このブログでは、短期トレードと長期積立投資をテーマに記事を投稿しています。
1.半導体を学ぶ本の選び方
半導体の知識を取り入れて、投資トレードに活かすための本を紹介していました。
投資とトレードの目的の一つは市場での売却益を得ることなので、何を売買するのか、こちらの記事にカテゴリー毎の上場企業をリストアップしています。
2.『NVIDIA大解剖』
2025年の最新刊を紹介します。3月24日の新刊です。
積立NISAで購入できる多くの投資信託にも入っているNVIDIAを徹底的に解説した本です。
長期積立投資で「投資に活かす」という視点で活用できる本です。
私が考える読書の視点は「NVIDIA」に追いつける競合企業はあるのか?」という視点です。
NVIDIAについて
- 主力製品の「GPU」の圧倒的な強み
- 一点集中の陰で、NVIDIAがスマホとゲーム機を諦めた理由
- NVIDIAの次の「ポスト・エヌヴィディア企業」はどこか?
などが分かります。
半導体は電気が流れる製品に使われていると捉えることができます。電力機器や電線ケーブルに使われる銅需要について、銅の供給の話も出てきます。
- 2027年に向けての銅価格上昇
- 2040年に向けての需要増加
- 銅の代替品のニーズの高まり
などのトピックスを読めます。私は資源商品のトレードに興味関心があるので、この本に書かれていることはとても参考になりました。
3.新・半導体産業のすべて
情報の網羅性がもの凄く高いです。ネットに散らばっている各カテゴリーごとの情報が分かります。例え次のことがすぐにわかります。
- 2024年10月時点の、日本国内の新設半導体工場
- 製造企業一覧
- 販売企業一覧
特に、日本に限らず世界の企業名もリストアップされていることが特色です。
1冊持っていれば、半導体企業の全体像が分かります。
4.新・半導体工場のすべて
- 原材料の取り扱い
- 製造工程ごとの技術(図解)
- 工場内のオペレーション
図解で説明されていることが特色です。
この本を参考にすれば、四季報などの企業情報に書かれている専門用語を理解できます。
出版社は「ダイヤモンド社」でビジネス経済に強い出版社です。
著者は菊池正典氏で、半導体業界で長年仕事をしてきて、半導体製造装置協会の理事も務めた方なので内容もかなり信頼度が高い本です。
5.関連本の紹介
さらに半導体のことを知って投資とトレードに活かしたい人は、ビジネスの商習慣なども学べるこちらの記事の3冊がオススメです。