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半導体フィーバーの環境で、9月に上げた銘柄・上がらなかった銘柄

このブログでは、短期スイングトレードをテーマに記事を投稿しています。

 

半導体銘柄リスト,9月に上昇してこなかった上昇余地のある個別株

この記事では、2025年9月上旬~権利付き最終日までに上がってきた半導体株と、上がらなかった半導体株のリストを載せています。

 

1.相場環境

9月の相場で、特に注目を浴びていたのは225に採用されている半導体銘柄です。

 

相場環境としては、

  • NT倍率は上昇中(=日経225採用銘柄の方が日本市場全体よりも上昇している)
  • 日経225採用の半導体銘柄とソフトバンクが日経平均株価を引き上げた
  • アメリカ3指数はじわり上昇
  • 円安にも円高にも反応しない相場

でした。

 

2.大幅上昇した半導体銘柄

上昇トレンドを確認できる個別の半導体銘柄は次の通りです。

 

どれも、日本の半導体銘柄と言えば「この銘柄」というように、外国人投資家に認知されている銘柄と考えています。

 

【日経225採用銘柄】

  • 東京エレクトロン(8035)
  • レーザーテック(6920)
  • SCREENホールディングス(7735)
  • アドバンテスト(6857)
  • ソニー(6758)
  • ディスコ(6146)
  • ローム(6963)

 

 【TOPIX銘柄】

※TOPIX銘柄とは、日経225に採用されていない銘柄という意味で書いています。

  • KOKUSAI(6625)
  • ローチェ(6323)
  • 日本電子材料(6855)
  • 日本マイクロニクス(6871)
  • 東京精密(7729)
  • 芝浦メカトロニクス(6590)
  • 日本特殊陶業(5334)
  • 日本電子(6951)

 

3.日経平均株価の上昇に反応しにくかった個別銘柄

日経225の主要半導体銘柄が上昇していても、反応しにくい銘柄は次の通りです。

 

日経225に相関しにくい理由は様々あるとは思います。これを

  1. まだ上がっていないから、これから循環物色で上がる余地がある
  2. この目立った半導体上昇相場の中で見放されてきた銘柄ということはほかの銘柄の方が勝率はいいかもしれない

どう考えるかはトレーダー次第です。

 

【日経225】

  • 富士電機(6504)

  • 三菱電機(6503)

  • デクセリアルズ(4980)

  • トクヤマ(4043)

  • ニコン(7731)

  • ミネベアミツミ(6479)

  • 東ソー(4042)

  • カシオ(6952)
  • ルネサスエレクトロニクス(6723)

 

【TOPIX】

  • レゾナック・ホールディングス(4004)
  • 野村マイクロサイエンス(6254)
  • アルバック(6728)
  • シンフォニアテクノロジー(6507)
  • CKD(6407)
  • タツモ(6266)
  • TOWA(6315)
  • メック(4971)
  • ダイフク(6383)
  • 日清紡ホールディングス(3105)
  • オルガノ(6368)
  • マクニカホールディングス(3132)

 

4.主役継続か、循環物色か

私は投資基準としてNT倍率を頻繁に見ています。

 

今は、日経225採用銘柄の上昇の方が勢いが強いです。

10/8(火)の相場しだいですが、買いエントリーの優先順位としては、

  1. 9月に上昇してきた個別銘柄
  2. 9月にあまり上がらなかった個別銘柄

の順での購入を考えています。

 

ただし、直近では9月に上げてこなかったシンフォニアテクノロジー(6507)の上昇も目立ってきています。日経225型とTOPIX型、10/8(火)以降にどちらがより上昇するのかは、選挙後2日目の10/8(火)の強さを見て、決めようと考えています。

 

どちらも下げるようなら、一旦買いは控えて、押し目の移動平均線にタッチするまで待とうと考えています。

 

いずれにしても、ボリンジャーバンドの∔3σを付けた銘柄は買わず、この強さでは売りエントリーもしにくいので、「まだ上昇余地のある個別半導体銘柄を買いスタンスで追う」スタイルを考えています。

 

※10月2週目は日本のSQです。水曜日は荒れやすいということも踏まえて追いかけ過ぎないことも大事と思います(特にトヨタ自動車)。

 

日経平均の上昇トレンドがこれから続くのなら、今日明日で焦って買い急がなくても、窓を開けて上昇しすぎた銘柄の窓埋めを待って、買いエントリーするのも良いと考えています。