このサイトでは、性教育をテーマに「本の選び方」や「信頼性が高いサイト」を紹介しています。
今回は、親が読むための、性教育のおすすめ本をランキング形式で紹介します。
マンガ・イラストで読む性教育のおすすめランキング
1位『おうち性教育はじめます』
本選びに迷った時は、この1冊を選べば間違いありません。
自信をもっておすすめできる1冊です。
性教育をするメリットの説明から始まり、口・胸・性器・お尻といった「プライベートパーツ」を人に触らせないようにするための伝え方など、すぐに実践できる内容がたくさん書かれています。
他にも、「一緒にお風呂に入るのはいつまで?」「困ったら何科に行けばいいの?」など、初めて性教育の本を読む人でもとっつきやすい内容です。この本は全ページがイラスト漫画です。
著者:ふくちまみ、村瀬幸浩
出版社:辰巳出版
2位『「赤ちゃんってどうやってできるの?」にきちんと答える親になる!』
性教育アドバイザーである、のじまなみさんのイラスト漫画です。
量がほどよく、家事や育児のちょっとした合間にサクッと細切れに読めます。最低限これだけ伝れば十分と言える内容が厳選されています。
- 「水着ゾーン」で隠れる部分を大事にすること
- 「性器の名前をちゃんと口に出して伝える」
たとえば、子どもからの質問に対して、「いい質問だね」と返したり、動物の絵本を使って受精のことを伝えたりと、伝え方の実例が充実しています。
また、人に貸したり、話のきっかけに使うこともできます。「子どもの防犯のため」と話を切り出せば、ママ友の間での話題作りにも使いやすいです。この本も全ページイラスト漫画です。
文章で読む性教育のおすすめランキング
家事育児は大変で忙しく、文字を読むことを苦痛に感じる人もいて当然です。
※挿絵やイラストもちょこちょこと入っているので、余裕ができた時に検討してみてください。
1位『こどもと性の話、はじめませんか?』
この記事の中では、文字数が一番多い分、内容の充実度はトップクラスです。
メリット1:扱う範囲が広い
男女の体の性だけでなく、心の性とLGBTQ+、ネットの使い方など、広くカバーしています。もちろん、子どもへの伝え方のポイントの説明もあります。産婦人科医の先生が監修しているので、信頼性も抜群に高いです。
メリット2:他の本には載っていない情報がある
この1冊で、幼児期から高校生までたくさんの性教育のテーマをカバーできます。漫画の本では省略されがちな内容も、この本にはちゃんと載っています。
- 年齢別に「いつ頃、何を」教えるのか
- 中学生や高校生以降に必要な、デートDVや子宮頸がんワクチンの考え方
- シングルファザー、シングルマザー、ワンオペ育児中の人向けのアドバイス
コスパ良し、内容充実、信頼性ばつぐんの、おすすめの1冊です。
著者:宮原由紀
監修:高橋幸子先生(産婦人科医)
2位『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書』
とても読みやすく、この記事の中では、夫婦・パートナー同士で性教育を一緒に考えるきっかけに一番使いやすいです。著者は産婦人科医の川村真奈美先生、信頼性も高いです。
「子どもからの性の質問あるある」と「上手い返し方」の例がたくさん載っています。
- 「ねえ! どうやって赤ちゃんお腹に入ったの?」
- 「パパみたいに私もおちんちん生えてくる?」
- 子ども同士がキスしてた!? どうやって声掛けする?
どうやって答えるか、この本を使ってすり合わせをしてみましょう。
3位『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』
タイトルに惹かれますね。内容はとっても良いです!
良いのですが……
同じ著者のイラスト漫画として『「赤ちゃんってどうやってできるの?」にきちんと答える親になる!』が出版されています。私が実際に読んだ結果、内容はほとんど同じだと感じました。
疲れている時でも、サクッと読めるイラスト漫画の方がおすすめです。(この記事の上の方で紹介済みです。 リンクはこちらの本の紹介場所をクリック
著者:のじまなみさん
まとめ
性教育は、親から子どもに伝えるコミュニケーションのひとつです。
忙しい家事育児の合間にサクッと読めるイラスト漫画、または、時間をとって読めば長く使える文字の本。どちらの本を選んでも正解です!
今の体や心、疲れの状態にあった本を手に取ってみてくださいね。