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【投資の業界分析001】SDGs・ESG・脱炭素は、この2冊がおすすめの入門書

SDGs・ESG・脱炭素をネットで調べると、山のように解説サイトが出てきます。

 

情報が多すぎて、調べることに疲れていませんか?

いちど落ち着いて、コーヒーを飲みながら、読みやすい本を選ぶのはいかがでしょうか?

今回紹介する2冊の本は、気軽に読めるので、必要な情報をすっきりと整理できます。簡単な本から読み始めれば、新書やビジネス書などの、文字が多い本へのステップアップがしやすいので、おすすめです。

 

※投資をしている方は、免責事項(リンク)をお読みいただき、最終的な投資決定はご自身の判断で行っていただきますよう、お願い致します。

 

 

1.『10歳からの図解でわかるSDGs 「17の目標」と「自分にできること」がわかる本』

(1)17の目標の全体像をつかむ

この本で1番おすすめできるポイントは、SDGsの17の目標すべてに対して、「2021年の現在」、「2030年までのアクション」、「2045年の未来」という流れで、説明されている点です。

SDGs,2030年へのチャート

詳細なデータこそありませんが、テーマごとに、未来に向けた大きな流れを把握することができます。また、イラスト付きでカラフルなレイアウトなので、気軽に読み進められます。

 

(2)基本用語を押さえる

小タイトル,基本用語

ネット上の記事では、どこまでが最低限度の情報なのか、分かりづらいです。この本には、SDGsの17項目の目標、「サステナブル」などの基本的な用語の意味、国際的な会議の歴史、などが網羅されています。

 

この本を読めば、SDGsとESGの基本用語をしっかり押さえることができます。

 

(3)関連づける力

SDGsは「自分事として関連づける力」が求められます。目の前の出来事とそれぞれの目標は、1対1対応ではなく複数が関わっています。

SDGs,17の目標,脱炭素,関連づける力

 

例えば、脱炭素のテーマでは、

  • 「目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
  • 「目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう」
  • 「目標10:人や国の不平等をなくそう」
  • 「目標13:気候変動に具体的な対策を」

などが関わります。

本を読むと、自然と複数の物事を関連づけて同時に考える思考が身に付きます。

 

 

2.『図解でわかる14歳からの脱炭素社会』

脱炭素のテーマの勉強におすすめです。

特に、「Part3:脱炭素化に向けた取り組み」には、脱炭素のテーマが細かく説明されています。

      1. 太陽光、風力、水力、潮力(ちょうりょく)・波力(はりょく)、地熱、水素の発電のしくみが、シンプルに図解で説明されています。(42-63ページ)
      2. 車・スマホの物理的なしくみについて、脱炭素化で入れ替わるパーツ、減少する需要と仕事、などが説明されます。(64-67ページ)
      3. 日本が最先端を走る光触媒と、水素エネルギーを生み出す人工光合成が紹介されています。(72-73ページ)

Part3は、約40分あれば流し読みできます。

 

3.『ムズカシそうなSDGsのことがひと目でやさしくわかる本』

この本は、小中学生が対象です。

内容は17の目標の説明がメインで、高校生以上の人には内容が簡単すぎる本です。

 

もちろん、小中学生用の導入本としては、とても分かりやすく書かれているので、お子さんがいる方は買ってあげるとすいすい読める本です。

小学館のサイトで、本の試し読みができるので、参考にしてみてください。

ムズカシそうなSDGsのことがひと目でやさしくわかる本 on Strikingly (mystrikingly.com)

 

 

4.SDGsとESGの知識は、転職活動と就職活動に有利

SDGs,就職活動,転職活動,ESG投資,チャート図

SDGsは2030年を目標としているので、いま勉強を始めれば、この先8年以上はずっと使える知識です。SDGsは世界的な流れですので、そのうちに中小企業にも身近になっていきます。SDGsにアンテナを張っておくと、とてもお得です。

 

面接で「最後に何か質問はありますか」と聞かれたときに、SDGsにからめて、女性の働きやすさや、環境への取り組みを質問してみると、「おっ!?」と面接官を驚かせて、印象アップを狙えるかもしれません。

 

       

           

           

          5.まとめ

          SDGsとESGを初めて勉強する人は、簡単な本から読んでみましょう。SDGsは2030年までずっと仕事に関わる知識です。ESG投資・就職活動・転職活動の参考に、使ってみてください。