なら生理が来る前の準備に、男の子なら思春期特有の悩み(体臭、人との接し方)が起こる前に、準備ができます。
もしも余裕があるなら用意しておいても良いかもしれません
こちらの記事も参考にしてみてください。
ワンポイント:本を渡すとき
年齢が上がるにつれて、性のことを話すのはなかなか難しくなります。本を渡すときは次のように気を付けると良いかもしれません。
- 渡すときは「買ったから必要なら読んでね」と淡々と渡しましょう
- 本を読んでいることが親に知られるとけっこう恥ずかしいものです。本棚の端っこの目立たない場所に置いておきましょう。
まとめ
子育てを頑張っているシングルファザーやシングルマザーの方におすすめの性教育の本を紹介しました。
子どもの成長と悩み事は避けては通れません。
ですが、読みやすい本を事前に読むことができれば、子どもが誰にも相談できずに深く悩む時間を減らしてあげられます。
本を買って準備をしておくことは、愛情を示す一つの方法です。
ぜひ、ここで紹介した本を読んでみて、親も子どもも、ともに体と心を大事にしてあげてくださいね。