戦争をきっかけにして、NYダウ、S&P500、ナスダック、日経平均株価と、軒並み週足で下落しています。
大統領の発言ひとつで上下に振れて、毎日ストップ高・ストップ安がめまぐるしく移り変わります。正直エントリーしにくく、利確や損切りの基準を決めにくい環境です。
今、自分に言い聞かせていることは、
「下げきった時に、買う銘柄を考えておく」
「無理に動かない」
というものです。
今は知識と資金を蓄える時期にして、本とyoutubeを利用して投資の勉強を進めます。3月中には本紹介記事のアップをどんどん進めます。
※最終的な投資決定はご自身の判断で行って頂きますようお願い致します。必ず免責事項(リンク)の専用ページをお読みください。
もしも記事にして欲しい投資・トレードの本がありましたら、ページ右側にある「お問い合わせ」よりご連絡いただければ、お返事をさせていただきます。
1.相場サイクルとセクター投資
私が重要視している要素は、
短期的には「戦争」
中長期的に「金利高」と「インフレ」
です。
私が注目するセクターは次の通りです。
<注目セクター>
- 資源&素材:原油、ゴールド、ゴールド以外(パラジウム・アルミ・亜鉛他)、
- 農業商品:コーン・大豆・小麦
- 資源関連銘柄:鉱山・亜鉛・アルミ・鉄鋼など
- 金利高&インフレ:金融
個人投資家のための「市況株」短期トレード
ゴールド投資
図解金属の基本がよくわかる辞典
市場サイクルを極める
2.ファンダメンタルズ分析
2月で決算発表シーズンが終わりました。決算の材料は一服したので、今後下げれば買う銘柄を選別する段階だと感じています。あくまで「下げきって、反転の兆しが見えたら、分割して買う」ですので、今週来週のタイミングにはならないと思います。
金融緩和で何でもかんでも上がった金融相場から、銘柄が選別される業績相場に移り変わる段階だと感じます。ファンダメンタルズ分析が2021年よりも重要視されると考えて、次の本を読んでまとめたいです。
賢者に学ぶ有望株の選び方
ファンダメンタル投資の教科書
オニールの成長株発掘法第4版
3.テクニカル分析
テクニカルチャートの本を読み直し、一度テクニカル分析の基本に立ち戻ろうと思います。代表的な例で言えば、移動平均線3本がすべてきれいに上昇トレンドなら買い、というものです。
2020年3月以降が「K字型回復」と呼ばれたように、2022年も買われる銘柄とそうでない銘柄が二極化する可能性を想定しています。
ファンダメンタルズ分析をベースに選別して、テクニカル分析で買うタイミングを探る、この王道を重視したいです。
株価チャートの教科書
4.デイトレード
今日6%上がれば明日6%下げるような相場環境なので、私はとても付いていけません。とは言え、この価格のボラティリティはとても魅力的に映ります。
寄り付き後15分間だけ、または10時半頃から午前中だけなど、資金の数%でデイトレードでリスクをとる方法も試してみたいという気持ちが出てきています。
もちろん、経験や瞬発力が求められます。簡単に利益が出せるなんて思わずに、2022年5月の決算発表シーズンに、小さい額で試すことを考えています。
デイトレードの基本と原則
5.その他(空売り、うねりとり、ボリンジャーバンド)
空売りに適した環境に変わりつつあると感じます。
うねり取りや両建ては、投資初心者の私にはすごく難しいですが、日誌の付け方やシミュレーションに何のツールを使うかなど、今は試行錯誤中です。
また、米国株や日本株の指数が下落トレンド入りして、バンドウォークになる可能性も想定しています。『ボリンジャーバンド入門』以外の、もっと読みやすい本を探しているところです。
まとめ
専門家でさえ「戦争の行く先が分からない」と言っている以上、誰も未来を予測することなんてできません。
今は無理に動かずに、知識と資金を蓄える時期だと考えて、本とyoutubeで投資の勉強を進めます。「分からない時は何もしない」「下げきって、反転の兆しが出た時に、分割して買う」というスタンスをとろうと思います。
今年の1月、2月は極端に売買回数が減りました。利益も損失も限定的で、なにかを取り損ねた残念さと損はしなかった心の穏やかさが同居しています。この安定に浸かり続けようとせず、いつかはリスクを取りに行くことを意識して、相場の観察を続けます。
トレード・投資は上達します!