このブログでは、火曜日にプログラミングやChatGPTをテーマに記事を投稿しています。
今日は、図書館のプログラミング学習コーナーの注意点です。
1.図書館とプログラミング学習は相性が良くない
私はいまプログラミング学習をしていて、HTML,CSS,Javascript,SQLと学習を進めています。図書館には週1回のペースで行くので、その流れで図書館の本を使ったプログラミング学習をしようと最初は考えていました。
プログラミング学習をする上での図書館の活用のしにくさはこちらの記事にも書きました。
学習を少し進めてきて、言語ごとのカテゴリーの分類分けをほんの少しですが感じ取れるようになってきています。その上であらためて書棚を見ると、あらためて図書館の本の活用の難しさが分かってきました。
2.プログラミング学習で図書館の本を使う注意点
2-1 発行年度がバラバラ
私は住んでいる場所の大きめの図書館に行くと、7段×4列のラックが3面と、たくさんの本が並んでいました。
- プログラミング言語
- オフィスソフト
- 機械学習
- ChatGPT
- 働き方
などです。
プログラミング言語は、セキュリティーやトレンドの観点から最新の使い方を学ぶ必要があります。ですが、多くの図書館で2014年と2022年の技術書が同時に並んでいたりします。古いものではofficeソフト2010年Excelの教本もありました。
さすがに10年前に出版された本は技術的に古いことが分かりますが、これが2016年の本はどうか?2018年の本はどうか?となると、私には判断がつきません。この全体像のつかめなさが独学プログラミングの難しいところです。自分の進んでいる道が王道の道なのかが分からないことには不安を感じます。
ですので、「図書館でプログラミング言語の技術書を借りる時は、出版日が一番新しい日付の本を借りる」という行動を大事にしています。(※最新の公式オンラインページも参照します)
2-2 本が違う場所にある
こればかりは避けられませんが、他の人が読んだ後に明らかに違う場所に戻していることがあります。
地味に辛いのがJavaとjavascriptという別々の言語が入り乱れて置かれていたことです。よく見ていない私も私ですが間違えて借りてしまって家で気づいたことがありました。
3.プログラミング学習で図書館で借りると良い本
プログラミング学習を始めて間もない頃は、技術書を選ぶこと自体がかなり難易度が高い行動だと感じます。そこで、図書館は図書館なりの使い方をするようにチェンジしています。
図書館でプログラミング関係の本を借りる時は、ソフトスキルの本を借りて読めば当たり外れが少ないと感じます。
- プロジェクトマネジメント
- システムエンジニアの働き方
- ロジカルな思考法
- 業界の知識(商習慣)
などは、2010年~2019年の本でも参考になります。
技術的な本の中でも、昔から将来にわたって構造が変わらない基礎的な仕組みの本は、多少古い本でも参考にできると考えています。
- コンピューターのしくみ
- サーバーのしくみ
- 通信のしくみ
- 「はじめて」や「初心者」と名前が付いた、言語の基礎解説本
などです。
私の感覚では大きな図書館ほどどの本を選べばいいのか迷ってしまうので、最初は小さな町の図書館に行って厳選された本の中から発刊が新しい本を選ぶことがやりやすいと思います。
4.初心者こそ司書さんを頼るといいかも!?
最近になって「もっと司書さんを頼って良いのかも」と感じ始めています。
図書館にある本を選んでいるのは司書さんです。限られた予算の中から、時代に合った本や地域の他の図書館に置かれていない本を買うなど、さまざまな事情で本は選ばれています。
プログラミングの初心者だからこそ、目的の本があるのか、ないのか、それを知るために司書の人を頼ることも使える方法だと思います。
どんな学習もそうですが、効率性は量をこなした結果として現れて来るものだと思います。図書館の本を使ったIT分野の学習も最初から完璧に上手く動けるものでは無いので、図書館の本で出来ることと出来ないことをそれぞれ探っていきたいです。